リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

久しぶりの青空で戯れる雲と話ができたら

2023年01月29日 | 日々の風の吹くまま
1月28日(土曜日)。🌥⛅🌤☀。予告通りに寒くなって来た。頭の上を縁がはっきりしたぶ厚い雲の塊が北から南のアメリカの方へけっこう急ぎ足で流れていて、東の山並みの上は青空。寒くなると南の方へ飛んで行くのが渡り鳥なら、これは渡り雲かな。放っておくと雪でも降らせそうな厚さだから、帰って来なくてもいいからね。

相変わらずセミ断食をやっている土曜日は、カレシは4つもレッスンがあって大忙し。ワタシは洗濯とキッチンの掃除。カレシの最初のレッスンの間に洗濯を始めて、終わるのを待ってささっとウォーキング。土曜日の朝だからか、歩いている人がたくさんいて、狭い歩道をすれ違うのにちょっと苦労。でも、たいていの人は笑顔なので、挨拶しながらけっこううまく避け合っている感じ。アジア人はあまり挨拶しない傾向があるけど、知らない人間とやたらと関わらない文化なんだろうな。マンションのエレベーターでも、年寄りはにこやかに挨拶する人が多いけど、若い人たちは男女とも「話しかけんな」オーラを出してスマホを睨んでいるもの。ま、お国柄それぞれ、人間それぞれだし、もしかしたら言葉の問題もあるのかもしれないから、それはそれでいいんだけどね。帰って来たらもうランチの時間で、今日は分厚いベーコン2枚とマッシュルームと卵4個でスクランブル風オムレツ。晩ご飯を食べないから、夜になって寒気がしたり、あくび連発にならないように、ここでしっかり食べておかないとね。



洗濯物を乾燥機に移して、食器とガスレンジの五徳とレンジフードのフィルターを食洗機に入れて、シンクを磨いていたら、外で杭打ちをしているような音。バルコニーに出て見たら、パタロ橋の架け替え工事の現場から。クレーンのそばに立っている2本の柱が主塔で、開通は来年の予定。隣のオレンジ色のアーチが1937年(85年も前!)に開通した今のパタロ橋で、新しい橋の完成後に解体される運命にある。でも、橋の本体の工事が本格化したから、その進展を写真に収めるのが今から楽しみ。翻訳や何やら楽しいことにどっぷり浸かる前にTelusのメールをチェック。ずらりと並んだ広告(即行で削除)に交じって管理会社からのメールがあって、来月14日に去年の防火設備の年次点検で留守だった部屋の点検と煙探知器の修理をするというお知らせ。点検のときに、寿命で頓死した煙探知器の取替えをリクエストしたので、下の方の「修理対象ユニット」を見たら、あ、あった。修理は午後2時半からで、我が家がトップ。カレンダーにフラグをつけておかなくちゃ。

定期検査は、各戸にある煙探知器(我が家は2個)が作動することを確認するだけの、ほんの2、3分のことなんだけど、住人か(不在になる場合は)代理人が立ち会う必要があって、これがいつも管理会社の悩みの種。早くから予告を出して、フロアごとの時間割を知らせるのに、検査当日に不在の部屋が続出して「後日再訪」ということになる。もちろん請負会社は無料ではやらないから、追加費用はオーナーが持ち分に応じて払うことになるんだけど、留守だった部屋の多くが賃貸で、しかもオーナーが非居住者だったりするから厄介。管理会社からのお知らせメールの「要在室」の部屋番号がやたらと多いので、数えてみたら、うは、何と33戸(高層棟全体の20%)。防火設備の定期点検は消防法に基づく義務なので、たとえ空室のままにしていても「おかまいなく」は通用しない。まあ、賃貸になっている場合は、ほんの2、3分のために半日でも仕事を休むのはごめんだと、通知を無視するテナントが出て来るのは理解できるんだけど、でも、今回も不在だったら、オーナーに規約に基づいて最高2万円の罰金。はて、どうするんだろうな。青空で戯れる雲に聞いたら、きっと無責任はほどほどにっていうと思うよ。








冷え込みを予告するピンク色の夕景色・・・


コロナとマスクとワクチンの今

2023年01月29日 | 日々の風の吹くまま
1月27日(金曜日)。☁☁。寒波の注意報が出ているけど、まだ寒くない。天気予報は晴れで、週明けには寒気団が移動して、気温は上昇。メトロバンクーバーで雪が降るときに一番多いのが、気温が急上昇し始めた時に南から湿った空気が入って来て、べた雪がどかっと降るパターン。気温は上がり続けるから、すぐ雨になって、雪は次の日あたりには消えてしまうのが普通で、週間予報を見たら、まさにそういう展開になりそう。水曜日の鍵は、気温上昇が早まってくれるか、寒気団がぐずぐずと来週末まで居座ってくれるかにかかっているかだけど、はて、どっちに転ぶかな。

今日は世界保健機構(WHO)でコロナの緊急事態宣言を解除するかどうかの会議をするそうだけど、いわゆる専門家はさっそく時期尚早だとか何とか。ま、緊急事態を解除して、いずれ収束宣言を出したら、あっちこっちのメディアで引っ張りだこの専門家の出番がなくなっちゃうよね。(つまり、誰も「いいね」を押してくれなくなるようなものかな。)カナダの保健衛生のトップは、WHOの決定に関わらず現行の措置を継続すると言っているけど、もう医療施設などでマスク着用が義務になっている以外は制限がなくなっているから、別に変えるところはないような感じ。まあワクチン接種推奨を継続するってことか。それくらいコロナは話題にならなくなっていて、オミクロン株の最強と言われた最新の派生種も、「クラーケン」(伝説の海の怪物)とあだ名がついて「あ、そう」でおしまい。冬の初めにはインフルエンザの大流行の方が問題だったけど、それもすでに下火。

ニューヨークタイムズにコロナの最新情報のページがあって、人口10万人あたりの新規感染者数を色分けした世界地図を見ると、(中国は無視して)ニュージーランド、台湾、日本、韓国が一番色の濃いホットスポット(多発地域)になっているけど、2週間の増減のグラフでは、東アジア3ヵ国はいずれも下降線。中国から始まって中国で終わるというのは何とも皮肉だけど、3年地球を駆け回ったウィルスもそろそろ息切れして来ているんじゃないかな。(ヨーロッパでは、なぜかフィンランドでだけ爆発的に増えているのはどうしてかな。もしかしたら、地続きのロシアから来たのかな。)その日本でも、コロナを格下げして、マスク着用を個人の裁量に任せることにしたらしい。でも、個人の自由となると自分では決められなくなるのが日本人の習性のようで、「するのか、しないのか、ルールを作れ」という声もけっこうあるらしい。メトロバンクーバーでは屋内でもマスクをしない人が多数派になったけど、それでも感染者は特に増えなかったようだから、日本でも大丈夫だと思うけどね。ワタシもスーパーと電車ではまだマスクをするけど、し忘れることも多くなったな。

まあ、コロナ対策は世界的に「ワクチン接種」、つまりインフルエンザ並みの扱いにシフトしている感じで、国内では証明もまったく不要になっているけど、何ヵ国にも行くクルーズはまだ「ワクチン接種証明」がないと船に乗せてくれない。秋の地中海クルーズも事前に提出が必要なので、州政府のサイトで、カレシとワタシそれぞれの医療保険番号、生年月日、接種日(何回目のでもOK)を入力して、5回分の接種記録がある最新の証明書を(カナダ政府のQRコード付きの様式で)ダウンロード。印刷して、4部ずつコピーして、ついでに(4回までの証明を送ってあった)2ヵ月後のリバークルーズの分もアップデート。でも、来年の秋の東京へのクルーズの頃には、こんな証明書なんか不要になっているかもしれないな。そうだといいね。