リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

半日で2日分の家事をやってしまった

2023年01月15日 | 日々の風の吹くまま
1月14日(土曜日)。⛅☀⛅☁。朝から何となく春が来そうな感じだけど、とっくに昇っているはずの朝日は相変わらず空を覆う灰色の厚い雲の後ろ。地平線の向こうのアメリカ側は晴れているのなか。それともアメリカ側も空の上はどんより雲なんだろうか。何かすっきりしないね。でも、よく見ると、雲と地平線の間も、雲の上の朝日に照らされた雲が金色に染まって入り乱れていて、何となくゴッホのひまわりのような感じでもあり、木星の縞模様のようでもあって、何とも幻想的。でも、後2週間もしたら、起きる頃には日が高く昇っているようになって、マザーネイチャーの朝焼け芸術も、早起きしなければ見られなってしまうなあ、







朝ご飯が終わる頃には晴れて来そうな気配。午前中のレッスンがキャンセルになったカレシは「時間ができたから」と、日曜日にやっていたバスルームの掃除を1日繰上げ。シャワーをしてから洗濯を始めるつもりでいたワタシは、カレシの掃除が終わるのを待とうかと思ったけど、先にウォーキングに行って来てからの方が効率的と判断して、ウォーキング、繰上げの掃除、シャワー、洗濯の順に変更。ま、そのあたりは弾力的にやらないとね。ウォーキングの間に青空が広がって来て、ちょっと汗ばむくらいになったせいか、所要時間は久々に17分を切って16分55秒。帰ってきてすぐに掃除に取りかかって、勢いに乗ってモップかけまで全部済ませてしまっても、まだ11時半。シャワーをしてから洗濯機を回し始めて、まだ「セミ断食」なので、今日最後の食事になるランチのしたく。調理に時間がかかるためにもっぱらランチのメニューになっているベーコンオムレツのハンバーガー風でしっかり腹ごしらえをしたら、食器と一緒にガスレンジの五徳とレンジフードのフィルターを食洗機に入れて、軽くレンジの周りの掃除。後は洗濯物の後始末以外は寝るまで自由時間。



メディアのニュースを読んで回っていたら、「下水道の詰りの原因はスウェットパンツ」という見出し。フレーザー川上流の郊外のミッションと言う町で、下水道が詰まってしまう事件があって、原因を調べていた作業チームが見つけたのが何とスウェットパンツ。誰かが水洗トイレに流したとしか考えられないそうで、キッチンやバスルームのシンクの排水口から流せるものじゃないのは確かだけど、いくらトイレの排水管が太いと言っても、スウェットパンツみたいな嵩張るものをどうやって流したんだろうな。水を流したぐらいではS字トラップをくぐり抜けられないと思うんだけどね。もしかたら、あの「ラバーカップ」でぐいぐいやって無理やり押し出したのかな。下水道に入るまでの距離を考えたら、戸建てのトイレかな。マンションや公共施設だったら、下水まで行かないうちに詰まって逆流騒ぎが起きるのは必至。トイレで汚してしまったのをそのままえいやっと「捨てた」のかもしれないけど、人間のやることって、ほんっとに、なぁにかんがえてたんだか。

新聞読みが終わったら、芝居の翻訳。ピアノを弾けなくなったピアニストが弾きたいのはコープランドとバルトークで、どちらも20世紀の作曲家。現役時代に、BGM代わりにシアトルのクラシック音楽専門のFMラジオを聞いていたので、コープランドの作品は、『ロデオ』とか『アパラチアの春』とかよく聞いたけど、バルトークはちょっとなじみが薄いな。あの頃愛読していた『The Enjoyment of Music』という本を本棚から探し出して来て、20世紀の音楽についてじっくり読み直して、ネットで探して何曲か聞いてみたら、このピアニストの心理を知る手がかりになると思う。バイオリニストで古典派を愛した亡夫は見向きもしなかったということで、そのあたりに心理の根底になる夫婦の形が見え隠れしているようで、ちょっと掘り下げて見る価値がありそう。芝居の翻訳はただせりふを訳せばいってもんじゃないから難しいんで、劇作家に演出家に役者と、一人何役の思考分析という苦行になりそうな予感がする。明日は雨の予報で、薄日がちになって来た夕暮れどきは束の間の夕映え・・・。