リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

お金を使った話ともらう話

2023年01月27日 | 日々の風の吹くまま
1月25日(水曜日)。☁。霧っぽいんだか、低い雲の中にいるんだか、何ともはっきりしないけど、外は一面の灰色。アジアでは旧正月で休みのところが多くて、カレシは今週けっこう暇なので、のんびり起きて朝ご飯。今日の午前中は、ウォーキングして来て、帰って来たら財布とスマホを掴んで、とんぼ返りで道路向かいのLondon Drugsへひとっ走りして、ついでにスーパーに回って明日の分がなくなった食パンを買って来て、帰って来たらランチにするチキンスープを作るという予定で、けっこう忙しいなあ。

行きつけのスーパーが、カレシが寝しなのココアと一緒に食べるお気に入りのクッキーを扱わなくなったもので、(商店街なんだから)どこかすぐ近くで売っていないかとチェックしていたら、何とすぐ目の前のLondon Drugsで売っていて、オンラインで注文して(すでに「マイストア」に登録してある)向かいの店で受け取れば送料は無料。さらに、サブスクリプションなるもので注文すれば、指定した量を指定した間隔で向かいの店に(そのときにセール価格になっていたらその値段で)配達して、メールで取りに来いと知らせてくれるということで、渡りに舟とばかりに30日ごとに5袋と設定して、これが第1回目。カロリー低め、砂糖少なめでいいんだけど、値段の割に中身が少ないので、次の配達までもつかどうかはカレシ次第。



オンライン注文のピックアップカウンターで大きな紙袋を渡されて、出て来る途中でふと思い立って銀行に入って、ATMから5千円ほど引き出し。あまりちょこちょこと少額の買い物をしない方なので、現金を持ち歩くことがほとんどなくて、コロナで「現金お断り」の店が増えてからはもっぱらクレジットカードだったから、お札を手にするのはほんっとに久しぶり。クリスマス前にウォルマートで大根を買ったときに、財布代わりのカードケースに1枚だけ残っていたお札を使ったけど、あれはいったい何年前に引き出したんだったか。あのお札が入っていたスロットにATMから出て来た4枚のお札を畳んで入れて、その足でウォルマートに行って、短い大根を1本だけ買って、お札1枚。そこから下のSave-On-Foodsに行って、食パンをひと袋だけ買って、お札1枚。たった2品で何と千円。帰って来て、お釣りの小銭を小銭入れ代わりのカップに放り込んで、残ったお札は3枚で3500円。お札を出してお釣りをもらって、「お金を使った」という実感がわいて来て、何だか不思議な気分だったな。

帰って来てのぞいた郵便箱に、きのう配達されたらしい封書とカタログが入っていて、封書はカレシの公務員年金のオフィスからのニュースレターと今年の支給額の通知と所得税の申告に必要な去年の受給額の書類。ニュースレターには「支給額6.5%引き上げ」の見出し。公的年金と同様に前年の物価指数の平均から計算して「物価調整」をする仕組みで、今年の支給額は月額で27万円。カレシがリタイアした2000年には月17万円だったから、毎年の物価調整のおかげで23年で10万円も増えた勘定。ここから公的な医療保険を補填する医療と歯科の2つの団体保険の保険料と所得税が天引きされて、手取りは23万円ということだけど、これ、最低賃金でフルタイム働いた場合の月収よりも多いんじゃないかな。まあ、現役のときにけっこうな掛け金を払って来た組合年金だから、一種の積立貯金みたいなもんだけど、それでも手厚いって感じだな。