リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

コンタクトから眼鏡に替えて良かった

2023年01月11日 | 日々の風の吹くまま
1月9日(月曜日)。☁🌧☁。雲が低く垂れこめていて、どんよりと薄暗いけど、よく眠ったので気分は爽快。朝ご飯を食べたら、さっそく仕事。コメントに従って手直しするところを手直ししたら、残りは22ページ。マティニ・タイムまでには完了して、Dropboxにアップロードできそうなので、とりあえずウォーキングとランチ。ごく普通のバンクーバー圏の冬という感じで、湿っぽいけど寒くはないのがいい。このまま春になってくれるといいけどな。

仕事の方は、がんばったおかげで午後3時を過ぎる頃におしまい。どういうわけか、ヨーロッパで作成された英語のお役所文学には昔からやたらと受動態が多い気がする。そのまま日本語に訳すと、される、される、されるの連呼になって、読んでいるうちに何となく小町横丁を歩いているような感じがして笑ってしまう。でも、主体性がないような感じもして、日本語の「○○することになりました」と似たようなもので、自分の意志で○○することにしたんじゃなくて、成り行きでそういうことになった(うまく行かなくても自分のせいじゃないよ)と言っているみたいにも聞こえる。まあ、そこがお役所的な思考なのかもしれないな。とにかく、云々の理由でとコメントを付けて、変えられるところは能動態に変えて、ああ、すっきり。

ファイルをアップロードして、翻訳担当者にメールで知らせて、後はフィードバックを待つだけ。雨模様なので、スーパーにひとっ走りして、あしたの朝ご飯に必要なものだけを買って来て、マティニ・タイムでひと息。夜になって、コメントを入れたファイルが戻って来て、手を入れ直すのはほんの1、2ヵ所だから、続きはあした、あした。肩が凝っちゃったし、目も疲れたし、こっちこちのお役所文学はもうおなかいっぱい。でも、コンタクトレンズをしていた時と違って、眼鏡に替えてからはドライアイに悩まされることもなくなって、目が疲れたら、眼鏡を外してちょいと目薬を注すだけで、すぐ眼鏡をかけ直して仕事を続けられたのには大助かり。何しろ眼鏡の処方箋の球面度数SPHが右マイナス9.75、左マイナス7.75というド近眼で、円柱度数がマイナス1.5、乱視軸が170というおまけ付きなもので、長時間かけていられるかどうかが心配だったんだけど、どうして、どうして、プラスチックレンズの眼鏡はいたって快適。

つまり、ドライアイがひどくなって切羽詰まった挙句にコンタクトを使えないときの代用として作ってもらったのが、初めてかけたその時から40年以上も頼って来たコンタクトをあっさり袖にしてしまったわけで、切り替えてからまだわずか1ヵ月半なのに、もうずっと何年も眼鏡をかけていたような感覚なのがおもしろい。夜、バルコニーに出て、雨上がりの冷たい空気を胸いっぱい吸いながら夜景を満喫。最近は光の海がやたらときらきらして見えるようになって、初めは冷え込んで空気が澄んでいるせいかと思ったけど、雨の夜でもそうなので、もしかしたら眼鏡のせいなのかもしれない。思うに、酸素透過性のレンズは涙やたんぱく質が溜まるのを毎日洗浄液でこするわけで、1年、2年と使っているうちに表面に微細な傷がついて曇りがちになっていたんじゃないかな。いうなれば、白内障みたいな状態になっていたんだと思う。そういえば、裸眼ではありとあらゆる光が大輪の花火のように見えていたのが、それが目を見開かないとスイカのスライスみたいな半円形に見えるようになっていたんだけど、眼鏡に替えてからは無理をしなくても自然にまん丸に見えるようになって来たし、長年のコンタクトレンズ使用と関係があるらしい眼瞼下垂も改善されて来たということかな。世の中がくっきり明るく見えるようになったし、カレシは「目がぱっちりしてかわいいよ」と(くすぐったいことを)言ってくれるしで、まさに眼鏡さまさまだね、うん。