リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

たくさん家事をしてから断食を始めると

2023年01月22日 | 日々の風の吹くまま
1月21日(土曜日)。☁☂🌧☁。起床8時半。かなり寒くて、バルコニーの温度は3度。平地では雪は降らなかったようだけど、きのう今年は雪がないと書いたコクィットラム山には雪。あまり深そうではなさそうでも、雪は雪。山にたくさん雪が降ってくれないと、春に貯水池に水が溜まらなくて、夏には水不足になってしまう。特に、メトロバンクーバーの上水道は雪解け水が頼りだから、今の季節に山に雪がないのは困ったもんだ。

カレシは10時のレッスンがキャンセルになったと言って、「ウォーキングをしたら、掃除をやってしまおう」。それはいいけど、ワタシは洗濯とキッチンシンクの掃除もあるから、ちょいときつい感じ。でも、ミニ断食の日だし、日曜日の床掃除を今日に繰り上げて、午後の早いうちに全部やっつけてしまえば、晩ご飯がない分、夕方から先はぶっ通しでフリータイム。あしたは午後に買い物に行かなければならないから、午前中の時間が空くのは魅力だな。ということで、まずはウォーキング。外は雨がぽつぽつ。帰って来たら、真っ先にベッドのシーツ類を剥がして、洗濯の第1ラウンド。その間にいつもの手順で床掃除をして、洗濯の第2ラウンドを始めて、ランチの時間までにはおしまい。今日のランチは冷凍庫にあったワレニキ(ペロギ)を茹でて、残っていたウクライナ名物サーロを小さく切って混ぜて、サワークラウトを添えただけの思いつきレシピ。サーロは豚の脂身の塩漬けだから、カロリーはけっこう高いけど、脂身なのにコレステロールは少ないし、不飽和脂肪酸が多いし、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ナイアシンと言った栄養がたっぷり。それ以上に、ヴィクターの店で作っているのは病みつきになりそうな味わいと食感があって、おいしいの何のって。

ランチの後は、まずはあしたの朝ご飯に使うベーコンを細切れにして焼いてから、洗い上がった洗濯物第2ラウンドを乾燥機に入れて、食器と五徳をまとめて食洗機を回して、レンジとキッチンシンクの掃除。次に第1ラウンドで洗って乾いたシーツ類で即行のベッドメーキング。マットレスが重いから、汗をかいての重労働で、おなかが空いてしまいそうだけど、大丈夫かな。残る「家事」は乾燥した第2ラウンドの洗濯物を畳んでしまうことだけで、カレシが「そろそろ寝るか」と言い出す時間(断食の日はだいたい真夜中)まで、脚本の翻訳に没頭。コープランドののどかな『アパラチアの春』を聞きながら、一心不乱に集中していたら、翻訳の進み具合にびっくり。この『アパラチアの春』は、雪解け水の粒がひとつポツン、またひとつポツンみたいな超スローモーな出だしが、春の訪れを感じさせて、何ともたまらない。

一心不乱をときどき中断して、足腰を伸ばすついでに乾いた洗濯物を畳んだり、乾いた食器と五徳を食洗機から出して、元に戻したり。やっぱり、中断するものが何もないからと一心不乱になってしまうと、時間という感覚を忘れてしまって、3時間も4時間も同じ姿勢でキーをカチャカチャするから、足や腰がコチコチになって痛くなって来る。外が暗くなったあたりからは、大あくびの連発になって、それを無視してキーを叩いているうちに、今度は何となく肌がざわざわと寒くなって来る。外が寒いとよけいに寒く感じるのかもしれないけど、断食と関係があるらしい。意外と空腹感はなくても、朝昼だけで食事の量が少ない分、体内で燃やすものがないので、エネルギーが作られなくなって寒く感じるらしい。暖房が足りないのかなあというような感覚で、初めの肌寒さから、座っていると膝のあたりが冷たく感じられて来て、そのうち指先まで冷たくなって来る。寒いんだけど、まあ、今日は特に家事が多くて、いつもより体を動かしたから、午後までに持っていたエネルギーを使い果たしちゃったのかもしれないな。あは、あんまりあくびが出るもので、目から涙がぼろぼろ。今日はちょっと早寝してしまおうかなあ。