リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

今年も普通の日常は普通じゃないかな

2023年01月04日 | 日々の風の吹くまま


1月3日(火曜日)🌧☁🌫🌥🌤。きのうの暮れ時には夕焼けが見えたので、今日は晴れるかなと思っていたら、朝から何となく小雨模様。やっぱり前に迫り出していた黒い雲に勝てなかったのかな。予報では午後には回復するらしいけど、気温はちょっと下がり気味。向こう2週間は「雪」のマークがないからいいけどね。だって、あと2ヵ月半もすれば春が来るんだもの。でも、それはまだちょっと先の話だから、まずは今日から普通の日常に戻るところからスタート。

メディアは去年はああだった、こうだったとひとしきり回顧。去年2022年も受け入れた移民の数は43万人以上と過去最高。ワタシが来た1975年には2300万人しかいなかった総人口が、今日現在の推定では約3805万人だそうだから、4千万人を超えるのは時間の問題だな。陸地面積が900万平方キロの世界で2番めに広い国に、世界の総人口の0.48%が住んでいて、人口密度は1平方キロあたりたったの4人だから、数字の上では国中が過疎地みたいだけど、80%を超える3千万人が都市部にかたまっていて、バンクーバーもトロントも家賃が高騰しているから、新移民にとっては住居を確保するのが最大のチャレンジ。それでも人口の年齢の中央値は1975年の27.5歳から2020年には41.1歳と高齢化が進んでいるので、どんどん移民を受け入れないと、ベビーブーム世代が大挙してリタイアした後の労働人口の穴埋めができなくなってしまうんだよね。

で、今年の話となると、値上げラッシュが続く話にマイホームの価値が下落する話に世論調査の結果と、こうなる、ああなると賑やかだけど、すでに決まっていること以外は、バンクーバー圏の天気予報と同じかな。つまり、外れることが多いってことだけど、先を見通したがるのが人間だからね。去年はインフレがすごかったけど、特に2桁のインフレだった食料品が今年はさらに5%から7%も値上がりすると予想されて、夫婦と子供2人の世帯では食費が10万円以上も増える勘定だそうだから、家計は厳しくなりそう。電気もガスも値上がりするし、働いている人たちは給料から天引きされる国民年金の掛け金の率が5.95%になって、雇用主と雇用者の両方を払う自営業の場合は何と11.9%。一方で国民年金と老齢年金が規定の物価調整で6.3%引き上げられるし、75歳になるワタシの老齢年金はさらに10%増えるし、カレシの公務員組合年金も国民年金に準じて増えると思うから、シニアにはまだやさしい国だよね。

ある世論調査で、回答者の半数が連邦議会の総選挙を望んでいるという結果が出たそうで、その理由が「トルドー降ろし」。トルドー君は何しろ嫌われ者になっちゃって、少数政権でもあるし、選挙をやったら勝ち目はないだろうけど、くだんの世論調査では選挙もトルドー君の辞任も期待していない人が多かったそうだから、文句を言いながらも現状維持というところかな。さて、今日の夜空は月に叢雲。晴れるのか曇るのか、2023年がどんな年になるかは神のみぞ知る。仕事しよ、仕事っ。