リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

冬の暖房で電気料金は冷房なしの夏の6倍

2023年01月06日 | 日々の風の吹くまま
1月5日(木曜日)。⛅☁☂。雲の間から朝日が差し込んでいて、晴れるといいなと思ったけど、どんどん曇って来て午後には雨。強風注意報では、夜から夜中過ぎまでの短い間に最大瞬間風速は20メートルちょっとの大風。荒れるなあ、ほんとに。旱魃地帯のカリフォルニアで土砂降りかと思うと、ヨーロッパでは夏のような陽気でスイスのスキー場は商売上がったりという話だし、ほんっとに、もうっ。

あしたはエピファニー(公現祭)で、イギリスの慣習によると、この日の前夜(つまり今日)までにクリスマスの飾りを片付けないと災厄が降りかかるんだそうな。たぶん、「おい、いつまでクリスマス気分でいるんだよっ。早く片付けんかいっ」というありがたい催促なんで、災厄なんてのは動機付けのための脅しだと思う。でないと、忙しいとかめんどくさいとか、後片付けをしない理由はいくらでも転がってるもんね。というわけで、今日は我が家もツリーの解体と片付けの日。飾りもライトもツリーもみんな撤去して、家具を元の位置に戻したら、なぁ~んとなくだだっ広くて寂しい気がしないでもないなあ。うん、また次のクリスマスにね。

ニューウェストミンスター市から昨日送った問合せの返事が来ていて、「おたくの電気料金請求書は1月3日に郵送しました」。あ、やっぱり悪天候やクリスマスホリディで業務が遅れていたんだ。金額を教えてくれればすぐに払うのにのんきだなあ。じゃ、今日か明日には届くだろうから、あわてず騒がすで行くか。でも、今日ちゃんと郵便箱に入っていて、開けてみて、うっひゃぁ、5万7千円。いつも年間で使用量が一番大きいのは次のサイクルだから、次の請求書がどうなるか、しぃらないっ。でも、よく見たら、インフレ関連の給付金1万円が引かれていて、そうでなければ請求額は6万7千円になるところ(でも気候変動対策税や公共交通税、売上税が上乗せされているので、電気料金そのものは5万8千円)。そっか、そっか、去年、州の電力会社(BC Hydro)が利用者に1万円のリベートを出したのに、市が頬かむりをして市民は恩恵に与れなかったので、今回はそうは行かないと思ったんだろうな。銀行の口座をチェックしていたら、州政府からも何やら1万2千円ほどのお金が入っていて、どうやら我が家も満額ではないけどインフレ対策の給付金の対象になったらしい。インフレ手当は合計2万6千円。税金を納めた先の政府がそのお金を返してくれるんだから、うん、ありがとうね。

それにしても、元々クーラーがない我が家の電気料金は、夏に比べて冬は一気に6倍以上。暖房を調節するサーモスタットは、日中は23.5度、夜間は部屋によって20度から21度に設定してあるけど、ほぼガラス張りの金魚鉢をあまり効率の良くないベースボードヒーターで暖房しようとするとこうなっちゃうわけで、すごい落差だな。それでも、日中でも氷点下の寒波があってポータブルヒーターを動員したのに、1日平均の使用量が去年の同期よりそれほど増えなかったのは待機電力をかなり減らしたからだと思う。でも、毎年のように値上がりする電気料金で夏と冬を比べても意味がないので、過去の請求書を出して来て使用量を調べてみたら、まず、去年1年間の総使用量は1万8760kWhで、居住面積1平方メートルあたり135kWh。これを1日平均で見ると50kWhになり、一番消費量の少ない夏は10kWhから15kWh、冬のピークにはだいたい80kWh。マイナス2ケタの寒波が1週間も続けば1日90kWhは行ってしまいそうだから、今のレートなら1ヵ月4万円近くかかる勘定か。ふはぁ。でも、クリスマスライトを片づけたから・・・と言ってもLEDだから大して違いはないか。