リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

ほどほどにというのが一番難しいところ

2023年01月12日 | 日々の風の吹くまま
1月11日(水曜日)。☁🌥🌤。こぶの日。静かな日。どよぉ~んとした空模様だけど、、なぜか南の方が明るい。南の方と言うと、青空が見えているあたりは国境の南。つまり、アメリカの方は晴れているってことか。何でアメリカ側が晴れていて、カナダ側はどんより曇り空なんだろう。人間が勝手に地図の上に引いた線のあっちとこっちで、片側は晴れ模様で反対側は曇り空なんて、フェアじゃないよね。あのぉ、お日様さぁ、この鬱陶しい雲をずっと北の方へプッシュしてくれないかな。でなかったら、このどんより曇を南の方に押しやっちゃうけど、それでもいいのかな。でもまあ、お天気は国境なんか知ったこっちゃないからね。


きざきざの山脈が北へ伸びて来て・・・

国境を越えて来て・・・

さらに北に向かって・・・

普通なら今ごろの季節にワシントン州からBC州の方に数珠つなぎになって流れて来ているはずの「大気の川」(通称「パイナップル特急」)が、今年はずっと南のカリフォルニア州の方に行っていて、北部のサンフランシスコやサクラメントで土砂降りの雨を降らせて、あちこちで洪水が起きていたと思ったら、今度はさらに南のロサンゼルスで土砂降りになって、100年に一度の洪水が危惧される事態。パイナップル特急はたいてい3個ぐらい続いて来るから、とうとうカリフォルニア州の人口の何と90%が洪水注意報の対象になっているという話。まあ、何年も旱魃が続いていたカリフォルニアでは、去年はケチャップにするトマトが大不作で、テイクアウト用の小袋の需要増と重なって、アメリカ全国でケチャップ不足が起きたくらい(アメリカはケチャップなしでは夜も明けない国)だから、大気の川が南に流れて、乾き切ったカリフォルニアを潤しているのは喜ぶべきなのかもしれないけど、でも、乾いた地面にはなかなか水が浸み込まないから、いきなり土砂降りでは手に負えないよね。

やっぱり何でも「ほどほどに」が一番だと思うんだけど、世の中で一番難しいのもこの「ほどほどに」かな。何でも「ほどほどに」やっていたら、大量生産と大量消費のビジネスモデルは機能しなくなるだろうから、次々と新製品が出て来なくなりそうだし、ビジネスが繁盛しなくなって経済は成長しないだろうな。地球には優しくなって、気候も季節の移ろいも天気も、ちょっとは穏やかになるかもしれないし、大食いもしなくなって健康にもいいかもしれないけど、せっかちになり過ぎた人間の生活が穏やかになって、精神的にもゆったりするかどうかは、たぶん別の話。もしかしたら時間の大量消費もなくなって、人間は暇を持て余してしまうかもしれないな。で、人間が暇になってしまうと、あんまりろくな事はないような気もする。ほんとに、「ほどほどに」はやっぱり難しいね。

仕事が終わったから、肩の力を抜いてのんびりとリタイア暮らしに戻ろうと思うんだけど、その切り替えがけっこう難しくて、1日中何となくそわそわ、うろうろ、だらだら。困ったもんだと思うけど、何とか気持を入れ替えて、あしたからは芝居脚本の翻訳に熱中しよう。仕事として翻訳に没頭しても楽しくないけど、やりたい翻訳に熱中するのは、どんなに難しくても楽しいから、結局のところ、「ほどほどに」はどこかへ吹っ飛んでしまいそう。ま、それがリタイア暮らし。今日の晩ご飯は、ちょっと目先を変えて、シチュー用の牛肉をチョッパーで挽いて、ハンバーグステーキを作ってみようかな。簡単、簡単。よし、ハンバーグゥーで行こうっと。



高層マンションも築10年となると

2023年01月12日 | 日々の風の吹くまま
1月10日(火曜日)。🌥🌤☁🌤。雨、ひと休み。でも、朝日は相変わらず分厚そうな灰色の雲と地平線の間から顔を出しているけど、南から西にかけて(下流の方)は明るいから、今日は予報通りに日が差してくれるかな。そこのところを期待して、ワタシは午前中は日本ではまだみんな眠っている時間だからと、仕事はほったらかし。カレシは11時にドイツのエスターとのレッスンがあるので、早めにウォーキング。

ロビーから外に出たら、前の道路に水漏れやガス漏れなどの応急修理をする会社のトラックが2台と配管屋のトラックが1台、フローリング業者のトラックが1台。そっか、年が明けてから朝の9時頃くらいから午後3時過ぎまで、週末以外は毎日のように、頭の上でトントン、カンカン、ゴリゴリという音がしていたけど、建物のあちこちでいろんな工事をやっているんだな。(集合住宅では、頭の上から聞こえても、音源は真上の部屋とは限らないんだそう。)このマンションも今年の秋で築10年になるので、継ぎ目から水が入るぷくっと膨れる癖がある超安っぽいフローリングは、どのユニットでも傷みが目立って来ていそうで、特にどんどん値下がりする前に売ってしまいたい賃貸ユニットのオーナーが床の張替えをやっても不思議はないかな。そうでなければ、先月の大雪で窓枠に積もった雪が大寒波で表面がカチカチに凍って、内側からの熱で解けた分が隙間だらけの窓枠から中に入り込んだために浸水という可能性もありそう。

我が家も過去に3度、冬の間雨風に晒される方角にあるリビングとダイニングで「フローリング下浸水」があったもの。最初のときはリビングのフローリングが5ヵ所も膨れて、管理会社が寄こした修理業者がフローリングを剥がしたら、窓の下に大きな水たまりがあってびっくり仰天。室内プール付きだぁ、プールサイドパーティをやろうとか、水冷式床冷房だぁとか言って笑ったけど、水が蒸発してコンクリートが乾くまで1週間もかかって、それまで家具をダイニングエリアにまとめていたので、まるで引越したばかりのようだったな。雨漏り2度目はダイニングテーブルの下で、ルーフデッキからの浸水。外壁との境の防水工事がずさんだったためで、デッキのコンクリートタイルを外して、真っ黒な防水材を塗って解決したけど、3日くらい臭いが室内に入って来て閉口したな。あの時の膨れたフローリングは目立たないので今でもそのまま。そして3度目は改装中にそのフローリングだけを取り替えられるかどうか相談していて見つけたもので、リビングとダイニング間の柱の裾。石膏ボードに大きな穴を開けて、内側から防水処理をしてくれたけど、6年間に3度はないだろって感じ。

でも、上には上があるもので、隣は2度の雨漏りで2度とも床だけではなくて石膏ボードの張替えも必要になって、一時的な引越しを余儀なくされていた。何しろ、ユニット全体が同じフローリングだし、開発業者が保証期間中に使うためにストックしていた材料は我が家の最初の修理で使い果たしたので、傷んだ板だけを取り替えるというわけにも行かないから大変。修理業者のトラックが2台止まっていたということは、雨漏り被害は1戸だけじゃないということか、あるいは雨漏りだけじゃなくて、食洗機や洗濯機からの水漏れや排水口からの逆流もあったのか。ま、築10年ともなるとあちこちに傷みが出て来るだろうし、備え付けの家電は高級ブランドは名前だけの粗悪品で、とっくに寿命を過ぎているだろうから、今年は修理や改装の工事が多いかもしれないな。住いのメインテナンスは、快適に暮らすためには何よりも大事なことだから。

☆明日から雨、雨、雨の予報なのに、何ともみごとな夕焼け☆


反射する夕日はなぜかピンク・・・