リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

リビングの模様替えをひとりでやってしまった

2023年09月03日 | 日々の風の吹くまま
9月2日(土曜日)。☀。夏休みサイドの三連休の初日。少しは暑めだけど、このまま秋になるのかなと言う感じ。朝ご飯を食べて、カレシは9時からグループレッスン。ワタシはいつものように洗濯を始めようと思ったけど、リビングの模様替えをしたら汗をかくだろうから、洗濯は明日と言うことにして、まずテレビをレクルームに移す作業。大きいけどけっこう1人で運べるくらいの軽さ。昔のテレビなんかえらく重かったから、この軽さは中身が空っぽってことじゃないだろうな。空っぽなのはそのテレビに映る番組の方だと思うし・・・。

カレシのレッスンの後でウォーキングに行って、今日は土曜日だから晩ご飯をスキップするプチ断食をやるのかと聞いたら「やるよ」。うは。でも、模様替えを始めちゃったからなあ。と言うことで、次はソファをポイントBCの窓際に移動して、。その前にコーヒーテーブルを置いたら、あは、もう何か雰囲気がガラッと変わってる。見学しに来たカレシがどれどれと座ってみて、ごろんとひっくり返ってみて、「すごくいい感じだ」。そう、じゃあ、このまま続行と言うことにするか。次のステップはテレビを置いてあった本棚をソファのあったところ(ポイントAB)に移動することだけど、重すぎるから、本を全部出してからよっこら、よっこらと移動。ポイントBにあった電気スタンドはソファの反対側に移動して、壁のポスターをちょっと移動。本棚があったところ(ポイントCD)は箒で掃いて、掃除機をかけて、モップでごしごしやってから、椅子をポイントDに移動。どんどん雰囲気が変わるから、おもしろくなって、本棚に組み込んであったミニコンポのプレーヤーを出して上に乗せることにして、本棚の後ろの下の段に空けてある穴からコードを通すのに手間取ったけど、ダイニング側のラジオと背中合わせだから扱いやすくなりそう。

プチ断食の日はランチをがっちり食べることにしていて、今日もベーコンときのこのオムレツ。今日はロブスターきのことヤマブシタケとマイタケ。午後にマットが白ャンテレルとロブスターきのこ(とカレシが大いに気に入ったイタドリのピクルス)を持って来てくれる予定。卵3個を溶いて流し込んで、トーストしたブリオシュローフに合う形にまとめて出来上がり。いつものニンジン100%のジュースを添えて、元気百倍。移動した本棚も本を戻して、ポイントCに斜めに置いてあったスタンドを窓際にはめ込んで、ゴムの木の鉢を置いて、ポイントCも終了。大汗を書きながら、よくがんばるなあ、ワタシ。最後の難関はテレビの置き場で、ポイントA側の背の高い本棚の上半分を空にして、間のCDキャビネットを動かして、窓側の本棚を支えにしてぐぃ~っと押して移動。テレビがきっちりはまるスペースになったので、キャビネットを戻して、テレビを置く算段。これがほんとの難関で、思いつきでちょっとした工作をしながらの展開。それでもレクルームから持って来た小さめのテレビに電源コードとケーブルのコードを取り付けて、ケーブルボックスとDVDプレーヤーにはそれぞれの電源コードとケーブルを取り付けて、何とか格好がついた感じ。降ろした本を全部本棚に戻して、模様替えは完了。

テレビとケーブルの接続はうまく行ってテレビ番組は見られるけど、肝心のDVDプレーヤーが機能しないもので、カレシも参加してああだこうだとやっているうちに、あは、入れていたハウザーのALONE, TOGETHERが始まった。やった、やった。テレビが認識するのに時間がかかったってことかもしれない。しばしソファに座って、胸に迫るチェロのメロディに耳を傾けて休養。外した絵を描けるのは明日にしよう。腰が痛くなって来たし、膝はがくがくだし、肩敗退し、手には青あざができているし、あぁ~あ、明日はきっと体中ががくがくだろうなあ。でも、思いつきの模様替えは大成功で、テレビが眺望の邪魔をしていた窓が全面的にクリアになったので、空間全体が広々として見えるのがいい。窓際の揺り椅子に座って、新しいパタロ橋のある風景を眺めるのが楽しみ・・・。


ポイントA→C

ポイントB→D

ポイントC→A

ポイントD→B

ポイントA‐B→C-D

ポイントC-D→A-B

航空会社が機内に子供フリーゾーンを作るんだって

2023年09月03日 | 日々の風の吹くまま
9月1日(金曜日)。☀⛅。はあ、もう9月になっちゃった。子供たちにとっては夏休みの遊び納めの週末で、レイバーデイの三連休が終わったら、一斉に新学年。何でもBC州では教員不足が深刻化しつつあるんだそうで、教員組合によると現行の給与では住むところも日々の生活もままならないのが原因らしい。左派政権になるたびに組合が子供たちの将来のためだと言って賃上げ闘争をやって来たおかげで、BC州の教員の年収はすごいし、リタイアした後の組合年金もすごいと聞いていたけどなあ。そういう環境で教育されて来て社会に出て来た子供たちはというと、ワタシとしてはつい自分に子供がいなくて良かったと思ってしまうわけ。まあ、今どきの先進国ならどこも似たようなもんじゃないかな。

ヨーロッパのある航空会社が、子なしカップルや出張のビジネスパーソン向けに、飛行機の中に壁やカーテンで仕切った「16歳以上のみ」のゾーンを設けたそうで、掲示板なんかで飛行機の中で泣き叫ぶ赤ん坊や騒いでいる子供を放任する親に迷惑を被っている苦情をよく見るようになったと思っていたところだから、さもありなんかな。気圧の変化などで赤ん坊が泣き出すのは致し方ないところがあるけど、しつけがなっていない子供は(特に子供のいない客には)確かに迷惑だよね。あれ、自家用車が普及して、家族そろって車で旅行するのも普通になったせいで、車の中が「我が家」の延長のようになって、その感覚が飛行機の中にも持ち込まれているんじゃないかな。ネットの世界で育った若い層に至っては、周りに生身の人間がいると言う感覚すらないような、要するに「そこにいるけど、そこにいない」ような人が増えている感じだし、そういうのがコロナの間に増長されんじゃないかと思う。

こういう「大人オンリー」とか「家族連れオンリー」とか「お静かにゾーン」とか言うサービスをやっている航空会社は他にもあるそうで、見たところ主にアジア圏の格安航空会社(LCC)なのがおもしろいところで、私たちが行儀の悪い子供(と親)に辟易させられたのは2回くらいで、どっちもアジア系の家族だったから、子育て観念の違いなのかも。子供フリーで思い出したのが、10年くらい前のカナダ西部でLCCとして創業して人気のあったウェストジェットのコマーシャル。画期的な新サービスとして、カウンターで小さい子を手荷物と一緒に預けると、子供は「トラベル・トボガン」という専用のトレイで手荷物コンベヤで運ばれ、係が貨物室の専用スペースに送り届けて、飛行中は保育士が世話をしてくれるというもので、「おもちゃもおやつもたっぷり。好きなだけ走ったり、叫んだりできます」。一方で、子供から解放された両親は機内で頬を寄せ合って「ハネムーン気分」。最後に子供が「エイプリルフール!」と種明かしをしてジ・エンドとなるんだけど、コマーシャルが流れた後で予約の問合わせ電話が殺到したという、笑うに笑えないオチがついている。それだけうるさい子供を何とかしてくれと内心願っている大人が多いってことなんだと思う。

もちろん、子供を貨物室に乗せるなんてことは現実としてできないのは当然なわけで、それでも騒ぐ子供から離れたいという潜在的な需要があるのは確かだろうと思う。まあ、赤ん坊は泣くしかコミュニケーションの手段がないんだし、小さい子は目先が変わると興奮しがちなんだから、問題の根源は行儀の悪い子供じゃなくて、家の外に出てもそのままマイホーム感覚で行動する親の問題だと思うけど、その前に学校教育の環境や目標にも何らかの問題があるんじゃないかな。でも、子供を産み育てなかったワタシがSNSなんかでそんなことを言ったら、それこそ子育て中のママたちから非難囂々で大炎上するだろうな。ワタシ、自分は産めなかっただけで、子供は誰の子でもかわいいと思うけど、だからといって何時間も閉じ込められる飛行機の中でぎゃんぎゃん騒がれたら、イライラするだろうな、やっぱり。いや、子供だけじゃなくて、あたりかまわず大声でしゃべりまくるコドモオトナにも・・・。