リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

マティニを傾けながらの夫婦のひとときっていいもんだよ

2023年09月05日 | 日々の風の吹くまま
9月4日(月曜日)。☁⛅☁。連休最後の日で、子供たちの長い夏休みも今日でおしまい。メディアには「休みの間に乱れがちだった子供の生活リズムをいかにして元に戻すか」という記事があったりする時期。何しろ2ヵ月の長丁場で、宿題ってものがないし、家族旅行だのイベントだので生活リズムが狂ってしまった子がかなりいるだろうとは想像に難くない。明日は子供もタイヘンだけど、親にとってもタイヘンだろうな。

連休とはまったく関係ない私たちは、レイバーデイ(労働者の日)の今日は休養日。ワタシなんか、おととい、きのうはそれこそ「労働の日」で、たっぷり筋肉労働をしたもんね。やり始めは腰も膝も肩もみんな痛くなったけど、今日は腰も膝も痛まなくなったから、75歳のおばあちゃんにしては大したもんだなあと我ながら感心。カレシはリビングエリアの入口で止まっては、ぐるっと見渡して「見違えるくらい良くなったなあ」。ほんと、ワタシも思い描いたよりもずっと広々として見えるのが感動的で、もっと早くに思いついていれば良かったなと言う気分。しょっちゅうソファに寝転がっているカレシと違って、ワタシはいつもオフィスに座っていて、リビングで過ごすことがあまりなかったから、この8年の間に一度も模様替えしようかなんて思いつかなっただけなんだけど。

のんびりしていたら、午後にアマゾンの配達。ミニコンポを本棚の上に置いたら操作しやすくなったので、マティニタイムに気が向いたらいつでも好きな音楽を流せるように、手近にCDを何枚か置いておこうと思ったんだけど、それならCDをまとめて置けるラックのようなものが必要。それなら善は急げとアマゾンで探したら、シンプルなメッシュのバスケットが見つかって即行で注文。それがきのうの午後で、翌日にもう届いたから、配達スピードの新記録。何枚くらい入れられるのか知らないけど、たぶん20枚くらいかな。これでいちいちCDキャビネットから出して来なくても良くなったし、カレシも廊下のCD棚に並べてあるジャズのコレクションから自分の好きなものを選んで入れておけるので文句なし。しかもちょうど背中合わせになっているミニコンポとラジオの間にぴったり収まるサイズなのがいいところ。




我が家では晩ご飯のしたくを始める前の午後4時が「ハッピーアワー」で、キッチンカウンター外側のバーのスツールに座っての「夫婦の会話」の時間。もっとも7時から英語レッスンの予定が入っている日はムードに浸っている時間はあまりないけど、毎日じゃなくても、朝から晩までハードロックを流しているラジオを消して、もっとムードのあるクラシック音楽や大人のポップスやジャズを聞きながら、カレシが作る極上のマティニを傾けるのって、ちょっとおしゃれな大人のひとときと言う感じがするじゃないの。もっとも、たまにはワタシの好きなCCRやイーグルスも悪くないかなあと思うけど・・・。

あちこち痛むけど模様替えの仕上げ

2023年09月05日 | 日々の風の吹くまま
9月3日(日曜日)。⛅🌧☁。連休中日。雨が降るのか晴れるのか、女心(「男心」のまちがいじゃない?)と秋の空っていうからねえ。ま、移ろいやすいことでは女も男も違いはないらしいけど、SNSだとか何だとか目移りしちゃいそういなものが溢れているから、秋風が吹いていなくてもくるくる気が変わるんじゃないのかな。もっとも、この年になったら頑固になるのかどうか知らないけど、そうやって目移りするのって何か億劫だなあ。

日曜日は掃除の日。きのう洗濯をさぼったから、今日は洗濯と掃除の日。いや、リビングの模様替えの総仕上げもあるから、は、今日は大忙しの日か。背中が痛いし、膝も痛いし、肩も痛いし、指の関節なんか両手ぜぇ~んぶ痛くて、力を入れて握ると中指が突っ張るんだけど、でもまあ、よく考えるといつもあちこちが痛いような気がする。何しろずっと昔、当時のかかりつけのドクターに「痛みの閾値が高すぎるから、気を付けないと大きな病気を見逃しかねないよ」と言われて、ワタシって鈍感なんだよねぇと笑っていたら、1週間ぐらい経って知らないうちに大きくなっていた卵巣嚢腫が破れて入院する騒ぎ。子宮内膜症から始まったらしく、骨盤の中はすでにめちゃくちゃで、婦人科の専門医が「こんなになるまでよく我慢できたねえ」と感心するやら、呆れるやら。でも、あれから痛みに敏感になったかと言うと怪しいもんで、我慢できちゃうから我慢してしまうんだと思う。

なので、あちこちが痛いのはそっちのけで、今日は模様替えの仕上げ。本棚の間にあった絵(Arts Clubのイベントのオークションで競り勝ったお気に入り)を、脚立に上ってテレビの上の高い位置にかけて一丁上がり。テレビをおくために本棚の位置をずらしたせいで居場所がなくなった3枚の絵はソファの端の後ろの細い壁に移して、ソファに寝転がっていたカレシが「食器棚の後ろにも何かあるといいな」と言うので、オフィスのカレシの後ろの壁にかけてあった『Hot Jazz』と題したワタシの絵を持って来て、どう?「いいね」。プロの絵のそばに自分の絵を飾るなんて、我ながら強心臓だと思うけど、私たちのリビングなんだし、カレシが気に入ってくれている絵なんだから、いいよね。と、踏み台から降りて振り返ったら、ああら、カレシはソファに長くなってすやすやとお昼寝・・・。





模様替えの最後は、移動した本棚のガラス板の下にごちゃごちゃとあるコレクションの整理。いろんなところで集めて来たコースターとか、電車やバスのチケットとか、ホテルのカードキーとか、しおりとかいろいろ。紙ナプキンが4枚あって、自慢の種はアメリカ総領事公邸でのレセプションの時に持ち帰った、アメリカ合衆国の紋章入りのもの。コースターはシンガポールのラッフルズホテルや東京の帝国ホテルのバーのもの、ニューオーリンズやボストン、シアトル、アイルランドのバーのもの等、旅行の思い出がたっぷり。芝居のチケットも何枚かあって、東京で観た芝居のチケットと並んで、Arts Clubの芝居の色褪せたチケット。よく見ると、私たちが初めて観に行ったスタンリー劇場でのアガサ・クリスティーの『AND THEN THERE WERE NONE』 (「そして誰もいなくなった」) 。チケットの下の日付は2001年9月13日木曜日。あれは2人の生活を立て直そうとしていたときで、もう22年も前。Arts Club創立60周年にあたる新シーズンの第1作のオープニングが9月13日だから、何か不思議な縁がある感じ。もしかしたら、まだ一緒にいてけっこううまく行っているのはArts Clubのおかげかもしれないな。模様替えって、やっぱり思い立ったときにやってみるもんだね。