リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

忙しかったこの3日をまとめると

2023年06月12日 | 日々の風の吹くまま
6月9日(金曜日)。☁🌧。曇っていて、涼しい!きのうの最低気温が今日の最高気温だって。小雨の予報だけど、ほんとに降るのかなあ。とにかく、ひと雨欲しいよね。降るのか、降らないのか何とも気がもめるなあ。まあ、今日はお客さんが来るので、まずはウォーキングに行って、ランチを食べて、切らしたお酒を買いに角の酒屋へ。プリマスジン3本とベルモットのビアンコ1本とムッシュ・ヘネシー1本をカウンターに並べて、店長のジーナに「燃料切れになっちゃったの」と言ったら、ジーナはあはは。そこんところがいわゆるトカイナカのいいところ。

今夜のメインのローストビーフは、スロークッカーでポットロースト。ポルチーニきのこのグレヴィーを作るのに、一緒に入れる野菜が邪魔だから、玉ねぎ、セロリ、にんじん、ニンニク、タイムは、取り出しやすいようにチーズクロスに包んで、ポットの底に入れて、その上に塩コショウした肉を乗せて、乾燥きのこは浸けた水ごとポットに入れて、赤ワインとビーフストックでことことと3時間半。付け合わせは決まっているから、まずは前菜。手で剥いたえびに刻み柚子を混ぜて、柚子ポン酢で味を付けて、ちょうどいい具合のアボカドを小さいサイコロに切って、混ぜて、できあがり。さぁてっと!

☆☆若い2人とテーブルを囲んで・・・☆☆

6月10日(土曜日)。☁🌧☁。寒っ!朝のうち雨。今日はバルコニーを洗ってもいい日。午後にバンクーバーのダウンタウンであるJapan Marketで、ユウ君とハナちゃんがやる殺陣のパフォーマンスを観に行くので、まずは入場券を買って印刷。

朝ご飯で腹ごしらえをしたら、まずはプランターの間に並べてあったタイルを取り除いて、次にプランターを動かす作業。でも、半分も終わらないうちにカレシが膝の調子が悪いと言って「退却」。残りのプランターを1人で動かして、旧居のオフィスで椅子の下に敷いていた大きなプラスチックのマット2枚を除けて、その下のゴムマットを除けて、やっと掃除ができる段階。何年も掃除していないから、泥が溜まっていて、だいたい箒で掃けるだけ掃いてから、水洗い。そう、水を使うと下の階のバルコニーに汚れた水がかかるので、原則として水洗いは禁止なんだけど、今日だけは最上階から21階まで、午前9時から午後5時の間に限って解禁。(20階以下は明日。)ワルデマーがカレシの園芸ルームの隅に付けてくれたホース用の蛇口が活躍できる日。派手に水を流すなとのお達しなので、ペンキ塗り用に取ってあった古いシーツ4枚で手すりの下に「ダム」を作って、プランターをクリアした部分に水をかけて、屋外用ブラシでごしごし。コンクリートタイル用のクリーナーをかけて、またごしごし。それからホースを引っ張って、盛大にスプレーして泥を「ダム」の方に押し流して、帰って来るまで放置。



パフォーマンスの時間に間に合うように、時間を見計らって、まず車で駅まで。土曜日だから、駅地下の駐車場は混んでいたけど、いつも奥の隅っこにポツンと空いている「小型車オンリー」のスポットに駐車。柱と壁の間の狭いスペースで、しかも短いから、入れるのは我が家の古いエコーのサイズかベンツのスマートくらいのもので、今どきの「小型車」はアウト。なので、いつもそっちへ直行するので、まるで我が家の「専用」スポットみたいな感じだけど、私たちは空いたスポットを探さなくてもいいし、駐車場には使用料が入るわけで、こういうのをウィンウィンと言うんだね。



バンクーバーの美術館前の広場にはかなりの数のテント。手の甲に入場料を払ったというスタンプを押してもらって、正面の大階段横のロープで囲った「舞台」に直行。ほどなくして、金髪に派手なはっぴの女性司会者が「殺陣パフォーマンス」の始まりをアナウンス。はかま姿で木刀を携えたユウ君とハナちゃんが現れて、まず単独で基本の型を披露して、次に丁々発止の立ち回り。激しい動きの末、今日はユウ君が斬られ役で、悠然と刀を納めるハナちゃんに喝采。うん、日本の伝統芸術はやっぱりどれも「型」が軸なんだね。最後に、司会者の質問に答えて、ハナちゃんが「殺陣」について説明。かっこよかったぜよ、おふたりさん。次のパフォーマンスは鎧兜の武者・・・。











バルコニーの掃除の仕上げがあるので、とんぼ返りで帰って来て、駅のすし屋から晩ご飯をテイクアウトして、すぐに泥の始末と最後の水洗い。手すりの下に「ダム」を作ったおかげで、下の階にはあまり滴らなかったみたい。小雨が降っていたのもよかったね。ま、後はあした、あした。だって、背中は痛いし、膝は痛いし、屈み過ぎたせいで胃酸が横隔膜を刺激して、やたらと咳と痰は出るは、、痙攣する横隔膜のせいで心臓の鼓動がスキップする(感じ)しで、もう、今日はやぁ~めたぁ。



☆☆あぁ~あ、くたびれたあ☆☆

6月11日(日曜日)。☁🌤☀。忙しい週末の3日目。いやぁ、ほんとに忙しかったね。実はまだ忙しいんだけど、おもしろいことに何でも「3日」なんだよね。だから、2日目の終わりでぐぅ~ったりしちゃったら、あと1日、あと1日とおまじない。ふむ、ほんっとに「3」と言うのは。世界のどこでも何とも不思議な数字らしい。

それで、日曜日。いつもの掃除の日。カレシは朝ご飯が終わるや否や、さっさと担当の2つのバスルームの掃除。ワタシはバルコニーを眺めて、ジグソーパズルをやっているような心境。ゴムマットなどを敷き直して、プランターを置くんだけど、カレシの膝には無理、無理。ぶっちゃけ言ったちゃうと、カレシがソファで昼寝していてくれる方が作業が捗るのよね。まあ、人生のうちのほぼ数十年、特に自分の選択ではないけど、日常の家事などはずっと「ひとり暮らし」を前提にして、全部「ひとり」でやって来たもので、今さらカレシが手伝うと言っても、はあ、悪いけど引っ込んでてよってことになるのよね。カレシとしてはおもしろくないらしいけど、どっちみち途中で投げ出すのがオチだしね。この国は社会の最低単位は「夫婦」(あるいは家族)じゃなくて、アナタとワタシと、独りずつなのよ。まあ、個人主義の社会でも個人として機能しかねる人はどこにでもいるもので、何か二十一世紀はそういう人が多くなったと言う感じだけど、ワタシはこの先20年とか30年とかいう人生はないから、悪いけど、後は野となれ山となれってことで、ごめんあそばせ。

カレシが担当のバスルームの掃除をしている間、バルコニーに出て、まずは下の階への水漏れを防ぐためのゴムマットを手すりに沿って並べて、内側にゴムマットをもう1列。次に中央の部分にプラスチックのマットを置いて、継ぎ目の部分に(バスルームの残りの)タイルを敷いて、次はバルコニーの両側の「滴り防止」のマットを敷いて、これで一応バルコニーの外側半分は清掃終了。このバルコニー、ほぼ20平方メートルあるから、ユニット2つに分かれている下の階と違って、労働量は比較にならないよ。

何とか並べたマットの上にプランターをえっさえっさと移動して、手すりにもたれて眺望を楽しめるように、タイルを並べて「展望台」を作ったり。明日とあさってでバルコニー内側に掃き寄せた泥をきれいに掃除して、まあ、たぶん何年か一度の(つまり、たぶん2度とやらない)バルコニーの大掃除もおしまい。土いじりが嫌いなワタシ1人だったら、椅子とテーブルを置ける程度の小さいバルコニーがあれば十分だったから、今ごろこんな重労働はしてなかったんだけど、園芸好きの(実はその割にはあまり手をかけない)カレシには、50平米のルーフデッキと20平米のバルコニーがある「ここ」じゃなきゃダメだったんだよなあ。住いそのものは、空いっぱいの雲や川を往来するタグボートを眺められるからいいんだけどね。それでも、昼前に一応バルコニーの方は済んで、ランチが済んだら今度は日曜日の床掃除。モップのパッドは真っ黒けで、やっぱりすごい汚れ。掃除関係が終わったら、りんご7個を切ってアップルソースの鍋をかけて、時計を見たらもう3時45分。ああ、腰は痛いし、肩もコチコチ。くたびれたぁ~。






コメントを投稿