リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

古さを感じさせない名作ミュージカル(Guys & Dolls)

2024年05月25日 | 日々の風の吹くまま
5月23日(木曜日)。☁⛅🌤🌥。普通に起きて、普通の木曜日。ほんとに1週間なんてあっという間だね。今日は買い物に行かなくちゃならないし、アップルソースを作らなくちゃならないし、晩ご飯にはスペアリブを作らなくちゃならないし(残った分は土曜日のカレシのランチ)、何か忙しい1日。それでも、明日の夜はArts Clubの創立60年記念のディナーとショーがあるし、土曜日はオペラ協会の昼食会だし、遊び過ぎてくたびれてしまわないうちにちょっとだけ息抜きしとかないとね。もっとも、口ではのんびりなんて言ってるけど、何かいつもやることがごちゃごちゃあって、ちっとものんびりしている感じがしないなあ・・・。)

ゆうべのミュージカル『Guys & Dolls』は、幕間の休憩を入れて2時間40分の長丁場がちっとも長く感じられなくて、ほんっとに楽しかった。レイモン・ラニヨンの短編小説2作を合わせてミュージカル仕立てにしたもので、ブロードウェイで初演したのが1950年、1955年には映画化されて、さらにその後もロンドンやニューヨークで何度も再演されて来た名作中の名作。Arts Clubにとってはフルシーズン復活の目玉に据えた総勢24人のキャストによる大作。キャストが多い分、50年代のスーツやキャバレーの踊り子の衣装にどえらい製作費ががかかったと思うけど、オープニングナイトは空席がほとんどなかったし、ナンバーひとつごとにやんやの喝采で、成功しそうな予感。ワタシは個人スポンサーになっているから、特に意気込んでしまうのかもしれないけど、この作品はフランク・シナトラとマーロン・ブランドーで映画化したのを見て以来、私たちの大好きなミュージカルのベストスリーのひとつ。もう74年も前に出来た古い作品なのに、ちっとも古さを感じさせないから不思議。


開演を待つわくわく感がたまらない

サイコロ博打の胴元をやっている小者の悪ネイサン・デトロイトの12年越しの婚約者ミス・アデレードを演じたマデリンが際立っていて、リハーサルを見せてもらった場面では絶妙の好演ぶり。ギャンブラーのスカイ・マスターソンを演じたジョナサンとスカイと恋に落ちる救世軍のセーラを演じたチェルシーは実生活でもカップルで、チェルシーのオーディションに相手役として本格的にスーツとフェドラ帽で身を固めて付いて行ったら、演出のアシュリーがぞっこん惚れ込んで翌日に「今やっていることを棚上げしてマスターソン役をやってくれないか」と直々に電話したそうな。舞台でも2人は呼吸がぴったりでいい味を出していたな。

明日の夜のイベントはいわゆるgala(ガラ)と呼ばれるもので、3コースのディナーの後で特別ショーがある。それで、いつものファンドレイジングディナーと違ってドレスコードが指定されているわけで、Arts Clubから来たメールには「セミフォーマル」と太字で書いてあった。うん、華やかなイベントでのセミフォーマルならカクテルドレスかな。ワタシのクローゼットに3、4枚ぶら下がっているけど、一番着て行きたいお気に入りはもう6年も着ていないから、まだ入るのかなあ。まあ、先月更新した古い運転免許証に書いてあった体重が今の体重と同じなので、5年間増えて(減って)いないってことで、そこんところに期待して、恐る恐る試着してみたら、あはっ、ちゃんと着られるじゃないの。ああ、良かったぁ~。


馬子にも衣装と言う通り・・・


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