リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

便利なブルートゥースも便利さか健康かということになると

2022年07月18日 | 日々の風の吹くまま
7月17日(日曜日)。☁☂☁。断食明けの日曜日。ゆうべはいつもより1時間ほど早く寝てしまったけど、朝方に転んで擦りむいた膝の傷の周りがかゆくて目が覚めて、カチカチになったかさぶたを剥がさないように気を付けながらガリガリ引っ掻いて、やっと眠りに戻ると言うところで今度は膝下の脛が疼いて、しばらく眠れなかったせいでそれほどの早起きにはならなかった。膝下の靭帯を傷めていたのかもしれないな。でも、けがをした次の日から全く支障なく速足ウォーキングができていたから、治って来たせいで痛かったり、痒かったりするんだろうな。ふくらはぎなんか深いところでの内出血が踝の下や足の甲まで下りて来て、まるでねん挫したみたいでみっともないけど、これも治る過程のひとつか。それにしてもあれだけ派手に転んだのに、この年でこの程度のけがで済んだのは我ながら感心。

朝ご飯のミューズリにブルーベリーをどっさり入れて、24時間ぶりの食事。断食にはすっかり慣れたけど、夜にはけっこう早くに疲れた気分になって大あくびの連発。昼も夜も水だけで何も食べていないんだから当たり前かも。それでも、朝は元気いっぱいで、さっさと日曜日のまじめ掃除をして、10時半にはウォーキング。このところはだいたい16分30秒前後なんだけど、おしゃべりしながら歩くとそれより20秒くらい遅くなるから不思議。どうしてかな。帰って来て、ランチの算段を始めたら、カレシがオフィスでガタガタ、バタンとあちこちの引き出しを開けては中をかき回して閉めて、何かを探している様子。カレシは何となくADDの傾向がありそうで、何でも適当なところにポンと置く癖があるから、メガネや携帯を探し回るのはしょっちゅう。なぜか目に見える範囲しか探さないので、探し物の上にものを置いてしまっていたら、その下まで見ないから目の前にあっても見つからない。そこで「○○がどこにあるか知らない?」ということになるわけ。

おかげでワタシはカレシの探し物を見つける名人になって、その上にふと目にしたものを覚えている癖があるから、カレシがとんでもないところにチョイ置きしたものをそれはあそこの本棚、それはあっちのキャビネットの上と言う具合に指差し。それでカレシが「なんでこんなところにあるんだ」と言って、ワタシがアナタが置いたところだからでしょと返して、2人しておかしがって笑うから、ヘンなところで夫婦円満に役立っていると言えそう。でも、今日は難儀しているようなので何を探しているのか聞いたら、「どこかにイヤフォンがないかと思って」。ヘッドフォンがあるのに何でイヤフォンなのかと思ったら、「ブルートゥースは体に良くないらしいから」。何でも、このひと月くらい頭痛がしたり、軽いめまいがするようになっていて、気になって調べていたら、ブルートゥースのヘッドフォンを長時間使うと脳の機能に悪い影響があるという情報に行き当たったんだそうな。頭痛やめまい、疲労感、抑うつ感などがその兆候なんだそうで、英語レッスンや音楽を聴くのにかなりの時間ワイヤレスヘッドフォンを使っていたから、試しに有線のイヤフォンを使ってみようと言うことになったらしい。

カレシのデスクの周りにはイヤフォンはないようなので、ワタシのデスクやレクルームの本棚の引き出しから携帯やCDプレーヤーに付いて来たイヤフォンを出して来てあげて、まずはランチ。その後でワタシもちょっとリサーチしてみて、「電子レンジに頭を突っ込んでいるようなもの」というのに、なるほどねえ。まあ、普通のヘッドフォンでも音楽を長時間大音量で聴いていたら難聴になるという話だけど、電磁波は浴びているという意識がないから厄介。夜になって、最後のレッスンを終えたカレシが「頭痛がしないし、集中力も上がって、気分がいい」と報告して来たので、やっぱりブルートゥースのせいだったのかな。何よりも頭の中のもやもや感が消えたそうなので、これからはコンピュータの前に座っている時や携帯を手に持っている時は、ワイヤレスは使わないことにしたそうな。そ、ワタシはブルートゥースを使うのはドングルひとつのキーボードとマウスだけで、カレシのと同じブランドのヘッドフォンはいつも有線で使っていて不便してないよ。ブルートゥースを設定していないから、コードを外してノイズキャンセリングをオンにすると「デバイスが見つからない」とうるさいけどね。テクノロジーの進歩も、行き過ぎれば便利さを取るか健康を取るかという「不便」が出て来るってことだよね。



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