リタイア暮らしは風の吹くまま

古希を迎えて働く奥さんからリタイア。人生の新ステージで
目指すは悠々自適で遊びたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

全国で鉄道がストップしてしまうと・・・

2024年08月24日 | 日々の風の吹くまま
8月22日(木曜日)。⛅☁。まあまあの朝。きのうの最高気温は何と18度。主要鉄道会社2社の労使交渉がまとまらず、とうとうCN、CP共にロックアウトに出て、ほぼカナダ全国で鉄道の貨物輸送がストップ。バンクーバーやトロントのような大都市圏では通勤用の旅客鉄道もストップ。毎日1千億円を超える貨物が鉄道輸送されていて、マニトバやサスカチュワンで生産される穀類はほとんど鉄道依存だし、対米輸出も20%が鉄道輸送なので、それをみんなトラック輸送に切り替えるなんて端から逆立ちしたって不可能。政府は「当事者同士で解決していただきたい」なんてのんきなことを言ってたけど、国の経済活動がマヒしちゃうよ。知らないよぉ。

でも、きのうまで介入はしないと言っていたのに、一夜明けてほんとに鉄道がストップしてしまったら、労働大臣が職権を発動して「拘束的仲裁」を命令というみごとな回れ右。立法措置でストを中止させられるけど、政権維持に協力している新民主党が「支持しない」と公言しちゃっために仲裁と言う次善の策を取らざるを得なかったんだろうな。何しろ真っ先に浮上したのが都市の上水道の消毒に使う塩素の供給が止まってしまう問題で、塩素がなくなったら全国で水道水の煮沸勧告が出される異常事態になるし、そうでなくても物資の流通が止まったら品不足が起きて(一時的でも)物価が上がるだろうから、少数政権で支持率が右肩「下がり」のトルドー君も頭を抱えていることだろうな。はて、どうなるんだろうねえ、これ。

今日はArts Clubの寄付者を集めての「謝恩会」があって、例年クロケーパーティの会場になっていたロバータの邸宅の庭が使えなくなって、急遽グランヴィルアイランドの劇場にある(休止中の)レストランに変更して、まだシーズン最後の作品を上演中なので午後4時から6時という半端な時間。午後3時を過ぎてウーバーででかけたけど、高速に乗るあたりで渋滞していて、西方面はほぼ普通だったけど東方面がまだラッシュでもないのにすごい混雑。鉄道の線路を使って遠い郊外とバンクーバーを結んでいるWest Coast Expressという通勤電車がストップしているのと、物資の輸送が大型トラックに切り替わったせいで半端じゃない交通量になっているらしい。それでも間に合って劇場に着いて、まずは2組に分かれて舞台裏や舞台装置を作る工作所の見学。ただし、公演中なので舞台裏は通るだけで、工作所は新シーズン第1作のセットを搬出したばかりでがらぁ~ん。その後で劇場に戻ってワインとおつまみでちょっとパーティをしてお開き。

何だかしょぼいパーティだったけど、私たちは終わったその足ですぐそばのレストランSandbarへ。ケイトお姉ちゃんとロバートと4人でのディナーだったのが、予約を引き受けてくれたケイトお姉ちゃんの声かけでマーヴィンとアーマが加わって6人になり、さらにティムとヒラリーも加わって総勢8人の会食。みんなそうそうたる学歴とキャリアの人たちばかりだけど、いつもArts Clubのイベントで会って、いわゆるオフ会でもわいわいやっている同年代のリタイア組だから、とにかくにぎやか。。それぞれに好きな飲み物と料理を注文して、カレシはクルーズに備えて今からダイエットするとチキンサラダ、ワタシは併設の星寿司のにぎりセット。親指の不調で箸が使いにくいので、普通の水を入れたグラスをもらって指先を洗いながら手でつまんでパクパク。偶然みんな旅行の予定が迫っていたので、若い頃の旅の冒険談が飛び交ったりして、年寄り8人のにぎやかな会食が終わったのは3時間後。いや、楽しかったね。





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