リタイア暮らしは風の吹くまま

働く奥さんからリタイアして、人生の新ステージで目指すは
遊びと学びがたくさんの極楽とんぼ的シニア暮らし

コミュニケーションとコミュニティと

2015年12月02日 | 日々の風の吹くまま
何かだらぁんな朝。まだらに朝霧がかかって、南の方はひと筋の朝焼け。今日はカレシが
英語教室を始めた移民サービス団体の会員パーティとArts Clubの新劇場の杮落とし作
品『Peter and the Starcatcher』のオープニングナイト。これまでは大中小の3つの劇場の
うち欠かさず行っていたのは大と中だけだったけど、完成したてのほやほやの劇場だから
どうしても見に行かないとね。来年の3月にはワタシが微々たる力で支援した新作ミュージ
カル『Onegin』のプレミアがあるところだし、芸術のサポーターってけっこう忙しい・・・。

ラジオでは「夜までは雨は降らない」と言っているのに、昼前から雨。お天気おじさんの嘘つ
きぃ~。ま、バンクーバーでは降っていなくてもニューウェストでは降っているってことで、よ
くある話。今日はまず電話会社にコールバック。引っ越すときに境界を越えるから新しい電
話番号がいると言われて、新番号が開通した時点で旧番号はキャンセルされたと思ってい
たら、何とずっと2つの番号の料金を払っていた。さっそく苦情の手紙を送ったんだけど、よ
く考えたら引越しが終わって旧番号は不要になったと通知するのを忘れたこっちのミス。で
もカレシは「番号を変えさせられたせいだ」と強談判して、8月分は払うけど、後の3ヵ月分
は返金してもらえることになった。

マンションの理事会から、4日にクリスマス飾りを持ち寄ってロビーにツリーを飾るパーティ
をするというお知らせがあったので、地下駐車場のロッカーからクリスマス飾りの段ボール
箱を出して来て、寄付する飾りを5、6個選んだ。理事長の奥さんが住人の交流を図るのに
熱心で、夏のガーデンパーティはいい雰囲気だった。小さい子供もけっこういるから、ツリー
のデコレーションパーティもきっと盛況だろうな。総戸数188戸の約6割が賃貸になってい
るそうで、だからこそこういう交流は(一応そういうことになっている)「高級マンション」の体
裁を維持するための格好の潤滑油になると思う。

別に名前や居住戸まで知らなくてもいいし、「友達」にならなくたっていい。社交的な場で顔
を合わせて、住人であることを認識し合えば、そこからコミュニティ意識が芽生えて来るもん
だと思う。少なくとも顔が見えない同士の仮想コミュニティよりも連帯感は固いと思うな。もっ
とも、人見知りする大人が増えているようだから、見知らぬ他人の存在が嫌だという人たち
にはどっちもめんどうかもしれないけど。

プロよりも人気のボランティア先生

2015年12月01日 | 日々の風の吹くまま
目が覚めたら、とっくに日が昇っているはずなのに薄暗い。夜の間に雨が降ったらしいけど、
ひと休みの曇り空。こんな超特急での寒気の抜け方も珍しい。これから日曜日の終わりま
では「嵐のパレード」とか。カチンと凍ったと思ったら、今度は雨と風って、やだぁ。ま、天気
模様はともかく仕事の納期があるから、カレシを英語教室に送り出してねじり鉢巻。使われ
ている状況が特殊で辞書の定義がしっくりしない用語がいくつもあって、きのうは訳語の「新
規開発」に時間を取られてしまったから、今日はそれを駆使?してひたすら前進・・・。

ちょうど終わったところで、カレシが帰って来て「腹減ったぁ」の第一声。ささっと作った豚肉
ラーメンを食べながら「口コミで生徒が増えて来ちゃって困ったよ」。開講4週間目に入った
英語教室は小さな移民支援団体の小さなオフィスの中に衝立で区切っただけのスペース。
そこに10人以上(一時は18人)の生徒がすし詰めになっているそうで、それでも毎回カレ
シの教室に入りたいという人が来て、ここでもあっという間に長い待機リストができてしまっ
た。同じところでやっている別の教室から移りたいという人まで出て来て、こっちの方はさす
がに団体の主催者が押しとどめてくれているらしい。

どこで教室を開いても「口コミ」で希望者が増えるのは、カレシの教え方がよほどいいってこ
とかな。一応はカレッジのTESLの講座を修了しているからずぶの素人と言うわけでもない
けど、いつもプロの先生の教室よりも人が集るからすごい。何が違うんだろうなあ。無報酬
のボランティアと言うことで、生徒が心理的な垣根をあまり感じないのも人気の要素なのか
な。政府の補助でやっている教室ではカナダでの社会生活のあり方を教えるのが狙いのよ
うな上から目線の教材が多いらしいけど、お役所の意図に制約されないカレシは「使える英
語」そのものを教えるから受けるのかもしれないな。

いずれにしても、どっちかというと飽きっぽい性質のカレシが自分なりにいろいろと工夫しな
がら15年も続けて来たのはすごいことだと思う。ワタシはカレシに教えてもらったことはな
いけど、教師としての隠れた才能があったのかもしれない。人間って、長いこと身近にいて
もわからないことがあるものなんだな。今では生きがいなんだもん、15年前に「せっかく勉
強したんだから」とやんわりと社会奉仕に誘導して良かったと思う、ほんと。