5月14日(金曜日)。☀☀☀。ぐっすり眠った気分なんだけど、すっきり目が覚めなくて、コーヒーのお湯を沸かすケトルのスイッチを入れるのをど忘れ。その後カレシが沸いたかどうかチェックせずに水のままフレンチプレスのポットに入れてしまったもので、改めてお湯を沸かし直して、コーヒーを入れ直し。あぁ~あ。
それでしゃきっと目が覚めたので、朝ご飯の後でまず園芸ルームにおいてある小さい冷蔵庫の霜取り。製氷皿を入れても硬い氷ができない製氷室の中が、霜取りなんてレベルじゃない分厚い氷の壁になっていて、どおりで冷えなくなっていたわけだ。ドアを開け放しておいて、氷が解けるのを待つ間にミニチュア工房でちょこっとバーのカウンター作り。どうしたらフロントの部分に何年も酔っ払いの足で蹴られて来た痕跡を作れるかなあと考えながら、冷蔵庫を覗いたらちっとも解けていない。しょうがないからヘアドライヤーを持ち出して来てガガガァ~ッとやって、緩んだところで古いディナーナイフでそのまま霜取りならぬ「砕氷」。でも、氷がなくなった冷蔵庫の中をきれいに掃除して、ああ、すっきりしたっ。
ランチの後は冷蔵庫で場所を取っていたりんごとマルメロでアップルソース作り。マルメロは綿毛をこすり落としてから皮を剥いて切るんだけど、りんごの芯抜きを使ったら捩れてしまったくらい硬くて、包丁で切るのもちょっとした力仕事。きれいな黄色の皮の中は何となくくすんだ黄色っぽい果肉で、これが煮ると赤みがかった色になるから不思議。大きな鍋で先に1時間くらいレモンジュースを少し入れて煮て柔らかくしてから、りんごとシナモンスティックとしょうがを加えて、すっかり柔らかくなったらマドラーで潰して鍋いっぱいの甘酸っぱい(シュガーレスの)アップルソース。朝ご飯のシリアルにスプーンに山盛りを落として食べていたけど、マット君の野菜ボックスが終了しちゃったから、マルメロ入りのはこれが最後。
午後の買い物に出たら、天気がいいし、連休明けには少しずつ「普通の日常」への復帰が始まるせいか、街にも活気がいっぱい。6番アベニューでは、モールの外の歩道に沿った車線が赤いコーンで仕切られて車は走行禁止。「安全に動けるスペース」という標識が立っていて、ボニー先生の新しい標語「Be kind. Be clam. Be safe」(思いやりで、落ち着いて、安全に)と書いてある。歩行者の安全間隔を確保するための「歩道拡張」で、車にとってはモールの駐車場に右折する車線と左折する車線の両方がなくなってしまったわけだけど、ニューウェストミンスター市の交通政策は「歩行者ファースト」が基本方針なので、歩行者がくっつき過ぎないように車線を潰して歩道を広げるのは理に適っているってことか。車は「くっつき過ぎ」になりそうだけど、がまんしてね。
とかいなかニューウェストミンスターのコロナ風景の点描・・・
車線を潰して歩道を拡張
スーパーの外の看板もバナナのbunch(房)をばらにしてアピール
レジの順番待ちは床のマークに従って間隔を開けて
マンションのエレベーターホールの貼り紙
エレベーターの中。ボタンを1日何度も消毒するための知恵