やっと最終回です! 長い事付き合ってくれてありがとうございます。 はい、じゃぁ到着しましたNHKの鉄塔跡からの眺めです。 手前が「真栄里ダム」で奥が「底原ダム」ですね。 右の海沿いに分り辛いけど「新空港」が写ってます。 海沿い真中右にポコッとあるのが「カラ岳」でしょうか。 さらにその右には「カタフタ山、タキ山、水岳」も見えてます、多分。 真中左は「野原崎」方面ですね。
上の画像はまだNHK鉄塔があった頃です。 でもこっちがNHKなのか前回の電源設備の側にあったパラボラがNHKなのか分からなくなりました。 まぁどっちでも良いか(笑)。 この時は35mm相当のレンズで撮ってるので範囲は狭いけど「カラ岳」などが分かりやすく写ってます。 以前はこの鉄塔の根元まで、ハッキリとした道がありました。
この方向は鉄塔跡の手前にある岩の上から撮った物で、「名蔵ダム、バンナ岳、前勢岳、万勢山」があって、その奥に「竹富島」も写ってます。 前勢岳と万勢山って同じだろう!って思う人がいると思いますが、画像でも分かるようにこの右側の山にはピークが二つあって、オイラ的にはそれぞれにこの名前が付いてるんだと思うので、これで良いのだ!
最後は下山する前に、どうせ途中なのでもう一度頂上に寄った時に偶然撮れたものです。 このとき既に雨がかなり降ってたんですが、ふと見ると桴海於茂登方向に一筋の光の道が!
さらに見ていると光の道がこちら方面に伸びて来ました。 昔、於茂登岳と桴海於茂登を繋ぐルートがあったとか作ったとか聞いた事があったんですが、もしかしたらこの光の道筋がそのルートかも知れません! 於茂登の神様が雨の中可哀想だから、「チョッとサービスね」、とか「お前挑戦してみろ!」、と言う事かも知れません(ちゃう、ちゃう)。 さらに言うと鉄塔跡から向こう側に下りるルートもありましたが、そっちも完全に藪漕ぎなので、ふだん八重山で於茂登岳以外の山に入った事が無い人や、内地の山しか入った事がない方は絶対に行かないようにしましょう! オイラも一人じゃ行かない(行けない!)
ちなみに光の道筋の先は「巨石群」がある方向だと思いますが、そこから隣の桴海のピークには以前はなんとか行く事が出来ました。 ところが先シーズン、ベテラン数人で行ったにもかかわらず、その年の台風の傷跡があまりにも酷く、辿り着く事が出来ずに時間切れで断念。 なくなく下山したという有様でした。 そして今年も巨大な台風が何個も襲った石垣島。 ますます山中は荒れてるでしょうから今シーズンも辿り着けるか分かりません。 そんな桴海於茂登に6月、今年の台風シーズン前とは言え観光客の夫婦が登ったんですが、下山中に遭難。 時間が遅かったので一晩山中で過ごしてもらい、警察も消防も道が分からないのでオイラの山の先生・Mさんが警察による依頼で、翌朝から先導し救出した、という状況でした。
チョッと話がそれましたが、於茂登岳自体は先にも書いたように他の八重山の山に比べると高速道路なので、少なくとも頂上まではそれほど難しくはありません。 が、正直今回は「チョッと間違えそうな箇所が有った」、と言っておきます。 じゃぁ鉄塔跡方面は・・・、ん~。
と言う訳で「於茂登岳に登ろう」という方、自己責任で楽しんで来て下さいね。 一応ちゃんとした服装、合羽や行動食、携帯電話も持っていってね!