【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

謳歌する季節 ~ 里の秋

2013-11-25 15:55:15 | レトロ(素敵)な空間~散策
















森には紫色の静けさが垂れ込め、
金色の日光が洩れ射していた。
「丁度、ステンドグラス越しに、
柔らかな光のみなぎ大伽藍だいがらんの中で、
『年』 が膝まずいてお祈りをしているようね」
アンは夢見るように、
「こういう所を急いで通り過ぎるのは、
教会の中を走って行くのと同じで、
不敬に当たる気がするわ」                  
                  【「アンの青春」 第21章】





   昨日の秋晴れから一転して真珠色の空になりました。
  それは時間の経過と共に、より重い空に。

   それでも午前中は、雨はパラッと落ちる程度。
  何とか必死で? 持ち堪(こた)えていたものです。

   本格的に降り出したのは午後1時頃から。
  テレビでは竜巻情報がスポットで流れていますが、
  今は幸い風はありません。

   そう言えば昨夜は・・。
  秋の夜風に枯葉が踊り回っていましたっけ。

   今日は、太陽は姿を見せませんが、
  気温は、この時期にしては高めです。















   さて今日も昨日の続きを。
  昭和の面影を残す、どこか
  懐かしい家を中心に。

   山を背に個性的な
  野趣溢れる家々。

   その佇まいには凛とした
  気品があります。

   ここには昔ながらの、
  そんな家が数多く残って
  いて。しかも現役です。

   そして至る所に、
  浪漫溢れる曲がり角も。

   記憶にある光景と、
  ここでも重なり、
  思わずハッとする場面も。

   それにしても、ここは
  自宅に程近い場所。  

   容易にタイムスリップ
  出来る場所がある事に、
  驚くと同時に痛く感動です。
  又、訪れましょう。