【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

極上ワインの秋の色

2015-12-03 19:23:53 | 四季のスケッチ



【葡萄朱色に染まった 「エノコロ草」】


【散り紅葉 & 木の実】







 今は秋も終わりで、森の木の葉は落ち、
牧場の草は枯れて褐色になっていた。
太陽は、黒ずんだ森の後ろに紫色と金色の、
華やかな光に包まれて沈みかかっていた。               
                    【「アンの青春」 第8章】









   あれよ、あれよと言う間に12月も3日目。
  その朝は、雨となりました。意外にも暖かい雨。

   その雨も早い時間に上がり、雨上がりの後は、
  冷たい風・・との事でしたが、それ程でもありません。

   ただ雨が降れば、そこは落葉の花。
  勿論、玄関の階段にも。
  それにしても落下したばかりの紅葉の葉っぱの美しさ。

   雨が降り続いていれば、そのままにして置くのですが、
  上がったとなれば、そうも行きません。
  せっせと落葉掃きとなりました。
















   さて、美しい落葉の葉っぱを少々、持ち帰りました。
  おもむろに蝋燭を灯し、落葉と木の実をあしらって。

   釣瓶落としのこの季節、一気に琥珀色に染まる部屋。
  柔らかな温もり。何だか、ほっとします。

   ところで、葡萄酒色に染まった 「エノコロ草」。
  霜に焼けた、この色になるのを待って。

   百にも千にもなる、何とも言えないグラデーション。
  四季があるって、いいですね。