【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

時の重みがもたらす豊かさ

2015-12-18 20:28:28 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編



【帯のクッション】


【今日のランチョンマット】












穏やかな、風のない、真珠のような
灰色がかった日だった事をアンは覚えていた。
周りは侘びしい茶色と紫の 11月 の景色で、
雲の裂け目から太陽が射し出ている所は、
高台や坂がそちこちに
日光のぎを当てていた。                    
【「炉辺荘のアン」 第29章】









   時折、太陽は姿を見せるものの、
  今日は、すぐにどんよりした空になっています。

   日光を出し惜しみしているせいでしょうね、
  昨日以上に寒く感じられます。

   暖かいのはいいですが、
  やはりある程度、冬は寒くなりませんと。
  どこかで、ほっとしている私がいます。

   それでも 『アンの世界』 に例えれば、
  11月頃の季節なのでしょうね。









     さて、テーブルセンターにランチョンマット、
    クッションと大活躍役の帯。
    今日の帯は、黒地に花柄。蘭でしょうか・・。

     今日も、その帯を敷いたテーブルで、
    珈琲を頂く事に致しましょう。
    結構、華やかなテーブルになりました。

   となれば、およそ10日振り、
  『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、開店ですね。
  今日も和風で。

   今日の帯なら、敢えて和に拘る事もありませんが、
  丁度、手近に和のカップがありましたから。

   生憎、どちらの焼物か分かりません。
  京都で求めたものですが。

   珈琲は、芳醇な味わいの 「ホンジェラス」。
  お茶請けは、これも好物の 「かもめの玉子」 と、
  好物ばかりを並べてみました。

   そうそう、今日の珈琲カップ。
  小さく見えますが、意外にも量は入ります。

   それにこの形のお陰で、珈琲が冷めにくいのです。
  冬には持って来いの器ですね。

   時を重ねたもの(帯)、人の手になるもの(珈琲カップ)、
  温もりと質感を感じて大好きな珈琲・・
  心、安らぐひと時です。