【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

晩冬、最期の華やぎ

2016-02-15 19:58:58 | 四季のスケッチ


 









見た所、死んで悲しそうに木々が立って
いる所では、影が精巧な狭間はざま飾りをなくしていた。
しかし、それはうわべに過ぎないのだ。
この木々の心臓には生命の血が入っており、
やがて動き出すのだ。
そして新緑の葉とピンクの花嫁衣装をまとい、
今、雪が積もっている所には
青々とした草が茂り、
その中で金色のきんぽうげが踊るのだ。
春は必ず巡って来る ――
それを忘れてはならない。
                   【「パットお嬢さん」 第六年目】









   昨日程ではありませんが、今日も暖かい朝となりました。
  ただ、時間の経過と共に気温は下がって来ましたが・・。

   春から一気に冬に逆戻りです。
  それにしても気温のアップダウンが激しいですね。









【樹木(薔薇)の涙~別(わ)くる葉】




   さて、先日も
  お伝えしましたが、
  木香薔薇は、ほとんど
  その葉を落として
  しまいました。

   しかしながら、
  まるで枯れ木のような
  枝からは早くも冬萌。

   やがてその芽は膨らみ、
  四方八方に枝を伸ばし、
  去年以上に繁って
  くれる筈です。
  期待しましょう。

   そんな中の華やぎ。
  すぐ上の写真は薔薇
  ですが、今頃の紅葉は
  本当は病葉(わくらば)
  ですね。

   それは 【先日】 よりも
  変化しています。

   健康ではない葉の
  最後の精一杯の華やぎ。
  そんな風に思うと、気持ちは複雑です。

   病葉は、別(わ)くる葉が変化したという説もあります。
  病も別離も悲しい事ですが、ある意味、仕方ない事かも知れませんね。

   今年の冬はそれ程、厳しい冬とは思いませんが、
  朝方の最低気温の低さには正直、驚きました。

   (これもお伝え済みですが)ローズゼラニウムの葉が
  黄色くなって枯れれば、戸外での越冬が当たり前だった、
  ゼラニウムの花が、ガックリと頭(こうべ)を垂れる有様。

   でも、枯れたのは表面だけ。根っこはしっかり生きています。
  それにしても緑が当たり前のゼラニウムの葉が、こんなにも紅葉。
  (冒頭の写真) これはこれで綺麗ですが・・。