【サフラン】
【食用菊】
夏も秋も去った。 以前より早く四季が経つような気がする。 真っ直ぐの国の隅でキリン草は白くなり、 毎朝地面には霜が 銀色のスカーフのように拡がる。 「谷を渡る」 夕風は心を締め付けて探り、 愛して失ったものを求めて 空しく妖精を呼ぶ。 なぜならば妖精の国の人々は 南の国へ行ってしまわなければ、 樅の木の間か、羊歯の根元に 隠れているからである。 【「エミリーはのぼる」 第19章】 |
【日の出】
起床時こそ、雲の多い空でしたが、
その後はほとんど雲のない秋晴れになりました。
気温は少々、低めですが。
今年は、(9月から感じていた事ですが)秋が早いですね。
当然、落葉の季節も早く、既にハラハラと落葉が舞い降りています。
冬の訪れも早いのでしょうね、きっと。
さて、前述の如く、例年より冬の訪れが早そうな今年。
とは言え、『アンの世界』 と違って、
夏こそ去りましたが、当然、秋は、まだまだ続いています。
最近、すがれる葉や、かそけき花・・
とりわけ藜(アカザ)に興味を示していた私。
そんな中、いつの間にか代表的な秋ハーブ、
菊とサフランが開花。
菊は、お刺身などの付け合わせでも、お馴染みですね。
勿論、食用出来ます。サラダとしても。
サフランも料理の香りと色付けに使われますが、
数あるハーブの中で、最も高価なのだそうですね。
特に西アジアから中東では、
「同じ重さの金より高い」 と言われたとか。
尤も、「コルチカム」 の事を英国では
単に 「サフラン」 と呼ぶ事があるので注意を。
有毒植物ですので要注意です。
これこそ、「A・クリスティーの世界」 になってしまいますね。
そう言えば、我家にもピンクのコルチカム、あります。
気を付けなければ。
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