【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

セピア色の光景~その3

2007-10-20 23:41:49 | レトロ(素敵)な空間~散策
   朝の空は、この時期には珍しく、
  霞んでいました。

   一瞬、「黄砂!?」
  ~なんて思いましたが、
  この季節、まさか・・ですね。

   昨日の雨の影響で、
  もやっていたのでしょう。

   雨は、昨日一日だけで終わり、
  今日は、いつもの秋晴れに
  戻りました。

   心配した金木犀の花も、
  たいしてその花びらを散らす事もなく、
  今日も空気の中の魔法は、健在です。

 




   「家としてはあまり古過ぎもせず・・・・・
  あんまり古い家というものは、悲しそうですものね。
  そうかと言って若過ぎもしない・・・
  あまりに若過ぎる家は粗野ですもの。
  丁度円熟した所よ。・・・」
  
                      【「炉辺荘のアン」 第2章】   



   ↑ アンの見解ですが、
  確かにそうですね。

   でも、ちゃんと手入れされた家は、
  そんな風に感じた事など、
  一度もありません。

   右の写真の家、今改めて見て
  気付いたのですが、どうやら誰も
  住んでいないようですね。

   二階の屋根の上に草が・・。
  でも、家の周辺は綺麗に掃き清め
  られていて荒廃した印象は、全くありません。



   ただ、おかしなもので、
  こうなると、アンの言う通り、
  俄かに・・悲しそうに思えて来ます。

   古い家は、確かに住みにくそうですが、
  外はこんな風でも、中は今風に改造されていて、
  素敵な住空間を満喫していらっしゃる方は、
  大勢あります。

   さて、こちらの写真は私の大好きな場所、   
  リラ版 「恋人の小径」 です。

   時間は、午後3時半頃。
  光と影が殊の外、はっきり、くっきりしていますね。

   この場所は、これまで何度も写真を載せていますが、
  性懲りもなく、再々度の登場です。



   銀杏並木ですが、右の写真のように
  中には、一足早く紅葉した木も・・。
  青空に映えて綺麗ですね。

   径(みち)全体が黄金色に染まるのは、
  一体、いつ頃・・? なんて、心も逸ります。

   「木がそこに立っているのは、
  それは木が空に書き続けている
  今日の日記です。」
     

   ~とは、詩人、まど・みちお です。
  この径を通る時、いつもその木の囁きが聞こえて
  来るような? そんな気がしていたものです。
  木の精の囁きかも知れませんね。

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2 コメント

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いい秋空 (青い森から)
2007-10-21 17:57:12
こんばんは

関東地方は、見事に秋空の朝を迎えたようですね!

こちら、北国は、低気圧の影響で、風雨となりました。
兎に角強い風!

銀杏が秋の一日を象徴しています。
返信する
日本晴れ (リラ)
2007-10-21 20:32:54
  青い森から様

 今晩は!  いつもコメント、有り難うございます。
そちらは、雨だったのですね。

 こちらは日中こそ汗ばむような陽気だったのですが、
さすがに日が落ちると、寒くなって来ました。
相当の温度差です。

 今年は、気温の変動が激しいようです。
青い森からさんも、お身体には、ご自愛下さいね。
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