穏やかな、風のない、真珠のような 灰色がかった日だった事をアンは覚えていた。 周りは侘びしい茶色と紫の 11月 の景色で、 雲の裂け目から太陽が射し出ている所は、 高台や坂がそちこちに 日光のつぎを当てていた。 【「炉辺荘のアン」 第29章】 |
こんな薔薇色の空で明けた今朝。太陽は出たり入ったり。
太陽がカ~ッと照り付けたと思えば、灰色の雲。
かと思えば、雨がぱらつく不安定な天気になっています。
気温は、これでも暖かい方でしょう。昨日程ではありませんが・・。
【珈琲ケトル(日本製) & ネルドリップポット(ハリオ)】
【ネル(ハリオ)】
さて、遅ればせながら私も、
ネルドリップで珈琲を淹れる事となりました。
およそ、1ヶ月になるでしょうか。
元々、ネルドリップポット(ハリオ)は持っていましたが、
長い事、無用の長物と化していた物です。
持て余し気味だったポットは、ポプリ入れにしてみたり。
ネルドリップを始めた最大のきっかけは、
失っていた、ウッドネックが意外な所から見つかった事。
注ぎ口の細い、珈琲専用のケトルも準備しました。
メイド・イン・燕です。
肝心のネルも今では簡単にネットで買えますものね。
そんなこんなで。『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、開店です。
その珈琲の味は、言うまでもありません。
今までのどれで淹れた珈琲よりも美味!!
尤も、新品のネルは珈琲を入れたお湯で20分煮沸したり、
終了後は、ネルを十分に洗い、清水を入れた水に浸けて
冷蔵庫に保存という手間がありますけれど。
しかしながら、それらはほとんど苦になりません。
その手間さえも楽しんでいます。
丁寧に淹れた珈琲だからこそ、格別な味なのかも知れませんね。
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