今日も写真のように、
ほんのり桜色の空で明けました。
暖かさに変わりありません。
日溜まりにいると、年末、お正月を
通り越して、“もうすぐ春・・?”
そんな錯覚に陥りそうな陽気です。
それもその筈・・庭を見回しても
三色すみれは勿論の事、
夏からのペチュニアも未だに健在。
さすがに今は、家の中に入れましたが、
ハイビスカスも・・。おまけに金魚草まで、咲いているのですもの。
錯覚も何ら、不思議ではありませんね。
「この窓が東に向いているので、
日の出が見られてとても嬉しいのよ。」
「朝日が、あの長い丘を昇って来て、
あの尖った樅の木の頂から輝いて出るのを見てると、
素晴らしいのよ。毎朝、違うのよ。
あの朝日を浴びると、心まで綺麗に洗われる気がするわ。・・・」
【「赤毛のアン」 第33章】
このアンの言葉、本当にその通りだと、最近とみに感じてもいます。
毎日、毎朝、朝日を浴びる事への幸せと言うのでしょうか・・。
そのお陰で、生きる勇気や希望・・感謝といったものまで、
自然に湧いて来る気がします。
それに、尖った樅の木や、ロンバルディは空想の中で、
いつだって作り上げる事が出来ますから。
さて、今日は本当に久し振り、
『カフェ「薔薇の詩(ポエム)』 の開店です。
今日のこの暖かさですから、戸外でも
平気な位ですが、いくら何でも、12月です
ものね。それに蝋燭も灯したいですし・・。
と言う事で、止す事に。(前回は、【こちら】 )
それに丁度いい具合に、先日のお土産、
「しほみ饅頭」 が、ありますもの。
カップは、今日も土物で。これも多分?
信楽焼かと。素朴な味わいのある器です。
土が呼吸しているからでしょうか・・? 珈琲の味まで、まろやかにしてくれるような・・?
そんな気さえ、して来ます。
そして、後ろの穴の開いた蝋燭立ては、すっかり忘れていましたが、
先日の京都で求めたもの。「志野」 です。
そうそう、今日のタイトルの “はんなり” とは、
京言葉で、「華がある」 という風に、言われているそうですね。そして・・。
源氏物語の絵の付いた、鼓の形のランプも
登場させて。それにしても又々、「和」 ですね。
折しも今年は、平安遷都1300年。
ぴったりかも・・? なんて思ったりして。
そして、いつものティーベル代わりの土鈴。
今日も土鈴ではなく、真鍮の鈴。
これは、本来の役目を担(にな)って
いますので、「リン、リン、リ~~ン」 と、
高らかに鳴り響きます。
「薫り高い珈琲が入りましたよ。」
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