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満喫しましたのに・・
今日は又、夏に逆戻りです。
しかも夏の代表的な花、ハイビスカスの
写真を冒頭に載せてしまっているのですから、
尚更季節感はありませんね。
昨日も触れましたが、
朝顔は着実に最終章に向かっています。
でも、このハイビスカスだけは、
それを感じた事は一度もありません。
もう木になっているせいかも知れませんが、
力強い元気な花です。
朝、パッと開く姿は、二つとも同じですが、
朝顔からは優しさを、ハイビスカスからは
常に元気を貰ってもいます。
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我家は演奏会でした。
ほとんど鈴虫の独演会でしたが、
昨夜はお月様を背景に、
それはそれは趣のあるものでした。
「虫は鈴虫。蜩(ひぐらし)。蝶。松虫。
きりぎりす。機(はた)織り。ひをむし。蛍。」
枕草子 (第40段)
この鈴虫は、平安時代から親しまれていたのですね。
そして、これほど月に縁の深い虫もありません。
鈴虫の異称に 「月鈴子」 という名がある位ですから。
つまり “月から降って来た鈴” という訳です。
ただ、昨夜は月を眺めながら
休むという訳には行きませんでした。
常に移動するお月様は、今回は真上だったのです。
昨夜こそ、【天窓】 の必要性? を感じた事はありません。
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こちらもこの夏、ハイビスカスと共に
ずっと咲いていてくれた、日々草です。
すみれ色にピンクにそして先日の桜色。
それにしても、花の散り方にも個性がありますね。
先日も触れたハイビスカスは、
5枚の花びらを堅く閉じ合わせて散るのですが、
この日々草はハイビスカスとは全く逆で、
5枚の花びらを開いたまま散って行きます。
ポプリにしても、その5枚は決して離れる事なくいつも一緒。
周知のように、薔薇や桜はヒラヒラと1枚ずつ散り・・。
こんな風に、散り方に気持ちが入ってしまうのは、
心は既に秋モード・・になっているのかも知れませんね。
つい2日前と同じ星野富弘氏の詩で
「日々草」 を歌ったものがありました。
今日も以下に記してみます。
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日々草
今日も一つ 悲しいことがあった
今日もまた一つ うれしいことがあった
笑ったり 泣いたり 望んだり あきらめたり
にくんだり 愛したり ・・・・・・・・ ・・・・・・・・
そして これらの一つ一つを 柔らかく包んでくれた
数え切れないほど沢山の 平凡なことがあった
星野富弘
花は、一日でお終いです。開花して、翌日は枯れてます。夏の一日の出来事でした。
ハイビスカス、とっても懐かしいです。やはり北国では育てること自体無理なようですね。
ハイビスカス、今はありません。でも、ハイビスカスにあこがれます。南国の花ですから・・・
私にとって、ハイビスカスには太陽の輝きを伝えるような南国の象徴というイメージがあります。見ているだけで元気になるお花です。
鈴虫のコンサートなんて、ロマンティックだなあって思っていたのですが、月鈴子。
なんて風流なお名前なのでしょう
うちにはツルニチニチソウがあるのですが、ツルニチニチソウも、一緒に散ることに、今、リラさんのブログを読ませていただいて気がつきました。
自然の声を聞く、目を凝らす、そうやっていつも感覚をすませていないと見落としてしまうものなのですね。【目にうつるすべてのことを抱きしめて】暮らしていくことは難しいものなのですね。
詩のお話ですが、お気持ちは十分過ぎるほど伝わっていたのですが、ご丁寧に言い換えていただいてありがとうございました。リラさんのお心遣いがとてもうれしく、ありがたく感じました。
今晩は! コメント、有り難うございます。
青い森からさんが、南国の花に憧れていらっしゃるのと同じで、私は
北国の花に憧れます。ライラックや、鈴蘭等など・・。
木では、ナナカマドとか白樺など。
これらの紅葉は見事ですね。
青い森からさんの写真、楽しみにしています。
今晩は! コメント、続けて有り難うございます。
きたあかりさんからのコメントは、一片の爽やかな風が
通り抜けたような心地良さを感じます。
「ツルニチニチソウ」、いいですよね。~♪
この青い花、我家にもあります。
>【目にうつるすべてのことを抱きしめて】
素敵な表現ですね。
それこそ、ミスチルの 『抱きしめたい』 を連想してしまいました。
そして、私の間違いを好意的に受け取って下さって、
こちらこそ、有り難うございます。
言葉を大切にする・・と言えば、松山千春もそうですね。
そちらは夏になったり秋になったり・・・忙しそうですね。
体がついていかないのではないですか?
風邪など引いてはいないでしょうか??
こちら、今日は久しぶりに涼しいです♪
ただ爽やかな風は吹いていますが、「秋風」のような感じはいたしません。
でも季節は確実に秋に移行しているらしく、栗が色づいてきました。
ハイビスカス、ここでも見かけました。
南イタリアの真っ青な空に良く映える花です☆
夜は虫さんの合唱も聞こえますが、彼によるとこの虫の声は夏の虫の歌声だそうです。
ところで、このライラック、イタリア語で「リッラ」というそうです♪
今リラさんのブログを見たマンマが教えてくれました。
リラさんのお名前と似ていますね~。
コメント、有り難うございます。
先程、夕立があったのですが、全然涼しくなりません。
そんな中で、体調の心配をして頂いて有り難うございます。
風邪、今の所大丈夫です。
>ただ爽やかな風は吹いていますが、「秋風」のような感じはいたしません。
そちらは、どこまでも明るいのでしょうね。コバルトブルーの海と
空には、日本風の “秋” という感じはしないのかも知れませんね。
秋は、どこか淋しいものですから・・。
ライラックは、日本でもリラの別名がありますが、イタリア語でも
「リッラ」 と言うのですね。
語感が好きなので、とうとう名前にしてしまいました。
花は本当に音楽のようですよね・・・
そして朝顔さんは今ディミヌエンド、でしょうか。
季節はまさしくリピートですものね・・・
それにお気づきになるのはやはり音楽とともに生きて
いらっしゃるからなのでしょう
こちらではお昼からの早い幕開けもしばしばで虫達は
惜しみなくその声を聴かせてくれていますよ~^^/
こういう季節は本当に「平安の感性」が似合いますね。
枕草子をこうして久しぶりに目にし、季節の移り変わりを
具に捉えて楽しんでいた清少納言を想像して楽しませて
頂いてます。「あきはゆふぐれ・・・」ですものね。
それにしても「月から降ってきた鈴」という美しい表現に
源氏を読んでいる私もさすがに酔ってしまいましたわ★
教えて下さって有り難うございます。
こうして秋を親しむ心に触れさせていただくと
古文の色々を取りに実家に帰りたくなってしまいます~。
コメント、有り難うございます。
朝顔、今日は又、最盛期に近いような姿でした。
元に戻ったみたい・・音楽用語で言うなら、ダ・カーポ。
でも、厳密には初めに戻った訳ではありませんね。
あくまでも、最終章なら・・ピアノ協奏曲で言えば、
最後の即興の部分、コーダの演奏と言った所でしょうか。
それは、華々しく、これまでの集大成でもってフィナーレと
なるのかも知れません。でも、それはどうなるか分らない事ですね。
イメージ的には、軽いディベルティメントの感じがするのですが・・。
そうそう、清少納言は紫式部に比べて少し男性っぽい? 気が
してなりません。勝気な人なんでしょうね。
「月から降って来た鈴」。鈴虫は、平安時代から人々に
親しまれて来たのだそうです。それは 「月鈴子」 なんて子供の
名前に仕立てた事でも分ります。
「リーン、リーン」 と美しく鳴く姿をそのように捉えたのでしょうね。
それにしても、素晴らしい感性です。こんなありきたりの
言葉でしか表現出来ない自分が情けない・・。
結局、語彙が貧しいのですね。