【そっと小首を傾げ何を想うのでしょう・・】
冷え込んだ今朝は、
こんな朝を迎えました。
オレンジの、
まるで夕日のような太陽。
ひょっとしましたら・・
一面の銀世界・・?
~なんて、ワクワクしながら
雨戸を繰(く)ったものです。
起床時の気温は、10.5度。
連日、最低気温を更新しています。勿論、今季一番の寒さです。
さて、白への憧れ。
人間には本能的に
あるのかも知れませんね。
雪もそうですし、白い雲、
白い渚、そして白い肌も・・。
又、“白い慕情”・・と
言ったような使い方も。
そうそう、大昔、“白い少女”
という映画を観た記憶も・・。
この形容詞は使えば途端に
ロマンティックになりますものね。
白百合に至っては、“しらゆり”
という言葉の響きも然る事ながら、
その文字も清楚です。
そして私は今日も白薔薇に夢中。
(正確にはバニラ色)
それにしてもこちらの蕾の薔薇。
まるでピンクの薔薇ではありませんか・・。
この薔薇が開花すると冒頭の写真の薔薇に変身・・
~なんて、俄かには信じられません。尤もどちらの色も素敵ですが・・。
そう言えば 「羽衣ジャスミン」 も葡萄酒色の蕾ですのに、
純白の花を咲かせますものね。
そんなこんなで・・。白のイメージから思い浮かべたのは・・。
それは、こちらの 「ヘッセ詩集」。
そもそも最初に求めたきっかけは、この詩に惹かれたから。
尤も、ヘッセのみならず、ハイネ、
リルケも白い色、青春のイメージですけれど。
何だか無性に懐かしくなって書き留めました。
まだ片想いが一番素晴らしいと思い、恋に恋していた頃の事です。
【願い】 無言のうちに多くのことを語っている小さい手を 差しのべてくださる時、 私はいつかあなたにたずねました、 私を愛してくださるか、と。 私はあなたに、愛してください、とは望みません。 ただ、あなたがそばにいてくださることを知り、 あなたが時折り、無言でそっと 手を差しのべてくださることを望むばかりです。 |
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