おはようございます。株式会社リンクアンドイノベーション 中小企業診断士の長岡力(ながおかつとむ)です。
昨日は中小企業白書(2015年版)の139ページ「イノペーションに一歩踏み出すきっかけとなる意見交換の場」をみましたが、今日は143ページ「中規模企業のイノベーションのプロセス別に見た課題」をみます。
下図から中規模企業のイノベーションのプロセス別に見た課題を見ると、検討開始の判断の段階では「イノベーションの取組の必要性の見極めが難しい」、投資の判断の段階では「投資時期・必要性の見極めが難しい」、事業化の判断の段階では「事業化の時期の見極めが難しい」と回答した企業が多くなっていることが分かります。
これについて白書は、自社の経営資源への課題よりも市場の動向を見極めた上での経営上の決断に最も多くの課題を抱えている傾向にある。
これは、グローバル化の進展による市場の変化やリーマン・ショック等の景気変動を経験し、市場動向や景気の先行きを見極めることがより難しくなっていることが原因と推察される。
また、事業化の判断の段階では「事業を担当する人材の見極めが難しい」と回答した企業も多く、事業としてイノベーションを推進していくための適正な人材の配置等に課題を抱えていることが分かる、とあります。
では、小規模企業ではどのような課題があるのでしょうか。明日見ていきます!
昨日は中小企業白書(2015年版)の139ページ「イノペーションに一歩踏み出すきっかけとなる意見交換の場」をみましたが、今日は143ページ「中規模企業のイノベーションのプロセス別に見た課題」をみます。
下図から中規模企業のイノベーションのプロセス別に見た課題を見ると、検討開始の判断の段階では「イノベーションの取組の必要性の見極めが難しい」、投資の判断の段階では「投資時期・必要性の見極めが難しい」、事業化の判断の段階では「事業化の時期の見極めが難しい」と回答した企業が多くなっていることが分かります。
これについて白書は、自社の経営資源への課題よりも市場の動向を見極めた上での経営上の決断に最も多くの課題を抱えている傾向にある。
これは、グローバル化の進展による市場の変化やリーマン・ショック等の景気変動を経験し、市場動向や景気の先行きを見極めることがより難しくなっていることが原因と推察される。
また、事業化の判断の段階では「事業を担当する人材の見極めが難しい」と回答した企業も多く、事業としてイノベーションを推進していくための適正な人材の配置等に課題を抱えていることが分かる、とあります。
では、小規模企業ではどのような課題があるのでしょうか。明日見ていきます!