今年一番話題になった展覧会と言えば、上野の東京国立博物館 平成館で開催された「興福寺創建1300年記念“国宝 阿修羅展”」でしょうか。3月31日~6月7日までの期間に、80万人が来場(6月2日付)。
阿修羅像は、奈良時代・天平6年(734)、光明(こうみょう)皇后が母、橘三千代(たちばなのみちよ))の1周忌供養の菩提を弔うために造像されました。戦乱、戦火などの災難を乗り越えて来た、国宝です。
阿修羅像の美しさはもちろんですが、360度見ることのできる展示方法も話題になりましたね。この平成館での展覧会に行こうと思ったら、混雑を覚悟して行かねばなりません。ちなみに平成館は、平成11年(1999)10月、皇太子殿下御成婚を記念して開館。
この秋、またしても混雑必至の展覧会が開催されます。「皇室の名宝 ー日本美の華」です。今回の展覧会は、1期2期と分かれています。1期は「永徳、若冲から大観、松園まで」と題して、10月6日から11月3日まで。
1期の見どころは、伊藤若冲の代表作『動植綵絵(どうしょくさいえ)』全30幅!この作品は、宮内庁の三の丸尚蔵館での展覧会を見て以来、熱烈なファン!その時でさえ、全作は見ていないと思います。図録や作品集の図にため息が出ます。本当に素晴らしい!
そして、狩野永徳の『唐獅子図屏風/右隻』(安土桃山時代・16世紀)。永徳(1543~90)の数少ない真筆で、2頭の唐獅子の力強い姿に見入ってしまいます。当時の気風を感じられると言われていますが、その通り!
さらに上村松園の『雪月花』(昭和12年・1937)も展示。松園は、私に日本画の美しさと素晴らしさを知らしめた画家の一人。女性らしい繊細でやわらかで、華やかな作品たち。もう一人、酒井抱一の『花鳥十二ヶ月図』(文政6年・1823)も必見です!
詳しくはサイトで確認して、とにかくこの展覧会は見逃せませんよ~!
阿修羅像は、奈良時代・天平6年(734)、光明(こうみょう)皇后が母、橘三千代(たちばなのみちよ))の1周忌供養の菩提を弔うために造像されました。戦乱、戦火などの災難を乗り越えて来た、国宝です。
阿修羅像の美しさはもちろんですが、360度見ることのできる展示方法も話題になりましたね。この平成館での展覧会に行こうと思ったら、混雑を覚悟して行かねばなりません。ちなみに平成館は、平成11年(1999)10月、皇太子殿下御成婚を記念して開館。
この秋、またしても混雑必至の展覧会が開催されます。「皇室の名宝 ー日本美の華」です。今回の展覧会は、1期2期と分かれています。1期は「永徳、若冲から大観、松園まで」と題して、10月6日から11月3日まで。
1期の見どころは、伊藤若冲の代表作『動植綵絵(どうしょくさいえ)』全30幅!この作品は、宮内庁の三の丸尚蔵館での展覧会を見て以来、熱烈なファン!その時でさえ、全作は見ていないと思います。図録や作品集の図にため息が出ます。本当に素晴らしい!
そして、狩野永徳の『唐獅子図屏風/右隻』(安土桃山時代・16世紀)。永徳(1543~90)の数少ない真筆で、2頭の唐獅子の力強い姿に見入ってしまいます。当時の気風を感じられると言われていますが、その通り!
さらに上村松園の『雪月花』(昭和12年・1937)も展示。松園は、私に日本画の美しさと素晴らしさを知らしめた画家の一人。女性らしい繊細でやわらかで、華やかな作品たち。もう一人、酒井抱一の『花鳥十二ヶ月図』(文政6年・1823)も必見です!
詳しくはサイトで確認して、とにかくこの展覧会は見逃せませんよ~!