だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

シリアルキラー、チャン・ツィイー

2009-09-11 21:36:35 | 映画
聖書の中には“ヨハネの黙示録”と呼ばれる書があります。新約聖書の中で唯一の予言書で、著者のヨハネが終末に起こる出来事の幻を見、7つの教会宛てに送った書簡の形で書かれています。

黙示録をテーマにした映画は結構ありますが、タイトルから思い出すのがフランシス・フォード・コッポラ監督「地獄の黙示録」(79)。そして「黙示録の四騎士」(61)。ヴィセンテ・ブラスコ・イバニェスの原作をヴィンセント・ミネリが監督。

グレン・フォード、イングリッド・チューリン、 シャルル・ボワイエ、リー・J・コッブ、イヴェット・ミミュー出演。第2次世界大戦を背景にしたドラマで、最後に表れる四騎士の姿は、“征服” “戦争” “悪疫” “死”を表していました。

聖書の四騎士は…、白い馬に乗る第一の騎士は“勝利”を、赤い馬に乗る第二の騎士は“戦争”を、黒い馬に乗る第三の騎士は“飢饉”を、青白い馬(蒼ざめた馬)に乗る第四の騎士は“死”を表わています。

この騎士を連想する映画が、マイケル・ベイ製作、ジョナス・アカーランド監督作品「ホースメン」(09)です。マイケル・ベイの製作、監督作品には、「アルマゲドン」(98)「トランスフォーマー」(07・09)など、ヒットメーカーです!

刑事エイダン・ブレスリン(デニス・クエイド)は、妻の死後、息子のアレックス(ルー・テイラー・プッチ)とショーン(リアム・ジェイムズ)とうまく行かないでいました。ブリスリンは仕事一途な頑固な男。

今担当しているのは、連続殺人事件。聖書の黙示録の四騎士に関係があり、毎回事件現場には“COME AND SEE”(来たれ)という謎のメッセージが…。ある中年女性の殺害事件の第一発見者は、養女のクリスティン(チャン・ツィイー)。

クリスティンを気にかけるブリスリンは、衝撃的な事実を聞かされます。『私が殺したの』 『彼女は犯人の一人』 『猟奇殺人はこれからも続く』…果たして、この言葉の意味は?クリスティン役のチャン・ツィイーは、1979年2月9日北京生まれ。

「初恋のきた道」(99)で映画デビューし、「グリーン・デスティニー」(00)「HERO」(02)「LOVERS」「2046」(04)「SAYURI」(05)などで活躍。「ラッシュアワー2」(01)でハリウッド映画に進出しました。

初のシリアルキラー役!タイトルのホースメンの意味は?うう、見たい!
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