だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

元恋人にご用心!

2009-09-18 22:50:52 | 映画
ジョン・ダイガン監督の「キャメロット・ガーデンの少女」(97)は、主演のサム・ロックウェルをしっかり認識した作品。ケンタッキー州郊外にある“キャメロットガーデン”呼ばれる住宅地に越してきた、10歳の少女デヴォン。

新しい街に馴染めない少女と、森のトレーラーで暮らす青年トレント(ロックウェル)との奇妙な友情を描いていました。不思議なムードを持った作品で、今も心に残っています。未見の方は、ぜひ。

少女を演じたのが、ミーシャ・バートン。1986年1月24日ロンドン生まれのバートンは、これが映画初出演。「シックス・センス」(99)の少女キラ役や、TVシリーズ「OC」(03~06)のマリッサ・クーパーが有名。←未見ですが…。

「あの日の指輪を待つきみへ」(07)のシャーリー・マクレーン演じるエセル・アンの若き日を演じ、私の中のミーシャ・バートンは、すっかりロマンチックなヒロイン女優になっていました。ブロンドのロングヘアもきれいだったし。

ところが、最新作「ウォッチャーズ」(09)の彼女は、びっくりの役どころ。監督は、「アイ・アム・ウォンテッド」(05未)のモーガン・J・フリーマン。俳優とは別人、紛らわしい…。舞台は、ペンシルヴェニア州郊外の田舎町マウント・ブリス。

高校のフットボール・チーム“タイガース”の花形選手だったマイク・ドナルドソン(マット・ロング)は、小さな町の人気者で今は奨学金を得て、シカゴのノースウェスタン大学に通っていました。

クリスマス休暇に、久しぶりに町に帰ってきたマイク。新しい恋人のエリザベス(ジェシカ・ストループ)を連れて…。町はずれにあるボーリング場&ダイナーを経営しているシェルビー(バートン)は、マイクの元恋人。

2人は高校時代のカップルだったのですが、マイクの進学で分かれていました。しかし、シェルビーのマイクへの想いは変わらず、病的なほどに…。エリザベスの存在を知ったシェルビーは、マイクの愛を取り戻そうとします。

偶然、車ではねてしまったエリザベスを拉致・監禁するシェルビー。果たして?どうするの?予告編では、捕えたエリザベスの傷ついた足を折るシーンが!まるで「ミザリー」(96)のキャシー・ベイツのよう~。こ、こわい。

原題は“HOMECOMING”。帰郷ですね。楽しいはずのクリスマス休暇の行方は?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする