だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

実は飛んでいました。

2012-03-14 21:24:13 | 映画
ピーター・ハイアムズが脚本・監督した「カプリコン・1」(77)は、SF映画のようで実はハラハラドキドキの政治的サスペンスドラマ。今でも大変な人気を誇る、映画ファン必見の作品です。見ました?

人類初の有人火星探査宇宙船カプリコン1号が打ち上げ直前に、トラブル発生。国家的プロジェクトを失敗させないためにと、3人の宇宙飛行士は砂漠の真ん中にある古い基地に連れられます。

スタジオで宇宙飛行の大芝居を打つことになる3人(ジェームズ・ブローリン、サム・ウォーターストン、O・J・シンプソン)。あることから疑いを抱いた新聞記者(エリオット・グールド)は、調査を開始。

NASAが仕組んだ巨大な陰謀と、それを暴こうとする男の物語。ジェリー・ゴールドスミスの軽快な音楽と、豪華な共演者たちで大いに楽しめました。この映画のおかげで、月面着陸を疑った人も…

映画は火星でしたが、ジョン・F・ケネディ大統領が1961年に発表した“アポロ計画”は月。1960年代中に人類を月に到達させるというもの。そして1969年7月20日、とうとう月面着陸に成功!

ロン・ハワード監督、トム・ハンクス主演「アポロ13」(95)では、1970年4月に打ち上げられたアポロ13号の酸素タンクが爆発。月はもちろん、地球への帰還も危うくなるのでした。ハラハラドキドキ。

ところでアポロ計画は、1972年12月7日6回目の月面着陸に成功したアポロ17号で終了。当初20号までだったものを大幅な経費削減を受け、キャンセルとなったのでした。以降はスペース・シャトルへ。

スペイン出身のゴンサーロ・ロペス=ガイェゴ監督作「アポロ18」(11)は、そのアポロ18号が実は月に飛んでいたというSFホラー。なぜ人類は月への挑戦をあきらめたのか?本当の理由とは?

アポロ計画やNASAにまつわる陰謀説はいつの時代にもあり、なぜか知りたい!と思わせ、映画やドキュメンタリーなどになって登場します。冒頭の「カプリコン・1」も“ありそう~”。

出演者ウォーレン・クリスティー、ロイド・オーウェン、ライアン・ロビンズはよく知らないけど、極秘に撮影された記録フィルムってどうなのぉ~。知りたい~!
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