だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

アラン・ドロンから、ラファエルへ

2013-07-01 21:01:12 | 映画
1935年11月8日フランス出身のアラン・ドロン。今の若い人は知らないでしょうが、1960年代~1980年代にかけて日本はもちろん、世界中で大人気の2枚目俳優でした。

アラン・ドロンと言えば、その甘い顔とロマンチックな映画でファンはうっとり…だったんですねぇ。映画デビューは、イヴ・アレグレ監督「女が事件にからむ時」(56未)で、いきなり主役。

日本では、ミシェル・ボワロン監督「お嬢さん、お手やわらかに!」(58)が初お目見えでした。ドロンの代表作の1本、パトリシア・ハイスミス原作、ルネ・クレマン監督「太陽がいっぱい」(60)

アンソニー・ミンゲラ監督、マット・デイモン主演「リプリー」(99)と同じ作品だって、ご存知でしたか?アンリ・ヴェルヌイユ監督「地下室のメロディー」(63)、ルキノ・ヴィスコンティ監督「山猫」(63)

マーク・ロブソン監督「名誉と栄光のためでなく」(66)、ロベール・アンリコ監督「冒険者たち」(67)、ジャン・エルマン監督「さらば友よ」(68)、ジャック・ドレー監督「ボルサリーノ」(70)

などなど、あまりにたくさんの主演作が並びます。友人でもあるジャン=ポール・ベルモンドとの「ハーフ・ア・チャンス」(98)で引退したのですが、最近またTVMで復活しているそうです。

もし興味があれば、過去の作品をぜひ見てください。そのアラン・ドロンの再来!と騒がれているのが、ラファエル・ペルソナという人。ジュリー・ガヴラス監督「ぜんぶ、フィデルのせい」(06)に出演。

日本での上映作品はまだ少ないですが、初主演作が公開です。「彼女たちの時間」(01)のカトリーヌ・コルシニ監督「黒いスーツを着た男」(12)です。確かに若い頃のアラン・ドロンのよう。

10日後に社長令嬢と結婚するアラン(ラファエル・ペルソナ)。ある夜、友人たちと騒いだ深夜、ある男を轢いてしまいます。同乗していた友人たちに促され、そのまま逃走するアラン。

しかし、向かいのアパルトマンからジュリエット(クロティルド・エスム)は、一部始終を見ていたのです。翌日、病院を訪れた彼女が見たのは…アランだったのです。複雑な人間模様。結末が知りたい!
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