だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

エルサレムの老人ホームで…

2015-10-14 16:19:17 | 映画
昨年11月、クエンティン・タランティーノが絶賛したことで注目を浴びた、アハロン・ケシャレス&ナヴォット・パプシャド監督「オオカミは嘘をつく」(13)。脚本も同じ2人。

見ました?赤ずきんちゃんを思い出させる赤い服を着た少女が、森の中で姿を消します。連続少女暴行殺人事件でした。容疑者は、中学校で宗教学を教えているドロール。

刑事のミッキは、証拠不十分で釈放されたドロールを拉致。そこへ被害少女の父親ギディが現われ…。3人の男たちは差し詰め、オオカミ。でも本物のオオカミは誰?

とってもダークでサスペンスフルなこの作品、実はイスラエル映画。あんまりイスラエル映画に馴染みはないけど、アリ・フォルマン監督「コングレス未来学会議」(13)くらい?

第71回ベネチア国際映画祭観客賞などを受賞した、イスラエル映画が公開されます。シャロン・マイモン&タル・グラニット監督「ハッピーエンドの選び方」(14)です。

2人はこれまで3本の映画を共同脚本、監督しているそうです。日本では初登場。舞台はイスラエルの老人ホーム。ハッピーエンドとは、人生最期のことだったんですね~。

ヨヘスケル(ゼーブ・リバッシュ)は、妻のレバーナ(レバーナ・フィンケルシュタイン)とエルサレムの老人ホーム暮らし。発明が大好きな彼は、ユニークな発明を楽しんでいました。

ある日、延命治療に苦しんでいた親友のマックスから、“安楽死できるような発明を考えて欲しい”と頼まれます。妻の反対を押し切り、ヨヘスケルはある装置を発明。

そして、ホームの仲間たちとマックスを見送るのです。ところが、秘密のはずのその発明は、瞬く間にイスラエル中に広まってしまいます。そして依頼が殺到することに。

さらにレバーナの病気が進行し、ヨヘスケルは果たして?人生の最期をどう迎えるか…。いつか必ず考えなくてはいけないことだけど。もっともっと、たくさん映画を見た~い。
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