ヒット曲は、彼らから。

１９６０～７０年代に多くのアーティストを陰で支えたセッションミュージシャン集団、レッキング・クルーをご存知でしたか？知りませんでした。確かにヒットソングの後ろには…

素晴らしいミュージシャンがいなくては。そんな彼らのドキュメンタリー映画が、公開されます。デニー・テデスコ監督「レッキング・クルー 伝説のミュージシャンたち」（０８）です。

予告編を見て、とっても見たくなりました。だって大好きな楽曲が、いっぱいなんだもん！まずは、メンバー紹介から。ドラムはハル・ブレインとアール・パーマー、ギターはアル・ケーシーと…

トミー・テデスコ（監督は、彼の息子）、ベースはキャロル・ケイとジョー・オズボーン、サキソフォンはプラス・ジョンソン、キーボードはドン・ランディ。…といっても全く知りませんが。

しかし、彼らが参加したヒット曲は知っていますとも！シェリー・フェブレイ『ジョニー・エンジェル』（６２）、エルヴィス・プレスリー『心の届かぬラヴ・レター』（６２）、ロネッツ『ビー・マイ・ベイビー』（６３）

バーズ『ミスター・タンブリン・マン』（６５）、ライチャス・ブラザーズ『ふられた気持ち』（６５）、ママス＆パパス『夢のカリフォルニア』（６５）、フランク・シナトラ『夜のストレンジャー』（６６）

モンキーズ『恋の終列車』（６６）、ビーチ・ボーイズ『グッド・ヴァイブレーション』（６６）、フィフス・ディメンション『ビートでジャンプ』（６７）、ソニー＆シェール『ビート・ゴーズ・オン』（６７）

グレン・キャンベル『ウィチタ・ラインマン』（６８）、サイモン＆ガーファンクル『明日に架ける橋』（７０）、アルバート・ハモンド『カリフォルニアの青い空』（７２）、カーペンターズ…

『イエスタデイ・ワンスモア』（７３）、バーブラ・ストライサンド『追憶』（７４）など。すごいでしょ！さらにインタビュー映像には、ブライアン・ウィルソン、シェール、ナンシー・シナトラ、

ハーブ・アルパート、グレン・キャンベル、ミッキー・ドレンツなど。１３０曲に及ぶ使用楽曲の権利をクリアするのに時間がかかり、撮影から１８年を経てようやく公開。夢のようです。