だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

NY、同性婚の後は?

2016-01-27 20:34:11 | 映画
日本では法的に認められていない“同性婚”。昨年、申請のあった同性カップルを“パートナー”として認める地域などが登場。しかし、海外ではしっかり認めている国や地域があります。

それまでの長く苦難の道は、映画や小説にも多く登場します。同性愛は犯罪だったり、病気扱いされたり、捕まると死刑になることさえ。LGBTのセレブカップルと言えば…

第86回アカデミー賞授賞式の司会を務めたエレン・デジェネレスと、ポーシャ・デ・ロッシ。第87回の司会者ニール・パトリック・ハリスと、デイビット・バートカ。

ファッションデザイナーのトム・フォードと、リチャード・バックリー。歌手のエルトン・ジョンと、デヴィッド・ファーニッシュ。TV「宇宙大作戦」のジョージ・タケイと、ブラッド・アルトマン。

ほんの一部ですが…。ではその実態とは?そんな映画がやって来ました。「あぁ、結婚生活」(07)のアイラ・サックス脚本、監督2作目の「人生は小説よりも奇なり」(14)です。

マンハッタンで39年間連れ添った同性カップル、画家のベン(ジョン・リスゴー)と音楽教師のジョージ(アルフレッド・モリーナ)。2011年、ニューヨーク州で同性婚が可能になり…

念願叶って入籍します。新たな生活は順調に始まるはずでしたが、ジョージは仕事をクビになってしまいます。すると、それまでの生活はいとも簡単に崩れてしまうのです。

医療保険、年金、不動産、孤独感、ストレス…。長年住み慣れたアパートメントを売ることになり、別々に暮らすことを余儀なくされます。果たして、ベンとジョージは?

共演は、ブラッド・ファーマン監督「リンカーン弁護士」(11)、マーク・ローレンス監督「Re:LIFE リライフ」(14)、ジェシー・ネルソン監督「クーパー家の晩餐会」(15)と好調なマリサ・トメイ。

ゲイを公表しているサックス監督の、脚本のやさしさ、愛しさに涙しそう~。ジョン・リスゴー、70歳。アルフレッド・モリーナ、62歳。最高にステキなカップルです。(映画の中で)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする