クレジット・デフォルト・スワップとは？

ラミン・バーラニ監督「ドリーム ホーム ９９％を操る男たち」（１４）は、リーマン・ショック後のアメリカを舞台に、住宅ローンの返済が出来なくなった、ごく普通の家族の物語。

リーマン・ショックとは、２００８年９月１５日、アメリカの投資銀行リーマン・ブラザーズが破産。これを機に世界中で続発的に広がった金融危機のことを言います。覚えてます。

破綻の前年２００７年夏、住宅価格が下落し始め、返済延滞率が上昇。住宅バブル崩壊へと繋がったのでした。経済問題は難しくって苦手…という人も、映画を見るとわかるかも。

「俺たちニュースキャスター」（０４未）、「アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事！」（１０）、「俺たちニュースキャスター 史上最低の視聴率バトル ｉｎ ニューヨーク」（１３未）の監督…

アダム・マッケイの最新作「マネー・ショート 華麗なる大逆転」（１５）は、まさにその時代の金融マンたちの物語です。原作は「しあわせの隠れ場所」（０９）や「マネーボール」（１１）の…

マイケル・ルイスのノンフィクション『世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち』。しかも豪華キャストで、アカデミー賞の作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞、編集賞にノミネート。

２００４年から０６年にかけて、住宅価格が上昇したアメリカでは、住宅ローンの債権が高利回りの金融商品として脚光を浴びていました。０５年、金融トレーダーの…

マイケル・バリー（クリスチャン・ベイル）は、サブプライム・ローンが数年以内に債務不履行に陥る可能性がある事に気付きます。ウォール街や政府からは、無視されますが。

そこである金融取引（タイトルの）を利用して、彼らを出し抜くことを計画。その頃、銀行家のジャレット・ヴェネット（ライアン・ゴズリング）が、マイケルの戦略を知ります。

さらにヘッジファンドマネージャーのマーク・ボーム（スティーヴ・カレル）と、伝説の銀行家ベン・リカート（ブラッド・ピット）を巻き込み…。果たして、何が起きるのやら？楽しみ！