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映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

日本初公開!『糸巻きの聖母』

2016-02-18 14:57:15 | 展覧会
展覧会の記事をもう1つ。墨田区横網1丁目にある、東京都江戸東京博物館で現在開催中の展覧会が、「特別展 レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の挑戦」です。

すでに1月16日から始まっていたので、もうご覧になった方もいらっしゃるでしょう。ちょっと見逃していました。いつもなら、開催前にチェックするんですけど。失礼。

本展は、日本とイタリアの国交樹立150周年を記念して開催されるもの。しかもイタリア政府が、都内の公立博物館1館のみでの開催を希望し、実現した特別展です。

展覧会構成は、序章:レオナルドの肖像 天才像と神話化…生前より伝説化されていた彼の死後、神話化したレオナルドの肖像やエピソードが絵画や版画となりました。

カルロ・ラズィーニオ作『レオナルド・ダ・ヴィンチの肖像』(1789年)、ジャン・クロード・マニゴー作『動物を愛護するレオナルド・ダ・ヴィンチ、鳥を買い取り空に放つ』(制作年不明)

第1章:自然と人間 直感と観察…ダ・ヴィンチ作の素描『子どもの脚の研究』(1502~03年)、『子どもの研究』(1502~03年)、『花の研究』(1504年頃)

第2章:“鳥の飛翔に関する手稿” 人間の限界を超えた飛翔、自然と神への挑戦…ダ・ヴィンチ作『鳥の飛翔に関する手稿』の第10紙葉裏と第11紙葉表(1505年)

第3章:『糸巻きの聖母』 見えない世界を探る…ポスターになったダ・ヴィンチ作『糸巻きの聖母』(1501年頃)、ジャン・ジャコモ・カプロッティ作『12歳のキリスト(若き救世主)』(1505年頃)

レオナルド派作『洗礼者聖ヨハネ』(16世紀) 第4章:レオナルドの教え ルネサンス期の工房とレオナルド・アカデミー …ジョヴァン二・ピエトロ・リッツォーリ作…

『悔悛するマグダラのマリア』(1520~25年頃)、作者不詳『幼子イエスと洗礼者聖ヨハネ』(1530~35年頃)など。日本でも人気の高いレオナルド。『糸巻きの聖母』、ぜひ!
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