容疑者は第一発見者

クリント・イーストウッドの監督作品には、１９２０年代のロサンゼルスで起きた幼い息子の誘拐事件を描いた「チェンジリング」（０８）や…

イラク戦争時、ネイビー・シールズの狙撃手として活躍したクリス・カイルの人生を描いた「アメリカン・スナイパー」（１４）、

２００９年、ニューヨークのハドソン川に不時着した旅客機事故を描いた「ハドソン川の奇跡」（１６）、思いがけずメキシコの麻薬組織に…

雇われて運び屋となった９０歳の老人を描いた「運び屋」（１８）など、実際の事件、人物を描いた作品が多いのに気付きます。

最新作も同じ。マリー・ブレナー原作を映画化した「リチャード・ジュエル」（１９）です。誰っ？なんだかステキな名前なんですが…。

１９９６年７月２７日、アトランタオリンピックで爆破テロ事件が発生します。センテニアル公園で不審なバッグを発見した…

警備員のリチャード・ジュエル（ポール・ウォルター・ハウザー）。第一発見者であることから、ＦＢＩは容疑者として彼を逮捕。

弁護士のワトソン・ブライアント（サム・ロックウェル）は、捜査に異議を唱えます。しかし、女性記者のキャシー・スクラッグス…

（オリヴィア・ワイルド）の記事をきっかけに、マスコミによる報道が過熱していきます。果たして？キャシー・ベイツ、ジョン・ハム共演。

ジュエルは、０７年８月２９日自宅で死去、４４歳。演じるハウザーは、コメディアンだそう。来年９０歳の監督。まだまだ熱いです！