だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

パン・ナリン監督からのラブレター

2022-11-22 16:54:48 | 映画
映画は、エンドロールの最後まで見て、明るくなってから帰ります。映画が終わった途端、スクリーンの前を堂々と横切る人の気持ちがわかりません。

映画を作った人たちに敬意を示したいです。それに忘れ物がないか確認も。まっ、長々と文字だけ見るのはイヤなんでしょうけど。映画館でのマナーかな。

アメコミ映画やシリーズ物だと『エンドロールの後にも映像があります』と、最初にわざわざお知らせがあるほど。そんなエンドロールに因んだ映画が。

インドのグジャラート州出身、パン・ナリン監督「エンドロールのつづき」(21)。当然!現代版「ニュー・シネマ・パラダイス」(89)と大絶賛。

監督自身の幼い頃の思い出が詰まった作品です。インドの田舎町で暮らす9歳の少年サマイ(バヴィン・ラバリ)は、学校に通いながら…

父親(ディペン・ラヴァル)のチャイ店を手伝っています。ある日、家族で映画を見に行くことに。初めて見る映画にすっかり魅了さるサマイ。

再び、映画館に忍び込んだのがバレて放り出される、お金のないサマイを見た映写技師のファザル(バヴェーシュ・シュリマリ)は…

サマイの母親(リチャー・ミーナー)の手作り弁当と引き換えに、映写室から映画を見せると提案します。映写窓から見る色とりどりの…

様々な映画に圧倒され、自分も映画を作りたいと思うようになるサマイでした。インド映画を始めて見た時の感動は、サマイでなくても…

良~くわかります。まして、映画は映画館でしか見ることが出来なかった時代。映画はいつでも娯楽であり、芸術であり、みんなの憧れです。
コメント
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