だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

チェコスロバキア最後の女性死刑囚

2023-03-20 17:15:39 | 映画
ペテル・マガート監督「未来は裏切りの彼方に」(19)を書く時、チェコスロバキア共和国のことを調べました。と言っても難しいことではなく…

1992年12月、チェコとスロバキアの2つの国に分かれたことを覚えていること。映画は、スロバキアで起きた民衆蜂起を背景にした人々の物語。

トマーシュ・ヴァインレプとペトル・カズダ監督「私、オルガ・ヘプナロヴァー」(16)は、チェコスロバキア最後の女性死刑囚のお話。

経済的に恵まれた家庭に育った22歳のオルガ・ヘプナロヴァー(ミハリーナ・オルシャニスカ)は、新聞社と雑誌社に犯行声明文を送ります。

そして1973年7月10日。チェコスロバキアの首都プラハで、路面電車を待つ群衆にトラックで突っ込みます。結果、8人死亡、12人負傷。

なぜオルガは大量殺人を起こしたのか?両親の無関心と虐待、社会からの疎外やいじめによって心に傷を負ったオルガは、それが復讐であると言い…

逮捕後もまったく反省の色を見せることはなかったのです。本作が監督デビューとなるトマーシュ・ヴァインレプとペトル・カズダの2人は…

ドキュメンタリータッチのリアルな描写で、オルガという女性を描いていきます。ところでオルガ・ヘプナロヴァーは、1951年6月30日プラハ出身。

父は銀行員、母は歯科医だったとか。1964年に薬物過剰摂取で自殺を図り、精神科病棟で過ごしますが、退院後、様々な職業を経て…

トラック運転手となったそうです。予告編を見るとモノクロ映画で、「レオン」(94)のナタリー・ポートマンのようなヒロインがとっても印象的。
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