だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

サーキット場には行きません。

2009-09-15 21:05:48 | 映画
人は運命から逃れることはできないのか?そんな疑問を映画にしたのが、「ファイナル・デスティネーション」(00)でした。この映画、大好き!DVDで繰り返し見ています。製作グレン・モーガン他、監督ジェームズ・ウォン、主演デヴォン・サワ。

高校の修学旅行でフランスに向かう、アレックスとクラスメイトたち。ところが離陸直前に飛行機が大爆発する夢を見たアレックスは、大パニック。大騒ぎの中、一緒に降りた7人は、現実となった飛行機爆発を逃れるのですが…。

しかし、死の運命は確実に7人に襲いかかります。このハラハラドキドキ感がたまらない!よく書けた脚本と若手俳優たちのドラマ。ホラーとしてもサスペンスとしても面白い!未見の方は、ぜひどうぞ。

映画は大ヒットし、2作目「デッドコースター」(03)3作目「ファイナル・デッドコースター」(06)と続編も。2作目はデヴィッド・リチャード・エリス監督に代わり、ハイウェイが舞台。3作目はウォン監督に戻り、アミューズメント・パークが舞台。

死の運命は、やっぱり終わっていなかった…。4作目「ファイナル デッドサーキット 3D」(09)がやって来ます。監督は2作目のデヴィッド・リチャード・エリス、製作は1作目からのクレイグ・ペリーとウォーレン・ザイド。

もうすぐ社会人になる大学生のニック(ボビー・カンポ)とガールフレンドのローリ(シャンテル・ヴァンサンテン)は、友人のハントとジャネットと、サーキット場でダブルデートを楽しんでいました。

白熱するレース中、1台のレースカーがクラッシュ!そして次々と後続車が事故に巻き込まれ、コースは火の海に!そしてハジケ飛んだタイヤや、燃え盛る車体の残骸がスタンド席に飛び込んで来ます!

大パニックになった観客は、逃げる間もなく血の海に。サーキット場は大惨劇の場と化してしまうのです。…予知夢から目覚めたニック。ローリ、ハント、ジャネット、そしてまわりの数人を無理やり連れ出します。

すぐにその夢は現実に。災難を逃れた9人はホッと胸をなでおろしました。しかし、死の運命は彼らは見逃しません。生き残った人々は予知夢の順番通りに、謎の死を遂げていくのです…。

タイトルが示すように、この作品も3D。しかも“フルデジタル3D映画”として、オープニング3日間で約2800万ドル(シリーズ最高値)を記録したそうな。面白そう~。
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ロックしようぜ!

2009-09-14 21:24:09 | 映画
リチャード・カーティスの書いた脚本には、「フォー・ウェディング」(94)や「ノッティングヒルの恋人」(99)、「ブリジット・ジョーンズの日記」(01)と続編の「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」(04)

そして初監督もした「ラブ・アクチュアリー」(03)などなど。素晴らしい!どれも大好き!特に「ラブ・アクチュアリー」は、たくさんの俳優を適材適所に配し、大いに楽しみました。この映画にも出演している、ビル・ナイ。

1949年12月12日英国サリー州出身。「針の眼」(81)で映画デビューし、「スティル・クレイジー」(98)「シャンプー台のむこうに」(00)「ラッキー・ブレイク」(01)など。私はビル・ナイの名前で見に行っちゃいます。

英国映画には欠かせない名優ですね。個性的な容姿と独特な声とで、一度見たら忘れられない俳優さん。他に「アンダーワールド」(03・06・09)シリーズや、「パイレーツ・オブ・カリビアン」(06・07)シリーズにも出演。

カーティス監督のTVM「ある日、ダウニング街で」(05)以来の新作、「パイレーツ・オブ・ロック」(09)に出演です!1966年、ブリティシュ・ロック絶頂期。政府はロックを“諸悪の根源”とし、BBCでの放送を1日45分に限定。

民放放送局のない時代、もっと聞きた~い!もっと聞かせた~い!と、誕生したのが海賊ラジオ局でした。ラジオ局のある場所は、北海上の船の上。厳しい取り締まりなんてなんのその!1日24時間、ロックを放送!

たばことドラッグで高校を退学させられたカール(トム・スターリッジ)。更生のため、母親の旧友で名付け親のクエンティン(ビル・ナイ)に預けられます。しかし!クエンティン、実はあの“ラジオ・ロック”の経営者。

ラジオ局のとんでもDJは、アメリカ人なのにザ・カウント(伯爵)(フィリップ・シーモア・ホフマン)をはじめとする個性的な面々。そんな破天荒で自由気ままで、超ごきげんな世界に飛び込んだカールの運命は?

一方、政府の大臣ドルマンディ(ケネス・ブラナー)は、とにかくラジオ局が気に入らない!大臣はある計画を立てるのですが…。他にも米国帰りのDJギャヴィンに、リス・エヴァンスも登場。これはなかなか一筋縄では行かないゾ!

「ラブ・アクチュアリー」でも老ロック歌手ビリー役を演じた、ビル・ナイ。また、惚れそう~。
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ベルギー三昧の秋

2009-09-12 15:01:24 | 展覧会
マイブログでもよくご紹介する損保ジャパン東郷青児美術館。西新宿の高層ビル街にある、損保ジャパン本社ビル42階にあります。美術館入り口前には展望回廊があり、東京都心から房総半島にかけての雄大な眺望を見ることができます。

美術館には、フィンセント・ファン・ゴッホの『ひまわり』(1888)と、ポール・ゴーギャンの『アリスカンの並木路、アルル』(1888)、ポール・セザンヌの『りんごとナプキン』(1879~80)を収蔵。いつでも見れます。

この秋は、「ベルギー王立美術館コレクション ベルギー近代絵画のあゆみ」です。ベルギー王国の首都ブリュッセルにある美術館は、4つに分かれ15世紀から18世紀までの作品を収めた古典美術館

そして19世紀・20世紀の作品を収めた近代美術館、となっています。近代の方には、フランドルの画家たちの作品が多く収蔵されているそうです。行きたい!この美術館の作品には、ピーテル・ブリューゲル(父)の『ベツレヘムの人口調査』(16世紀)

ピーテル・パウル・ルーベンスの『聖リヴィナスの殉教』(17世紀)、エドワード・バーン・ジョーンズの『プシュケの結婚』(1895)、フェルナン・クノップフの『見捨てられた街』(1904)、ポール・デルヴォーの『ピグマリオン』(1939)などなど。

そして今回来日するのは、ジェームズ・アンソールの『バラの花』(1892)、アンリ・エヴェヌプール『ルイ=シャルル・クレスパンの肖像』(1895)、ジャン=バチィスト=カミーユ・コロー『セーヴルの高地、囲いのある牧草地』(1865~70)

ポール・ゴーギャン『野原での語らい、ポン=タヴァン』(1888)、ピエール・ボナール『逆光の中の裸婦』(1908年頃)、イジドール・ヴェルヘイデン『昼食』(1905年頃)、テオフィル・ファン・レイセルベルヘ『散歩』(1901)など。

渋谷でも「ベルギー幻想美術館」を開催中だし、ベルギー三昧しましょ!
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シリアルキラー、チャン・ツィイー

2009-09-11 21:36:35 | 映画
聖書の中には“ヨハネの黙示録”と呼ばれる書があります。新約聖書の中で唯一の予言書で、著者のヨハネが終末に起こる出来事の幻を見、7つの教会宛てに送った書簡の形で書かれています。

黙示録をテーマにした映画は結構ありますが、タイトルから思い出すのがフランシス・フォード・コッポラ監督「地獄の黙示録」(79)。そして「黙示録の四騎士」(61)。ヴィセンテ・ブラスコ・イバニェスの原作をヴィンセント・ミネリが監督。

グレン・フォード、イングリッド・チューリン、 シャルル・ボワイエ、リー・J・コッブ、イヴェット・ミミュー出演。第2次世界大戦を背景にしたドラマで、最後に表れる四騎士の姿は、“征服” “戦争” “悪疫” “死”を表していました。

聖書の四騎士は…、白い馬に乗る第一の騎士は“勝利”を、赤い馬に乗る第二の騎士は“戦争”を、黒い馬に乗る第三の騎士は“飢饉”を、青白い馬(蒼ざめた馬)に乗る第四の騎士は“死”を表わています。

この騎士を連想する映画が、マイケル・ベイ製作、ジョナス・アカーランド監督作品「ホースメン」(09)です。マイケル・ベイの製作、監督作品には、「アルマゲドン」(98)「トランスフォーマー」(07・09)など、ヒットメーカーです!

刑事エイダン・ブレスリン(デニス・クエイド)は、妻の死後、息子のアレックス(ルー・テイラー・プッチ)とショーン(リアム・ジェイムズ)とうまく行かないでいました。ブリスリンは仕事一途な頑固な男。

今担当しているのは、連続殺人事件。聖書の黙示録の四騎士に関係があり、毎回事件現場には“COME AND SEE”(来たれ)という謎のメッセージが…。ある中年女性の殺害事件の第一発見者は、養女のクリスティン(チャン・ツィイー)。

クリスティンを気にかけるブリスリンは、衝撃的な事実を聞かされます。『私が殺したの』 『彼女は犯人の一人』 『猟奇殺人はこれからも続く』…果たして、この言葉の意味は?クリスティン役のチャン・ツィイーは、1979年2月9日北京生まれ。

「初恋のきた道」(99)で映画デビューし、「グリーン・デスティニー」(00)「HERO」(02)「LOVERS」「2046」(04)「SAYURI」(05)などで活躍。「ラッシュアワー2」(01)でハリウッド映画に進出しました。

初のシリアルキラー役!タイトルのホースメンの意味は?うう、見たい!
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コードネームの男

2009-09-10 10:52:51 | 映画
デンゼル・ワシントンとジョントラ君の「サブウェイ123 激突」(09)の原作(ジョン・ゴーディ著)では、犯行グループの人物名は色でした。Mr.ブルー、Mr.グリーン、Mr.グレイ、Mr.ブラウンといった具合。

ただし、オリジナルの「サブウェイ・パニック」(74)でなく、リメイクでは名前は呼ばれませんでしたが…。名前を呼ばず、色で呼ぶなんておしゃれ~っ!実はこの小説からヒントを得たのが、「レザボアドッグス」(91)でした。

クエンティン・タランティーノ監督の映画好きはよく知られたことですが、「サブウェイ・パニック」を見ないはずがありません。Mr.ホワイト、Mr.オレンジ、Mr.ブロンド、Mr.ピンク、Mr.ブルー、Mr.ブラウン

Mr.ホワイトはハーヴェイ・カイテル、Mr.オレンジはティム・ロス、Mr.ブロンドはマイケル・マドセン、Mr.ピンクはスティーヴ・ブシェミ、Mr.ブルーはエディ・バンカーとイメージぴったり!?タランティーノ本人はMr.ブラウンでした。

ところで「ブロークン・フラワーズ」(05)以来久々のジム・ジャームッシュ監督(脚本も)最新作、「リミッツ・オブ・コントロール」(09)の登場人物もユニークな名前なんです。主人公は、“孤独な男”(イザック・ド・バンコレ)。

彼は殺し屋と思われる人物。スペインで任務を果たすべくやって来ます。彼に接触してくるのは、コードネームで呼ばれる人たち。“クレオール人”(アレックス・デスカス)、“フランス人”(ジャン=フランソワ・ステヴナン)

“ヴァイオリン”(ルイス・トサル)、“ヌード”(パス・デ・ラ・ウエルタ)、“ブロンド”(ティルダ・スウィントン)、“モレキュール”(工藤夕貴)、“ギター”(ジョン・ハート)、“メキシコ人”(ガエル・ガルシア・ベルナル)“ドライバー”(ヒアム・アッバス)

そして“アメリカ人”(ビル・マーレイ)…。“孤独な男”は、誰も信用せず、計画の目的も知らされず、ただ与えられた任務を果たすのみ…。タイトルの想像力が支配(コントロール)の限界(リミッツ)を超えた時、何が起こるのか?

ジャームッシュらしい映画。見ましょう。
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皇室に伝わる国宝たち

2009-09-08 21:08:07 | 展覧会
今年一番話題になった展覧会と言えば、上野の東京国立博物館 平成館で開催された「興福寺創建1300年記念“国宝 阿修羅展”」でしょうか。3月31日~6月7日までの期間に、80万人が来場(6月2日付)。

阿修羅像は、奈良時代・天平6年(734)、光明(こうみょう)皇后が母、橘三千代(たちばなのみちよ))の1周忌供養の菩提を弔うために造像されました。戦乱、戦火などの災難を乗り越えて来た、国宝です。

阿修羅像の美しさはもちろんですが、360度見ることのできる展示方法も話題になりましたね。この平成館での展覧会に行こうと思ったら、混雑を覚悟して行かねばなりません。ちなみに平成館は、平成11年(1999)10月、皇太子殿下御成婚を記念して開館。

この秋、またしても混雑必至の展覧会が開催されます。「皇室の名宝 ー日本美の華」です。今回の展覧会は、1期2期と分かれています。1期は「永徳、若冲から大観、松園まで」と題して、10月6日から11月3日まで。

1期の見どころは、伊藤若冲の代表作『動植綵絵(どうしょくさいえ)』全30幅!この作品は、宮内庁の三の丸尚蔵館での展覧会を見て以来、熱烈なファン!その時でさえ、全作は見ていないと思います。図録や作品集の図にため息が出ます。本当に素晴らしい!

そして、狩野永徳の『唐獅子図屏風/右隻』(安土桃山時代・16世紀)。永徳(1543~90)の数少ない真筆で、2頭の唐獅子の力強い姿に見入ってしまいます。当時の気風を感じられると言われていますが、その通り!

さらに上村松園の『雪月花』(昭和12年・1937)も展示。松園は、私に日本画の美しさと素晴らしさを知らしめた画家の一人。女性らしい繊細でやわらかで、華やかな作品たち。もう一人、酒井抱一の『花鳥十二ヶ月図』(文政6年・1823)も必見です!

詳しくはサイトで確認して、とにかくこの展覧会は見逃せませんよ~!
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今年のバルジャンは?

2009-09-07 21:34:12 | 演劇
東宝のミュージカル公演は上演作品もどんどん増えてきて、ミュージカルファンとしてはものすごく幸せ!主な作品を並べてみると… 「風と共に去りぬ」(66年11月)「屋根の上のバイオリン弾き」(67年9月)

「ミス・サイゴン」(92年5月)「エリザベート」(00年6月)「マリー・アントワネット」(06年11月)「王様と私」(65年4月)「マイ・フェア・レディ」(63年9月)「サウンド・オブ・ミュージック」(65年1月)「回転木馬」(95年)

「ジギル&ハイド」(01年11月)「モーツァルト!」(02年10月)「ラ・カージュ・オ・フォール」(85年)「プリンセス・モリー」(86年3月)「スウィーニー・トッド」(07年1月)「ベガーズ・オペラ」(06年)「ラ・マンチャの男」(69年4月)

「42ストリート」(97年12月)「エニシング・ゴーズ」(89年8月)「アイリーン」(98年5月)「パナマ・ハッティー」(02年3月)「シラノ」(09年5月)「ペテン師と詐欺師」(08年1月)「ミー&マイガール」(03年)などなど、ああ~限がない。

しかも題名だけで調べていくと主催が違ったりして、結構大変な作業になってしまった…。松竹も劇団四季もホリプロもあるし…。ただこうして見ると、東宝のミュージカル俳優は宝塚と四季出身者の多いこと。

ちなみに列挙した作品は、順不同で( )は初演年。さてもう1本、偉大なる作品が「レ・ミゼラブル」(87年6月)です。大~好き!初演から何度も何度も見ています。それができるのは、一定期間で役変わりするから。

また、ダブル、トリプルキャストのおかげです。「レ・ミゼラブル」のトリビア。原作:ヴィクトル・ユーゴー、音楽:クロード=ミッシェル・ショーンベルグ、作詞:ハーバート・クレッツマー、脚本:アラン・ブーブリル&クロード=ミッシェル・ショーンベルグ

製作:キャメロン・マッキントッシュ、潤色・演出:ジョン・ケアード&トレバー・ナン、ロンドン初演:1985年10月バービカン劇場、ブロードウェイ初演:87年3月ブロードウェイ劇場、87年のトニー賞8部門受賞。

今回見るジャン・バルジャン役は、橋本さとしさん。「ミス・サイゴン」や「ベガーズ・オペラ」でも注目。楽しみ~!
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結婚は、上司命令!?

2009-09-05 14:48:03 | 映画
スチュアート・ローゼンバーグ監督、ジェームズ・ブローリン主演「悪魔の棲む家」(79)のリメイク、アンドリュー・ダグラス監督の「悪魔の棲む家」(05)を見ました?ニューヨーク州ロングアイランド・アミティビルで起きた実話を元にしたホラー。

結構怖いです。未見の方はぜひ。リメイク版で主人公を演じたのが、ライアン・レイノルズ。1976年10月23日カナダのバンクーバー生まれ。TVMや未公開の後、マイケル・ダグラスと共演した「セイブ・ザ・ワールド」(03)でメジャーに。

「ブレイド3」(04)や「スモーキン・エース/暗殺者がいっぱい」(07)で、しっかり認識。そのレイノルズが、サンドラ・ブロックと共演!「あなたは私の婿になる」(09)がそれ。「幸せになるための27のドレス」(08)のアン・フレッチャー監督作品。

NYの出版社で、やり手編集長として働くマーガレット・テイト(サンドラ・ブロック)、40歳。バリバリ仕事をこなし、自分に従わない社員は即、クビ!部下から恐れているマーガレットでしたが、ある日、会長から呼び出しが…。

なんと、カナダ人のマーガレットはビザの申請を先延ばしにしていたせいで、国外退去を命じられることに!決してあきらめないマーガレットの犠牲者(?)となったのは、彼女のアシスタント、アンドリュー・パクストン(レイノルズ)。

アンドリュー 28歳は、3年間マーガレットの命令に従ってきたのですが、それは彼の忍耐力の賜物。突然、結婚しろと言われてもぉ~。上司命令に従わなければ、2人ともクビになってしまう。

マーガレットは、結婚を勝ち取るためにアンドリューの故郷アラスカへ。そこに待っていたのは、アンドリューの家族。父親のジョー(クレイグ・T・ネルソン(、母親のグレース(メアリー・スティーンバージェン)、おばあちゃんのアニー(ベティ・ホワイト)。

果たして、マーガレットとアンドリューの結婚は?ラブコメの女王と呼ばれるサンドラも、今年45歳(1964年7月26日生まれ)。ちなみに2005年7月16日、TV司会者のジェシー・ジェームズと結婚。俳優ではありません。

一方のレイノルズは、2008年9月27日女優のスカーレット・ヨハンソンと結婚。次回作は「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」(09)で、デッドプールを演じてます。サンドラ・ファンだし、絶対見ます!
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20年ぶりのボヴァリー夫人

2009-09-04 20:30:29 | 映画
ロシアの映画監督アレクサンドル・ソクーロフ。ご存知ですか?本名アレクサンドル・ニコラエヴィッチ・ソクーロフ。1951年6月14日旧ソ連、シベリアのイルクーツク、ポドルヴィハ村生まれ。といってもよくわかりませんが…。

映画デビュー作の「マリア」(75~88)は2部構成で、1作目の後9年後に2作目が公開されたそうです。脚本も書くソクーロフの作品で、唯一見たのが「エルミタージュ幻想」(02)。それも98年にロシアに行ったことがあったから。

ロシアの映画というと、セルゲイ・エイゼンシュテイン監督の「戦艦ポチョムキン」(25)「イワン雷帝」(44)など。アンドレイ・タルコフスキー監督の「惑星ソラリス」(72)「ノスタルジア」(83)「サクリファイス」(86)など。

ニキータ・ミハルコフ監督の「黒い瞳」(87)「太陽に灼かれて」(94)「シベリアの理髪師」(99)「12人の怒れる男」(07)など。ご覧になりました?ロシア映画をいそいそと見に行く方は多くはないと思いますが、最近は違うかも…。

ソクーロフ監督の名前は聞いたことがあるけど作品は…、という方に。1989年に製作された「ボヴァリー夫人」が、リバイバル公開されるというお知らせ。原作は、フランス人ギュスターヴ・フローベール(1821~80)の1856年の作品。

物語は、フランスの田舎の小さな町トストに住むエマ(セシル・ゼルヴダキ)という女性の人生。厳格な修道院で育ったエマは、年の離れた町医者シャルル・ボヴァリー(ロベルト・ヴァープ)と結婚します。

自分の理想と違う平凡な夫と、平凡な暮らしに退屈したエマはふさぎ込み、夫は妻のために新しい町ヨンヴィルでの開業を決意します。そこでエマは女の子を出産し、新しい生活をはじめたかに見えたのですが…。

原作は出版後、風俗紊乱の罪に問われ、1857年無罪を勝ち取ります。そんな時代なんですね~。イギリスの作家D・H・ローレンスの『チャタレイ夫人の恋人』と同じですね。こちらは1928年の発刊。『ボヴァリー夫人』はそれよりさらに前。

改めて公開されるのは、作者“フローベール没後130周年記念”だから。まだソクーロフ監督作品を未見の方や、『ボヴァリー夫人』を知らない方、いかが?ちなみに衣装を担当したのは、クリスチャン・ディオール。おっ!
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今度は、セガール“剣”

2009-09-03 20:49:21 | 映画
「ハード キャンディ」(05)で監督デビューしたデヴィッド・スレイドの2作目、「30デイズ・ナイト」(07)。アメリカ合衆国最北端の北極圏に位置する、アラスカ州バロウという小さな街。氷点下30度という極寒の地。

市外に通じる道路も線路もない…、しかも隣の街までは128キロもある。ここでは夏になると太陽が沈まない“白夜”があり、冬には反対の太陽が昇ることのない“極夜”がやって来ます。数少ない住民と、突然やって来た襲撃者たち。

映画は、極夜での30日間の壮絶な闘いを描いています。そう、彼らはヴァンパイア。ところで、ヴァンパイアとゾンビの違いは?ヴァンパイアは、人間の血液を吸う吸血鬼などのこと。ゾンビは、何らかの力で死体のまま蘇った人間のこと。

共通するのは、血液。ホラー映画に登場する彼らは、闇を好み、血を求めてさまよい、銀の弾丸や斬首することで死に至らしめることができるとされています。(多説あり)今まで多くの映画などで見てきましたね!

でもこの人にかかったら、メッタ斬りにされてしまいます!それが「斬撃ーZANGEKI-」(09)、その人とはもちろん、オヤジ!監督はリチャード・クルード。街に広がる謎のウイルス。住民の大半が感染し、人々はゾンビと化してしまいます。

感染拡大を恐れた政府は、街の空爆を決定。しかし、そこには感染していない6人の人がいたのです!彼らを救出すべく、“ゾンビ・ハンター”たちが派遣されます。リーダー、タオ(スティーヴン・セガール)率いるメンバーは、生存者のいる病院に潜入。

果たして、空爆時間前に無事に救出できるのか?今度のセガールは、いつもの黒の革コートの下に隠したショットガンと、背中に背負った刃渡り90cmの剣とで敵と闘います。しかし、いつもならテロリストや特殊工作員、または悪徳警官。

マフィアや囚人、邪教呪術師、ミュータント…。ゾンビを倒すには、斬って斬って斬りまくるしかない!やれぇ~、セガール!がんばれぇ~!
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