だって見たいんだもん!

映画と共に生きてきた私。大好きな映画と芝居と絵画をメモします。

ジュラシック・ワールド、オープン!

2015-07-04 21:06:12 | 映画
小説家マイケル・クライトンの作品には、映画になったものがたくさんあります。1966年のジョン・ラング名義『華麗なる賭け』は、68年に映画化。1969年『アンドロメダ病原体』は…

「アンドロメダ…」(71)の原作。1975年の『大列車強盗』は、1978年映画化。1980年の『失われた黄金都市』は、「コンゴ」(95)に。他にも1998年の『スフィア』、1992年の『ライジング・サン』

1993年の『ディスクロージャー』、1999年の『タイムライン』も映画化されているので、ご覧になったかも。そしてクライトンと言えば、1970年の『五人のカルテ』を元にしたTVシリーズ…

「ER 緊急救命室」(94~09)と、スティーヴン・スピルバーグ監督「ジュラシック・パーク」(93)ですね。原作は1990年に発表。ジョン・ウィリアムズのテーマ曲を聞くとワクワクします。

実は、恐竜好き。詳しくはないけれど、たくさんの恐竜が現代に甦るなんて、本当に夢のよう~。映画は大ヒットし、続編の「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」(97)、

ジョー・ジョンストン監督「ジュラシック・パークⅢ」(01)が作られました。リチャード・アッテンボロー、サム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラムがメインキャスト。

あれから14年。とうとう、待ちに待った第4弾が公開。「ジュラシック・ワールド」(15)です。監督は、「彼女はパートタイムトラベラー」(12未)のコリン・トレヴォロウ。未見ですが。

22年前に起きた、イスラ・ヌブラル島での“ジュラシック・パーク”事件。故ジョン・ハモンド(リチャード・アッテンボロー)が夢見た、テーマパーク“ジュラシック・ワールド”がオープンします。

恐竜の飼育員オーウェン(クリス・プラット)が警告したにもかかわらず、パークの責任者クレア(ブライス・ダラス・ハワード)は遺伝子操作による新種の恐竜を誕生させてしまいます。

それは、知能も高く共食いもする凶暴なインドミナス・レックス。ところが、インドミナスが脱走!パークには、クレアの2人の甥っ子もいて…果たして?どうなるの?ワクワク。
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人類の現在、過去、未来。

2015-07-03 21:08:32 | 映画
この作品のチラシを見た時、すご~く深刻なドキュメンタリーかドラマかなと思いました。でもよくよく見たら、第71回ヴェネチア国際映画祭グランプリ、金獅子賞受賞とあります。

それがスウェーデンのヨーテボリ出身ロイ・アンダーソン監督作品「さよなら、人類」(14)です。きっとファンの方はよくご存じだと思いますが、残念ながら知りませんでした。

フィルモグラフィーには、「ベニスに死す」(71)のタジオ役ビョルン・アンドレセン出演「スウェーディッシュ・ラブ・ストーリー」(70)、「散歩する惑星」(00)、「愛おしき隣人」(07)が…

あります。未見です。作品はすべて脚本も担当。さらに本作は、「散歩する惑星」と「愛おしき隣人」と“リビングトリロジー”の最終章となる不条理コメディーなんですと。うむ。

確かに予告編を見ると、風変わりでシュールなブラックコメディです。面白グッズを売り歩く冴えないセールスマン、サム(ニルス・ウェストロブロム)とヨナタン(ホルガー・アンダーソン)。

2人が出会う様々な人々。ワインの栓を開けようとして、心臓発作を起こし死んでしまう男。そんな夫の異変に気付かない妻。臨終の床で、天国まで持っていくと宝石の入ったバッグを…

手放さない老女。船酔いするため、理容師に転職するフェリーの船長。現代のバーに立ち寄るスウェーデン国王率いる、18世紀の騎馬軍など…不思議な物語たち。

サムとヨナタンが目撃するのは、人類の現在、人類の過去、人類の未来。時代が移り変わっても、人間の本質はそれほど変わらないというエピソードは、全部で39シーン。

固定キャメラを使用し、1シーン、1カットで撮影。すごい。その上、すべて巨大スタジオにセットを組み、マットペイントを多用し、膨大な数のエキストラが登場します。馬もね。

構想15年、撮影期間4年の歳月をかけて創り上げた、CGを使わない、アナログ映画。上映時間は1時間40分。第27回東京国際映画祭では、原題の『実存を省みる枝の上の鳩』で上映。
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ドーソンとアマンダの20年。

2015-07-01 21:40:00 | 映画
ラッセ・ハルストレム監督「セイフ ヘイヴン」(13)公開から、もうすぐ約1年半。ネブラスカ州オマハ出身のベストセラー作家、ニコラス・スパークスの8作目の映画作品でした。

1996年から発表する作品は、2013年までに18作品。映画化は、ルイス・マンドーキ監督、ケヴィン・コスナー、ロビン・ライト・ペン主演「メッセージ・イン・ア・ボトル」(99)。

アダム・シャンクマン監督、マンディ・ムーア、シェーン・ウェスト主演「ウォーク・トゥ・リメンバー」(02)。ニック・カサヴェテス監督、ライアン・ゴズリング、レイチェル・マクアダムス主演…

「きみに読む物語」(04)。ジョージ・C・ウルフ監督、リチャード・ギア、 ダイアン・レイン 主演「最後の初恋」(08)。ジュリー・アン・ロビンソン監督、マイリー・サイラス、リアム・ヘムズワース主演…

「ラスト・ソング」(10)。ラッセ・ハルストレム監督、チャニング・テイタム、アマンダ・サイフリッド主演「親愛なるきみへ」(10)。スコット・ヒックス監督、ザック・エフロン、テイラー・シリング主演…

「一枚のめぐり逢い」(12)。そして「セイフ ヘイヴン」となります。どれもドラマチックでロマンチックな作品たち。スパークスの小説は、映画にぴったり。最新作は、2011年発表の…

かけがいのない人」(14)です。監督は、「終着駅 トルストイ最後の旅」(09)や「モネ・ゲーム」(12)」のマイケル・ホフマン。「終着駅」では、アカデミー賞監督賞にノミネート。

ルイジアナ沖に浮かぶ石油採掘基地で働くドーソン・コール(ジェームズ・マースデン)は、爆破事故から奇跡的に助かります。“物事には全て意味がある”と、考え始めるドーソン。

事故直後、人生の恩人で友人のタック(ジェラルド・マクレイニー)が亡くなり、彼の遺言を実行することに。20年前の事件で、別れた高校時代の恋人アマンダ(ミシェル・モナハン)と2人で。

切ない思い出と、甦るある“想い”。果たして2人の再会の意味は?若き日のドーソンをルーク・ブレイシーが、同じくアマンダをリアナ・リベラトが演じます。スパークス作品は、チェックです。
コメント (2)
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