■果樹園芸各論 2009年7月1日
いよいよ、今日から本題の果樹各論の勉強。
農大に着いた時間には、こんなどんよりとした曇り空。
授業が始まると、時折ザーっと降ったり止んだり。
梅雨らしい、湿度の高い一日だった。
![農大 2009年7月1日](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/d3/5dc4c6d2efe20400927100dab5c3b589.jpg)
ここに勉強に来ている人の殆どが、自分の園で果樹栽培を行なっていて、
これから始めようとしている人も僅かにいるようだった。
今日果樹各論の初日、
勉強してみて、これから栽培する人や、私の様な未熟な者には、
栽培を始める前に、熟知していた方がいい事ばかり教わっているように思えて、
とてもありがたい機会だと思った。
【 ブドウの栽培 】
本来は、日本は、ブドウの栽培はあまり適さないという事。
◎ブドウには欧州系と米国系がある
欧州系は、雨に弱く糖度が高く、米国系は、雨に強く糖度が低い。
現在日本の栽培品種の殆どは、これらの交雑種で、両方の良さを取り入れている。
◎生産と消費の特徴
棚施設など開園費用が多い果樹である。
植え付け3年目くらいからかなりの収量が得られ、成園化が早い果樹である。
植物ホルモンの利用の有効な果樹である。←結実向上・早期成熟・種無し化
ワインなど加工利用の多く出来る果樹である。
※日本は特殊で、生食用が殆どでワインにはほんのわずがに活用されている。
◎適地性
・年平均気温:12度以上の地域、4~10月の平均気温が20度以上の地域が適地である。
ピオーネなど着色する品種は、着色初めの時期からの夜温20度以下の地帯が着色が優れる。
この時期に15度以下になる地帯は、着色は良いが成熟が遅れ、糖度が低く酸味が高くなるので、
適地とはならない。
・年間降水量:1600mm以下、4~10月の生育期の降水量800mm以下の地域が適地である。
◎品種
欧州系と米国系による品種分け、2倍体品種と4倍体品種の違いと特徴、
果粒の大きさ果皮色の違いによる品種分け、特徴など、詳しく勉強する。
◎形態
枝、幹、葉、花穂と花の形態、受粉受精、根の形態など…。
◎ブドウの苗木と繁殖
つづく・・・・
いよいよ、今日から本題の果樹各論の勉強。
農大に着いた時間には、こんなどんよりとした曇り空。
授業が始まると、時折ザーっと降ったり止んだり。
梅雨らしい、湿度の高い一日だった。
![農大 2009年7月1日](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/d3/5dc4c6d2efe20400927100dab5c3b589.jpg)
ここに勉強に来ている人の殆どが、自分の園で果樹栽培を行なっていて、
これから始めようとしている人も僅かにいるようだった。
今日果樹各論の初日、
勉強してみて、これから栽培する人や、私の様な未熟な者には、
栽培を始める前に、熟知していた方がいい事ばかり教わっているように思えて、
とてもありがたい機会だと思った。
【 ブドウの栽培 】
本来は、日本は、ブドウの栽培はあまり適さないという事。
◎ブドウには欧州系と米国系がある
欧州系は、雨に弱く糖度が高く、米国系は、雨に強く糖度が低い。
現在日本の栽培品種の殆どは、これらの交雑種で、両方の良さを取り入れている。
◎生産と消費の特徴
棚施設など開園費用が多い果樹である。
植え付け3年目くらいからかなりの収量が得られ、成園化が早い果樹である。
植物ホルモンの利用の有効な果樹である。←結実向上・早期成熟・種無し化
ワインなど加工利用の多く出来る果樹である。
※日本は特殊で、生食用が殆どでワインにはほんのわずがに活用されている。
◎適地性
・年平均気温:12度以上の地域、4~10月の平均気温が20度以上の地域が適地である。
ピオーネなど着色する品種は、着色初めの時期からの夜温20度以下の地帯が着色が優れる。
この時期に15度以下になる地帯は、着色は良いが成熟が遅れ、糖度が低く酸味が高くなるので、
適地とはならない。
・年間降水量:1600mm以下、4~10月の生育期の降水量800mm以下の地域が適地である。
◎品種
欧州系と米国系による品種分け、2倍体品種と4倍体品種の違いと特徴、
果粒の大きさ果皮色の違いによる品種分け、特徴など、詳しく勉強する。
◎形態
枝、幹、葉、花穂と花の形態、受粉受精、根の形態など…。
◎ブドウの苗木と繁殖
つづく・・・・