いよいよ
ゴールデンウイークである。
昨年同様、心弾まぬ
連休ではある。
それでも、
フクシマには
大自然があるから、
海に山に湖に・・・と、
三密を避けて
出かけることができるのは
ありがたい。

買い物&散歩に出かけたら、
いつもの空き地に
アヤメが一輪
凛として咲いていたので、
手折って玄関室礼に活けてみた。
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昨日は
長男フミの誕生日だったが、
亡父が彼の節句祝いに買ってくれた
五月兜を出して、
フミの長男であるリク坊が
来月9日が誕生日なので
それを寿いで
コロナ禍を邪鬼に見立て
それを退治する鐘馗様の軸を掛けた。
これは、
佐々木家代々の家宝で、
自分が生まれた頃から
生家に飾られていたものである。
次男でありながら、
父亡き後には
実家の母と同居したので、
図らずも
本家の当主となってしまった。
ダンゴ三兄弟のうち
誰かひとりでも帰福して
この跡を継いでくれたら、
と思わないでもないが、
彼らの人生だから
支援以外は、
一切干渉しないことにしている。
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同じ空地には
野生のアスパラも生えており、
雑草の間に育っているので、
その生命力は強く、
ポキリと手折ると
断面からは水分が
したたり落ちる。
フレンチでは
「アスペルジュ・ソバージュ」
(野生アスパラ)
として珍重されるものである。
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採りたての新鮮なものを
軽く塩ゆでして、
備前小皿に盛り、
備前の徳利とぐい呑みで
やってみた。
侘びた酒器に
生命感あふれる
エメラルドグリーンが映えて、
「純米大吟醸生酒」が
殊の外いい味わいに感じられた。
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夕餉には
手屑刺身(切り落とし)を
買ってきて、
酢〆にしたり、
漬(づ)けにしたりして
手毬鮨をこしらえてみた。
「臨醐山」という
高級黒酢で酢飯にしたので、
香りがふくよかで
江戸前仕事を施したネタに
よく合っていた。
創ってる途中で
カミさんが仕事から
帰ってきたので、
面白がって自分でも
ラップで茶巾絞りにして
こしらえていた。
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大都市圏を始め、
全土でコロナ禍が
「第四波」に入り、
その8割が変異型に置き換わり、
さらに、二重変異型も出始めた。
60代の死者は
7.3%とはいえ、
その致死率は決して
低いものではない。
昨日は、市内でも
変異株の
急拡大「警戒」情報が
出された。
そして、感染者数も
じわりと
二桁になっていた。
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13億人を蔵する
インドでは、
二重変異型の急拡大で
1日あたり
36万人超えの感染者と
3000人超えの死者がででいる。
医療は完全に崩壊に陥り、
病床も酸素も薬も不足し、
野垂れ死にした人々が
街中のあちこちで火葬されている。
その様を
映像で視ると、
まさに、この世の地獄である。
これが、
今の「油断」と「慣れ」で
気の緩んだ日本の
すぐそにある現実だと、
どれほどの人が
危機感を抱いているだろうか。
いまだに、
緊急宣言下の四都市では、
新年度の飲み会やら
路上飲みが絶えないという。
街への人出も
目に見えて減ってはいない。
それが、歯止めの効かない
等比級数的な感染増加の
数値として、連日、
可視化されてもなのである。
この心理は、
単なる「馴化(Habituation)」という
ストレス刺激への
反応鈍麻(馴れ)だけではなく、
「認知的不協和(cognitive dissonance)」
という"自分だけは大丈夫"感も
働いているようだ。
さらには、
「学習性無力感(Learned helplessness)」
という、長期ストレスの回避困難な環境で
積極的にその状況から逃れようとする
努力すら行わなくなるという心理も
重複して生じているように見える。
こういうのが
極限状況化すると、
日本人は「一億総玉砕」みたいな
気違いじみた集団ヒステリーに
陥った戦時中の過誤がある。
インドでは、
身内を助けたくて
酸素ボンベを盗んだり、
見内を失って
刃物を振るって
医師に八つ当たりした
「追い詰められた人々」を見た。
GW以後、
第四波に歯止めが利かなくば、
いよいよもって、
「ロックダウン(都市封鎖)」が
現実味を帯びてくる。
そして、現行法には、
戒厳令はないので、
「特措法」を更に厳格化して、
大幅に私権を制限したものに
踏み込まねばならなくなる。
3.11レベルの
原発爆発級の大混乱が、
「感染爆発」で
日本全土を襲う可能性すら
現時点ではあるのである。
そしたら、またしても、
東北人が3.11の渦中に
経験したような
遺体を処理しきれずに、
至る処に仮埋葬するような
事態になる。
今のインドが
まさにその状態で、
街々の至る処で
野焼きのように
遺体を火葬している様を
映像で視るのである。
明日は
『感染列島日本』が
そうならないと
誰が太鼓判を押してくれるだろうか。
「Golden Week ?」
「No !!
Black Week !!」
! ε=ε=ε=ヾ(*。>◇<)ノ
ゴールデンウイークである。
昨年同様、心弾まぬ
連休ではある。
それでも、
フクシマには
大自然があるから、
海に山に湖に・・・と、
三密を避けて
出かけることができるのは
ありがたい。

買い物&散歩に出かけたら、
いつもの空き地に
アヤメが一輪
凛として咲いていたので、
手折って玄関室礼に活けてみた。

昨日は
長男フミの誕生日だったが、
亡父が彼の節句祝いに買ってくれた
五月兜を出して、
フミの長男であるリク坊が
来月9日が誕生日なので
それを寿いで
コロナ禍を邪鬼に見立て
それを退治する鐘馗様の軸を掛けた。
これは、
佐々木家代々の家宝で、
自分が生まれた頃から
生家に飾られていたものである。
次男でありながら、
父亡き後には
実家の母と同居したので、
図らずも
本家の当主となってしまった。
ダンゴ三兄弟のうち
誰かひとりでも帰福して
この跡を継いでくれたら、
と思わないでもないが、
彼らの人生だから
支援以外は、
一切干渉しないことにしている。
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同じ空地には
野生のアスパラも生えており、
雑草の間に育っているので、
その生命力は強く、
ポキリと手折ると
断面からは水分が
したたり落ちる。
フレンチでは
「アスペルジュ・ソバージュ」
(野生アスパラ)
として珍重されるものである。
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採りたての新鮮なものを
軽く塩ゆでして、
備前小皿に盛り、
備前の徳利とぐい呑みで
やってみた。
侘びた酒器に
生命感あふれる
エメラルドグリーンが映えて、
「純米大吟醸生酒」が
殊の外いい味わいに感じられた。
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夕餉には
手屑刺身(切り落とし)を
買ってきて、
酢〆にしたり、
漬(づ)けにしたりして
手毬鮨をこしらえてみた。
「臨醐山」という
高級黒酢で酢飯にしたので、
香りがふくよかで
江戸前仕事を施したネタに
よく合っていた。
創ってる途中で
カミさんが仕事から
帰ってきたので、
面白がって自分でも
ラップで茶巾絞りにして
こしらえていた。
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大都市圏を始め、
全土でコロナ禍が
「第四波」に入り、
その8割が変異型に置き換わり、
さらに、二重変異型も出始めた。
60代の死者は
7.3%とはいえ、
その致死率は決して
低いものではない。
昨日は、市内でも
変異株の
急拡大「警戒」情報が
出された。
そして、感染者数も
じわりと
二桁になっていた。
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13億人を蔵する
インドでは、
二重変異型の急拡大で
1日あたり
36万人超えの感染者と
3000人超えの死者がででいる。
医療は完全に崩壊に陥り、
病床も酸素も薬も不足し、
野垂れ死にした人々が
街中のあちこちで火葬されている。
その様を
映像で視ると、
まさに、この世の地獄である。
これが、
今の「油断」と「慣れ」で
気の緩んだ日本の
すぐそにある現実だと、
どれほどの人が
危機感を抱いているだろうか。
いまだに、
緊急宣言下の四都市では、
新年度の飲み会やら
路上飲みが絶えないという。
街への人出も
目に見えて減ってはいない。
それが、歯止めの効かない
等比級数的な感染増加の
数値として、連日、
可視化されてもなのである。
この心理は、
単なる「馴化(Habituation)」という
ストレス刺激への
反応鈍麻(馴れ)だけではなく、
「認知的不協和(cognitive dissonance)」
という"自分だけは大丈夫"感も
働いているようだ。
さらには、
「学習性無力感(Learned helplessness)」
という、長期ストレスの回避困難な環境で
積極的にその状況から逃れようとする
努力すら行わなくなるという心理も
重複して生じているように見える。
こういうのが
極限状況化すると、
日本人は「一億総玉砕」みたいな
気違いじみた集団ヒステリーに
陥った戦時中の過誤がある。
インドでは、
身内を助けたくて
酸素ボンベを盗んだり、
見内を失って
刃物を振るって
医師に八つ当たりした
「追い詰められた人々」を見た。
GW以後、
第四波に歯止めが利かなくば、
いよいよもって、
「ロックダウン(都市封鎖)」が
現実味を帯びてくる。
そして、現行法には、
戒厳令はないので、
「特措法」を更に厳格化して、
大幅に私権を制限したものに
踏み込まねばならなくなる。
3.11レベルの
原発爆発級の大混乱が、
「感染爆発」で
日本全土を襲う可能性すら
現時点ではあるのである。
そしたら、またしても、
東北人が3.11の渦中に
経験したような
遺体を処理しきれずに、
至る処に仮埋葬するような
事態になる。
今のインドが
まさにその状態で、
街々の至る処で
野焼きのように
遺体を火葬している様を
映像で視るのである。
明日は
『感染列島日本』が
そうならないと
誰が太鼓判を押してくれるだろうか。
「Golden Week ?」
「No !!
Black Week !!」
! ε=ε=ε=ヾ(*。>◇<)ノ