『タレガ伝』を読了した。
献呈者名を記した
『アルハンブラの想い出』の
手書き譜もあり、
タレガ本人は、
現行よりも速めの速度で
弾いていたという記述もあった。
あと2か月で
6年間続けた
『復興支援リサイタル』の
あの音楽堂大ホールの
舞台に再び立つことができる。
その期待に
今から胸躍らせ、
その日の「今ここ」の為に、
練習とアナリーゼに
励む毎日である。
小学時代から
人前で数百回は弾いたろう
『アルハンブラ』は
当然ながら暗譜しているが、
それでも、また、
まっさらな白譜を前に
読み直し、弾き直し、して
さらなる理解を深めようと
日々、努力している。
白譜に曲を
最後まで書けるほどに
譜読みと演奏をしてきたので、
理解はしているが、
それでも未だこの名曲を
“ものにした”という実感はない。
それほどに
深淵な曲である。
***
Tちゃん先生から
2009年に造本させて頂いた
お父様の『偲び草』を
あらたに30部お願いされ、
毎日、印刷、製本作業に
勤しんでいる。
原稿はPCファイルにあるので、
プリント・アウトするだけだが、
それに厚紙表紙をつけるのに
常用の『レザック66』の
「ライトグリーン」を
Amazonに発注した。
両面印刷した「本文(ほんもん)」を
大型ステープラーで綴じ、
この厚紙を木工ボンドで貼りつけると
簡易製本ができる。
その後は
綴じ面の天地(上下)と
小口(側面)を
大型カッターで切り揃える。
今回は、
カバーは不必要との事で、
だいぶんと省力化できそうである。
神事に関わる事を
金光教では
「お道の御用」と言うが、
これもまたそうなので、
『奉』という表書きを記して
献納させて頂くつもりである。
*
Amazonで、
金属製のゴールド・コースターが
あったので、
古楽器のローズ(薔薇窓音孔)に
転用してみようと
注文してみた。
大きさも
直径10㎝と
ちょうどよい具合である。
*
ブックオフの
110円コーナーで、
昭和テイストの
グルコミを見つけて読んでみたが、
稚拙な絵ながら
なかなかに味があって
佳かった。
こういう、
シンプル&プレーンな
“脱力系”な筆致は
テンションが緩くて
読んでいて癒される。
*
出汁に使った
干しシイタケに
醤油バターの味を含ませて、
凍み豆腐(高野豆腐)や
パスタ、焼き芋、
コーングリッツのチュイルなどで
ドレッセしてみた。
茶色い煮物のような
一皿になった(笑)。
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