きのうは朝から
ソーちゃんの「棋王戦」
第一局を観戦した。
前日の検分の様子も
録画で見れて、
ホテルに到着しても
きちんスタッフに礼をする彼は
さすがに素敵な青年に見えた。
対局場に
羽織袴姿で向かう姿は、
さながら映画の一シーンのようで、
歌舞伎の大向うなら
「藤井ッ!!」
と掛け声をかけたいくらいである(笑)。
*
対局場では
正式な総礼の前にも、
全員に一礼するのも
彼の見事なマナーである。
それに対し、
渡辺棋王は歩きながら
頭をチョコンと下げるだけだった(笑)。
彼の奥様は漫画家で、
『将棋の渡辺くん』は
学校の図書館で面白く読んだが、
どうも、彼の生態は
ASDっぽいなぁ・・・と感じた(笑)。
きのうの立会人の
青野九段は、
かつて、ソーちゃんとの順位戦で
15分ほど遅刻してきて、
放送開始にも関わらず
なかなか現れず、
視聴者の顰蹙をかった。
厳粛な対局に遅刻してくるなんて・・・
と腹立たしく思ったが、
そんな心掛けだから、
コテンパンにやられた時には
溜飲が下がった。
プロ棋界の人々もそれぞれで、
当然ながら、誰もが
聖人君主というわけでもない。
*
棋戦の昼休には
玄関室礼を「雛飾り」に改めた。
在京中に『高島屋』の
茶道具コーナーで購入した
京都四条派・神沢 亜光の
はんなりした画風が気に入って
四十年来、茶室や玄関を飾っている。
他にも、
立ち雛の色紙が
いくつかあるが、
色彩が強すぎたり、
お雛様の顔立ちが
イマイチだったりで、
これ一択で飾っている。
*
棋戦を観戦しながらも、
工房に丸一日こもって
こつこつと楽器のパーツ造りに励んだ。
まずは、
ネックと指板を
三種つくり、
そのうちの一本を仕上げた。
今日は、
それに合うボディの
ベンディング(曲げ)加工を
しようかと思う。
***
朝方、出勤の準備をしていたら、
K中の教頭先生から電話がきて、
「今日は午後から全員下校になり、
午前中の予約が入ってませんので、
別な日に変更願います」
とのことで、
いきなりオフってしまった。
こういう日も珍しい。
前夜から
「明日は勤務」モードで
今朝も直前まで
「緊張モード」だったので、
降ってわいた「休み」感が
徐々に湧いてきた(笑)。
きのう一日、
棋戦観戦と楽器作りで
外出してなかったので、
きょうは、久しぶりに
山にでも行って
自然にふれてきようかとも
考えた。
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