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大雨の原因の解析によると、
オホーツク高気圧の寒気団に
太平洋高気圧の外側を
台風の影響で発生した
大量の水蒸気を含む
「大気の川」が注ぎ込み
積乱雲が発達して
長時間の大雨となったという。
学生時代に履修した「気象学」では、
こういった解り易いメカニズムでなく、
やたらと数式(微積分)を使った講義で
チンプンカンプンだった。
*
県内の感染者数が
連日二千人越えで、
市内も初めて三百人台となった。
東京・大阪も過去最大数というので、
両方に住んでる息子や孫たちも、
来週のお盆帰省はダメかなぁ・・・と、
心配気分でいる。
*
今朝の朝刊で、
シブコが全英オープンで
「8アンダー」の好発進をしたとあり、
嬉しくなった。
ここ数年、不調続きで、
パッとしない彼女だが、
ここでまた返り咲きしてくれたら、
「推し」の復活で、
気分も高揚するんだがなぁ・・・と、
期待している。
"名誉孫"のソーちゃんは、
九段・五冠・竜王と、
着々とステップ・アップしてるが、
"名誉娘"のシブコは、
鳴かず飛ばずで、
ずっと残念に思っている。
*
夏になると、
なぜか『怪談』が書きたくなり、
そうはいっても、なかなか、
自分が納得できる作品は
安易に創作できないものである。
それでも、
きのうは創作意欲に押されて
"力わざ"で(笑)、
二篇書き上げた。
心理屋にとって
ゾクリとする怖さとは、
「シンクロニシティ(偶然の一致)」と
「不可解/不条理」に尽きる
と思っている。
ところが、
巷に出回ってる噺は、
モンスター的なバケモンだったり、
おどろおどろしい仕立てばっかりで、
ちぃともコワクもない。
教員時代も、
修学旅行のバスんなかで、
後部席の男子ふたりが
互いにコワイ噺をしあってたので、
聞き耳を立てていたら、
「首がポロリと取れた・・・」
だの
「後ろからワッと現れた・・・」
だのと、稚拙極まりない噺に
「こえーっ!!」
とか騒いでいた(笑)。
なので、
最終日の晩に、
男子の部屋で
「これが怪談だ」という
『The・怪談』を
数話してやったら、
全員、超ビビリまくって、
目がテンになって、
しまいにゃ、部屋の四方に向かって
手を合わせて拝んでる奴までいた(笑)。
教員は
万単位の授業時間をこなしているから、
いわば、話術のプロでもある。
「間」「抑揚」「起承転結」
「ダレ場」「クライマックス」「オチ」
・・・などは、演奏理論と実践にも似て、
いかに相手を惹きつけ
恐怖という「感動」を惹起させるか、
というのが語り部としての
『怪談』の妙味でもある。
それを「書き手」として
文字と文章のなかに封じ込めるのは、
また別の作業が要り、
いちど書き出した草稿を
何度も何度も読み直して、
手直しし、リズムを整える。
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