『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

「安全感・安心感・大丈夫感」

2023-08-20 07:27:35 | 家庭文化

 

きのうは、
カミさんは夏風邪で
一日、自宅療養で臥せっていて、
自分は35℃の猛暑日だったので
おとなしく冷房の効いた寝室で
ゴロゴロ過ごしていた。

カミさんは明日から、
自分は明後日から
二学期の勤務がはじまるので、
共に体調を整えておかなくては
である。

*

カミさん共々、
幼稚園来、一度も
学校社会を離れたことがないので、
この夏休みは、
60回目くらいになる。

昭和の子ども時代は、
朝6時から宝林寺での
町内ラジオ体操に参加して
ハンコをもらい、
『夏休みの友』をちょっとやっては、
自由研究の気温・地温・湿度を測定し、
昼からはセミ採りやヌマエビ捕りに
出かけたりしていた。

気象台にも赴いて
気象データを記録してきて
それを何年もグラフ化して
たしか、小4の頃、
賞をもらったような気がする。

科学部にも所属していたので、
将来、理科の先生になったのは、
そのような軌跡の
延長だったのかもしれない。

*

学部生の頃は
生物学科だったので、
カミさん共々、
“生研”(生物学研究会)に
所属していた。

カミさんは「植物班」で
自分は「動物班」だったが、
一年の「新歓登山」では、
磐梯山に登った。

まだ十代だったこともあり、
真夏も今ほど猛暑でもなく、
キツかったが山頂まで
登頂できた。

なので、
裏磐梯で大火口を望むたびに、
よく、あんな稜線を登ったなぁ・・・
と、老人になった今では
信じ難い遠い昔の出来事のように
思われてならない。

*

この夏は、
リク坊とミカママを
初めて連れて
五色沼を訪れたが、
毘沙門沼の岸辺に
蓮の花が咲いていて
意外な発見をした。

*

こたびは、
毘沙門沼の土産店の奥にある
レストランに初めて入ってみた。

観光地なので
あまり期待はしていなかったが、
ただのラーメンと思いきや、
ちゃんとした真っ当な
「喜多方ラーメン」で
しかも美味しくて驚いた。

ミカちゃんも、
それを体験できて
喜んでいた。

リク坊も
「おいしい・・・」
と言っていた。

やはり、
裏磐梯高原も
酒造りの町・喜多方と同様に
「水」が美味しいからなのだろう。

中太麺は、
喜多方ラーメンと同じ
製麺所のものと思われ、
製法も同じとくれば、
美味しいのも納得であった。

もっとも、最近では、
市内の物産館に
ちょいちょい喜多方の店が
出張でやってくるので、
遥々、当地まで訪ねずとも
賞味する機会は増えた。

*

大阪は、今日も
38℃の予報の猛暑日だが、
リク坊一家は
仕事と保育園が始まり、
それぞれ元気にやってるようだ。

ジイジが送った
知育玩具の『キュボロ』では
親子共々、楽しんで
遊んでくれているようである。

*

パパ・ママが
リク坊が大好きで、
ほんとうに愛してるのを
動画からも伝わってきて、
安心している。

それが、当たり前でないのは、
毎年、虐待で亡くなる子が
少なからずいたり、
生育過程でのネグレクトが
わざわいして、学童期・思春期に
心身の不調を訴える子たちを
日常の学校臨床で見ているからである。

その患児・生徒たちには、
SCとして心理療法だけでなく、
「安全感・安心感・大丈夫感」をも
提供してあげなくてはならない。

年の功で、
老カウンセラーになってからは、
どの子も「孫」みたいに思えてきて、
無条件に「愛する」ことが
出来るようになってきた。

最近では、
ご新規の子が来ると
「〇ちゃんが、
いい先生だから・・・
って言ってたんで・・・」
と、友人紹介で
来るケースが増えてきた。

子どもの世界でも
“口こみ”は、
大事な情報源みたいである(笑)。

目の前の一人びとりに、
実意を込めて丁寧に
その悩み・問題・症状と
真剣に向き合ってあげる存在、
それが学校の心理師の
「存在価値/raison d’etre」
なのだろう。

臨床心理学者の
ハイム・ギノットは
「心理療法家は・・・
科学者であれ。
哲学者であれ。
宗教家であれ。
芸術家であれ」
というような事を
言っていた。

まさに、この考えは、
我が意を得たり・・・と、
思わせられた至言である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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