『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

五十七年目の朝

2014-12-06 06:16:00 | ノンジャンル
賜びしわがいのち
 生かされて五十七年
  ただ勿体なし
   今日は生まれ日


今日よりは五十七歳新年度
 われにはじまると
  つぶやきにけり


年寄りにはあらずと思へ
 五十七歳の生まれ日のわれ
  若くはあらぬ

           飄 水



******

昨晩、
赤・白ワインと
自家製ココナツ・リキュールを
飲んだせいか、
今朝はやや二日酔いっぽい
頭痛で目が覚めた。

(=_ヾ)

誕生日の朝だというのに、
仕方なくロキソニン(頭痛薬)を一錠
モーニング・ティーと共に服用した。




今週、
3ケ月に一度の
メンタル・クリニックへ
パキシル(鬱予防薬)を
もらいに出かけたから、
帰りしな、若い女性スタッフから
「お誕生日おめでとうございます」
とバースデイ・カードを
早々と頂いた。

ドクターからカウンセラーまで
スタッフ全員が女性のクリニックらしい
心細やかなサーヴィスである。





昨日は、
かつての女子高生(笑)、
今はオバハン・ママになった
教え子コンビから
好物の「高槻城」という
和菓子が届いた。

去年もおととしも
いろいろ贈ってくれて、
ありがたいこと
この上なしである。


「ギャンブラーは一瞬の楽しみ。
 農夫は一年の楽しみ。
 教師は一生の楽しみ」
というが、
むかし、子どもたちの心に撒いた種が
芽を出し、それに花が咲き、実がなった
ような実感を近頃感じている。



自分への誕プレは、
けっきょくスワロフスキーの
ブルーとローズを仕入れて、
カフリンクス兼ラペルピンに
仕立ててみた。

製品として購入すると
一組5.000円以上するものが、
二種類で1.500円ほどで出来た。



これは
今度のリサイタルでも
使えそうである。

1万円の誕プレ予算が
安くあがったので、
ヤフオクで
ウェッジウッドのカフリンクスを
810円で落札した(笑)。

これは、
ジャスパーウェァという銘陶品で、
我が家にはアキ(次男)が
生まれた1993年に記念に買った
クリスマスのイヤー・プレートがある。

このカフリンクスは
デザインがモーツァルトっぽくて
音楽家として気に入っている。


さっそく、
先日、仕上げたばかりの
ブルーバンドの
ドレスウォッチとコーデしてみた。

この時計も
ヤフオクで機械とバンドを
別々に落札したが
総額800円だった。

ボンビーすれど、
百円単位の品々で
けっこう心の贅沢が
味わえるものである。


貧乏すれど我が家に風情あり
 質の流れに
  借金の山  (´з`) フヒ





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32歳の頃

2014-12-05 08:44:00 | ノンジャンル
かつて、11年間、
「生物の教師」として
在職していた大阪の高校の
同窓会30周年記念パーティーの
ご招待を頂いていたが、
遠方と用務繁多のため
「欠席」とさせて頂いた。

あさって、
体育館で催されるらしいが、
かつての教え子が大勢参加するようで、
フェイスブックを通じて
20数年ぶりに幾人から
連絡を頂いた。

みんなアラフォーになって
社会人、家庭人として
立派にやっているようで
嬉しく感じた。

懐かしくなって、
久しぶりに
書庫から当時の卒アルを
取り出してながめてみた。


1990年の卒アルの
担任した3年1組と
3学年団教員の
集合写真を見て
驚いた。

なんと、今の
アキ(次男)と
ナツホ(三男)の面影に
どこか似ているのである。

当たり前だが、
やっぱり親子は
似るんだなぁ・・・との
思いを新たにした。

この時、32歳で、
ちょうどフミ(長男)が生まれて
1歳になる前である。

なんだかタイムマシンで
教員十年目、
お父さん一年目の自分と
二十数年ぶりに
再会したような気分である。

むかしの自分は
オナカが出てなくて
羨ましい!!

。゚(|||´Д`|||)゚。  



そういえば、
自分のクラスでの授業風景撮影に、
カメラマンが入ってきて、
「みんな自然にふるまえよ」
と言いながら、
カメラを向けられると、
ついポーズを取ってしまい
マネキン人形みたいな
ストップモーションになり、
生徒から
「先生がいちばんカッコつけてるやん」
とツッこまれて笑われた。

(^▽^)>テヘヘ…

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レクイエム

2014-12-04 05:35:00 | ギター
ギターで弾く
この世での最後の曲は?・・・
と、もし問われたら、
迷わずに『アルハンブラの想い出』と
即答できる。

そういう状況が
実際に、3年前にあった。



忘れもしない、
2011.3.11・・・

フクシマ原発が
1号機・3号機と
立て続けに爆発し、
息子たちの口からも
「終わった・・・」
という
絶望の言葉が漏れた。

街は25mSV/hという
高放射線量に晒された。
(1回のレントゲン撮影が
50mSV/hである)

家族共々、
死を覚悟したし、
すでに津波被害では
2万人もの死者が出ていた。

3.15に
この世の最後と覚悟し、
死者を弔う追悼演奏を
レクイエム(鎮魂歌)として
ブログにアップしたが、
それが今も残っている。

http://www.onyx.dti.ne.jp/~yoko-s/alhambra.htm



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ジオラマ

2014-12-03 08:09:00 | 趣味
一昨日、
映画『フューリー』を観て、
久しぶりに2008年頃、
楽天に作っていたサイトを
眺めてみた。

7年前には、
古楽器造りの傍ら、
こんなことにも本気で
熱を入れて遊んでいたんだ、
と我ながら気が多いのに
呆れかえっている。

なにせ、
「ライフ・テーマ」が
「人生を遊ぶ」なので
何かにつけてマイブームが起こると
いっ時、それに熱中してしまう。

今年は、
ドレスウォッチ創りと
ラペル・ピンバッチ創りにハマッた。




高校生の時から
何度もこしらえた、
ドイツ軍のキューベル・ワーゲン。

70年代当時は、
350円だったが、
今は、2.800円もする。

冬に作っていたのだろうか、
初めて冬季戦線色に染めて、
茶漉しでメリケン粉を振って
パウダー・スノーを表現している。




このハノマーク兵員輸送車も
何度かこしらえたので、
冬季カラーに彩色した。

人物もプラモなので、
一体を細かく彩色するのに
小一時間はかかる。

お他人様から見たら、
人生の貴重な時間を
そんなクダラナイことに使って・・・と、
思われるかもしれないが、
嬉々として創っている瞬間こそ
「人生を遊んでいる」ときなのである。

きっと、
大人のドール遊びも
同じ心理であろう。




このバスは
日本の昔のボンネット型を
ドイツ軍の兵員輸送車に
見立てたもので、
「見立て」遊びである。

中にもちゃんと
冬服を着た兵員が着座している。
(芸がコマカイ・・・笑)



引き手ドアの部分は、
歯医者で使うトゥース・ピッカーを
わざわざネットで購入して、
「筋彫り」という技を施し、
その後、「墨入れ」という
薄い塗料を流し込んで
リアリティを追求する。

「神は細部に宿る」
ではないが、
こういうディテールにこそ
モデラーは魂を込めるのである(笑)。

部外者から見たら
ほとんど変質者かキモオタの
領域かもしれない(笑)。

でも、コンサート直前に、
ファミレスでハンバーグが来るまで、
楽譜を見ながら
ゴニョゴニョ独り言をつぶやいたり
フレーズを瞑目して
指先で指揮したりしてる姿だって
十分に妖しいかもしれない。

人間、何かに本気になって
没入している時は、まさに、
「行っちゃってる」
「入っちゃってる」
「逝っちゃってる」
状態になるのだろう。

それを魂理学では、
「スキン・ディープ」の対語として、
「ソウル・ディープ」という
造語を当てている。




モデラー上級者は
AV(装甲車:Armoured Vehicle)の
塗装仕上げには、
なんと、100均で売られている
女性用アイシャドーやチークシャドー類を
「汚し(ウェザリング)」に用いる。

まさに、プラモのお化粧である。


これらの作品は
一つも手元にはなく、
製作を楽しみ、完成後十分に鑑賞し、
ジオラマを撮影した後、
いずれも高額でヤフオクで落札された。



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ミリオタ

2014-12-02 07:11:00 | 映画
今、テレビの番宣でもやっている
公開中の『フューリー』を
劇場で観てきた。

ブラピ主演の
久々の本格的WWⅡの
戦車物である。

劇場で観たWWⅡものでは、
88年の『プライベート・ライアン』以来の
迫力ある秀作だった。

WWⅡ映画は
ほぼすべて観ているが、
これはベスト10に入る作品である。


劇場に妙齢女性もちらほら
来ていたのは解せなかったが、
あるいはブラピのファンなのかも
知れない。

ブラピは
『プライベート・ライアン』の
トム・ハンクスのように、
若者を助けて
自分は死んでいく。




CGなのか実写なのか
定かではないが、
砲撃や銃撃の火線表現が
ビーム光線のように描かれていたのが
斬新で新鮮であった。

ミリオタ(ミリタリーオタク)や
ガルオタ(ガールズ・パンツァー・オタク)
の間では、
スターウォーズのようで
ちゃっちい的なことが
囁かれてはいるが・・・。

それと、一部の
ゴア(Gore:流血)表現が
『プライベート・ライアン』よりも
さらに凄惨であった。

戦争とは悲惨で
あってはならないもので、
その中にも友愛や人間愛はある、
というのが戦争映画の
勘所ではある。

「Fury」は、
ローマ神話の復讐の女神
フリアエ(Furiae)が語源らしく、
「怒り」の意味で、
「filled with fury  激しい怒りに燃える」
「in a fury  烈火のように怒って」
などと用いられる。

劇中では、ブラピが
「戦争は、shitだッ!」
と幾度となく吐き捨てる。





ミリオタとしては、
米軍のシャーマンよりも
独軍のティーゲルの方に
萌える(笑)。

かつて『楽天』で
「WWII ドイツ軍」という
プラモの箱絵や自作ジオラマで
サイトを作ったことがある。
http://plaza.rakuten.co.jp/thm/294482/


今回は、
「HE」という言葉が耳新しかったが、
調べてみたら
対戦車榴弾(HEAT:High-Explosive Anti-Tank)
のことらしい。

実戦でビーム光線のような
軌跡が出るのは、
曳光弾( Tracer ammunition)というのを
用いる場合である。

この弾丸の欠点は、
発射元の位置が推測されて
反撃を喰らうことである。




いつも
ツタヤで立ち読みしている
プラモ雑誌の『アーマーモデリング』の
今月号の表紙が『フューリー』になっていて、
さっそくM4シャーマン製作の
特集になっていた。




昨日、ヤフオクで落札した
アーミー・ピンバッチが届いたので、
先週届いたアイロン・ワッペンと共に
アーミーカラーのシャツとジャンパーに
早速つけてみた。




このジャンパーは
3.11の時、支援物資として
学校に配給されたのものである。

色が色なので、
先生方は誰も着ていないが、
ミリオタ・レイヤーは、
すぐさまこんな風に
アレンジしてしまう。

イーグル徽章は
航空自衛隊の供出品である。





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